9000系電車は,六京旅客鉄道の通勤型車両。なお以下の主要諸元は0/30番台のものである。
六京旅客鉄道9000系電車 | |
9000系の前面 | |
基本情報 | |
運用者 | 六京旅客鉄道 |
製造所 | 船橋重工業赤穂工場 |
製造年 | 2013年〜 |
製造両数 | 現在120両 |
運用開始 | 2014年10月28日 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 直流1500V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 120km/h |
設計最高速度 | 130km/h |
起動加速度 | 3.3km/h/s |
減速度 | 4.2km/h/s(常用) 5.0km/h/s(非常) |
車両定員 | 本文参照 |
全長 | 先頭車:20,200mm 中間車:20,000mm |
自重 | Tc1車,Tc2車:25.8t M1車:32.0t M2車:32.4t M3車:32.2t T1/T6d車:23.8t T2車:25.0t |
全幅 | 2,820mm |
全高 | 4,050mm |
床面高さ | 1,125mm |
台車 | ボルスタレス方式空気ばね台車 電動車:FHI-MB113 付随車:FHI-TB113 |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 FEI-IM113 |
主電動機出力 | 190kw |
駆動方式 | TD継手式中実軸平行カルダン方式 |
歯車比 | 99:16(6.19) |
制御装置 | フルSiC-FET素子VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 回生併用電気指令式電磁直通ブレーキ (全電気式) |
保安装置 | 本文参照 |
地上線用の新車として,また5000系の置き換え用として2013年より製造開始された。通常の10両である0番台が8本,また激しい混雑に対応するため,7,8号車は6扉車となっている30番台が4本現在の時点で在籍している。今後も増備される予定。
車体
車体は船橋重工業の標準車体工法Nexsusの2.0を採用。帯は窓上に青と赤,窓下は青,白,赤の3色を纏う。
内装
こちらも船橋重工業の標準的な内装であり,座席はこれまでの六京の車両で赤系がメインだったものが,塔野高速鉄道などと同じ青系のモケットとなった。
電装品
VVVFインバータ制御装置にSiCを用いた電界効果トランジスタを採用。これにより消費電力が軽減されている。主電動機はIM113(1時間定格出力190kw)を搭載,1コンバータ4モータ駆動の1C4M方式をとっている。
台車
こちらも船橋重工業の車両で当時の標準であったMB113/TB113を履き,歯車比は6.19と標準。