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【まんが王国とっとり】は本当に鳥取県に必要だったのか

鳥取県の人口が52万人割れ、歯止めかからず

人口減の理由はもちろん【まんが王国とっとり】だけが理由ではないことをあらかじめ断っておく。

人口最少の鳥取県、昨年6735人減 過去最大の減少幅、転出やまず
https://www.asahi.com/articles/ASV310655V31PUUB006M.html
2026年3月1日 10時15分
鳥取県の人口は昨年1年間で6735人減少し、記録が残る1955(昭和30)年以降で減少幅が最も大きかったことが、県のまとめで分かった。

鳥取県の人口、戦後初の52万人割れ 20〜24歳が最大流出層
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC206EQ0Q6A420C2000000/
2026年4月20日 18:00
鳥取県は20日、推計人口(4月1日現在)が51万9148人となり、戦後初めて52万人を割ったと発表した。

これらの記事を見るに、鳥取県が定住や移住を目指す若い世代が県外へ流出していることがよくわかる。
"まんがを通して鳥取県の魅力を発信する"、"地域おこしをする"といった取り組みはほとんど意味がなかったということだ。

鳥取県における『名探偵コナン』および『ゲゲゲの鬼太郎』を活用したコンテンツツーリズム、ならびに両作品の名称を冠した地域空港の認知度向上は、観光客誘客の成功事例として広く知られている。注1
しかしながらこれらの施策がもたらした効果は、観光客数の増加という「表層的な数値」に留まっていることが今回の人口減でも明らかである。
巨額の公的資金を投入すれば、一時的な集客効果が得られるのは自明であるが、重要なのはその先の持続可能性である。
観光消費を地域経済の自立的発展や定住人口の増加へと結びつける「第2段階の動線」が構築されない限り、地方が直面する構造的な課題である人口減少に歯止めをかけることは極めて困難である。

参考資料
コンテンツと地域活性化
日本政策投資銀行(DBJ)より
https://www.dbj.jp/topics/region/industry/files/0000027774_file2.pdf

注1
日本海新聞
鳥取県内2空港利用者が過去最高 合計119万人
2026年04月14日
https://www.nnn.co.jp/articles/-/719563
最終更新:2026年05月19日 09:12