【まんが王国とっとり】は本当に鳥取県に必要だったのか
鳥取県の人口が52万人割れ、歯止めかからず
人口減の理由はもちろん【まんが王国とっとり】だけが理由ではないことをあらかじめ断っておく。
これらの記事を見るに、鳥取県が定住や移住を目指す若い世代が県外へ流出していることがよくわかる。
"まんがを通して鳥取県の魅力を発信する"、"地域おこしをする"といった取り組みはほとんど意味がなかったということだ。
鳥取県における『名探偵コナン』および『ゲゲゲの鬼太郎』を活用したコンテンツツーリズム、ならびに両作品の名称を冠した地域空港の認知度向上は、観光客誘客の成功事例として広く知られている。注1
しかしながらこれらの施策がもたらした効果は、観光客数の増加という「表層的な数値」に留まっていることが今回の人口減でも明らかである。
巨額の公的資金を投入すれば、一時的な集客効果が得られるのは自明であるが、重要なのはその先の持続可能性である。
観光消費を地域経済の自立的発展や定住人口の増加へと結びつける「第2段階の動線」が構築されない限り、地方が直面する構造的な課題である人口減少に歯止めをかけることは極めて困難である。
注1
なにがまんが王国とっとりには足りなかったのか
一番の問題は担当の経験不足、取り組みへの熱意のなさではないかと推測する。
本来地元に定着していた昔ながらの祭りや地域おこしへ後から鳥取県が割って入り【まんが王国とっとり】関連事業とした。
そうして形だけの業績を積み重ねたところで県外からの観光客には関係のないことであり、なんの意味もないということを担当者が理解していない。
地方自治体が主催する既存の祭りや催事に対し、後発的に「協力」や「協賛」として名義を連ねる事例は多く見られる。
これらは一見、地域住民および観光客への認知度向上に寄与するように思われる。
しかし、外部の評価者(観光客や第三者)の視点に立ったとき、この手法が正当に評価されるか否かについては、再考の余地がある。
ということである。
「TIGER&BUNNY -The Beginning-」
鳥取と縁もゆかりもない【TIGER&BUNNY】が【まんが王国とっとり】企画に
【農と食のフェスタinせいぶ】が突然【まんが王国とっとり】イベントに
より引用
最終更新:2026年07月21日 09:31