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  • Boys don't cry

アニメキャラ・バトルロワイアル @ Wiki

Boys don't cry

最終更新:2021年09月17日 12:22

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だれでも歓迎! 編集

Boys don't cry    ◆TIZOS1Jprc



昔、"悪いのは私"とよく心の中で呟いていた。

実際、それは便利な言葉だった。
どんな酷い仕打ちを受けても、どんな酷いことをしても、"悪いのは私"と考えていればラクでいられた。
母さんがおかしくなったのは私のせい、アルフが悲しい顔をするのも私のせい、ジュエルシードを集めるために恨みを買っても、全部私のせい。
私がいい子でいれば、ワガママでなければ、もっとしっかりしていれば、うまく立ち回っていれば、余計なことを言わなければ。

あの事件が終わった後、私は自ら進んで時空管理局で嘱託の仕事を受けた。贖罪のつもりで。
義母や義兄に『フェイトは悪くない』と言われたって納得できなかった。
自分を罰することが、罪に対する償いになると、そう思っていた。
私は、確かに悪いことをしてしまったのだから。

けど、もうその時には"悪い"の意味が変わっていたんだと思う。
単なる罪に対する"自分だって傷付いている"という言い訳から。
自分が傷付けてしまった人達と真摯に向き合うための覚悟の言葉へと。

そう、あの言葉を受け取ったときから。

………………………………………………………………………………

「フェイトちゃん、フェイトちゃん」
「え?」

急に名前を呼ばれて、タチコマのポッドの中から地上を見渡していたフェイトは双眼鏡から目を離した。

「ええと……今、お寺の地点から約100m上空にいるんだけど……」
「うん、なら降下して中を調べないと」
「そうなんだけど……。たいへん申し上げにくいんですが……」
「?」

何を躊躇しているのだろう。無駄に滞空していてもバッテリーが勿体ないだけだ。
やがてタチコマは意を決して言った。

「なにやらこの"タケコプター"、調子がおかしくて……。さっきから全然命令を受け付な――――」

丁度その時。
プスンプスンと嫌な音を立てながらプロペラの回転数が落ちていき。
ガクンと一度大きく揺れたきり、タケコプターはその機能を完全に停止した。
空中においては、タチコマには推進力も揚力もある訳が無い。
当然タチコマはフェイトもろとも真っ逆さまに自由落下を始めた。

「うひゃあああぁぁぁ~~~」
「きゃあああぁぁぁ~~~!!」

"推定終端速度:54m/s...推定終端運動量:113kNs..."

墜落まで、5秒。
近場にある20m以上はあろうかという針葉樹の幹の上部に向けて2発ワイヤーを発射。

「ハッチを閉めて!」

墜落まで、4秒。
ワイヤーの先端が2発とも幹の真ん中に命中した。
フェイトはハッチを開放したままS2Uを取り出す。

墜落まで、3秒。
瞬時にワイヤー液が硬化した。
呪文詠唱を受けてS2Uが待機状態から魔法杖に変形する。

墜落まで、2秒。
ワイヤーを操作して、半ば錐揉み状態になりかけていた姿勢を立て直す。
同時にバリアジャケットがソニックフォームに換装される。

墜落まで、1秒。
高度がワイヤーの着弾点より下がると同時に、フルパワーで引き戻す。
落下スピードが急激に減衰。
しかし、幹のたわみが予想以上で速度を殺し切れない――――

「ソニックセイル!」

フェイトの両手足に光の翼が展開。タチコマもろとも魔力フィールド内に押し込む。
強力な上方への加速により、瞬時に落下速度がゼロに。
二人は地上より50cm程上空をしばし浮遊した後、ぽすんと腐葉土に落下した。
重りに耐え兼ねた巨木がみきみきと音を立てて折れ始める。
間一髪だった。

「あ、あぶなかった……」

フェイトはS2Uをカードに戻しタチコマから降り、そのまま地面にへたりこむ。
魔導士にとって飛行魔法は比較的簡単で便利な反面、常に落下の危険と隣合わせ。
それゆえ、空中では安全確認を怠ってはならない。
基礎中の基礎を忘れていた、反省せねば。
と、つんつんとタチコマのマニピュレータがフェイトの背中をつついた。

「? どうしたの?」
「ダメじゃないか。さっきの魔法が間に合わなかったらどうするつもりだったんだい? 僕の中なら対衝撃機能が付いてるから安全だったのに」

褒められこそすれ、叱られる筋合は無い。
ちょっとムッとなる。

「でも、……もしそうしたらタチコマはどうなってたの?」
「相当ダメージを受けていただろうね」
「ダメじゃない!」

ここは少し自分の能力に対する認識も改めてもらおうと、二の句を告げようとしたその時。

忌々しい笑い声が空に響く。
見上げると空を割ってあの仮面の男の映像が浮かんでいた。


◇ ◇ ◇


哄笑だけを残して男の姿が消えていく。
フェイトは先ほどの放送の内容を反芻した。

彼女の友人は一人として名を呼ばれなかった。
結構な事だ。
状況は依然絶望的だが、そうでも思わないとやってられない。

そして死亡者数は前回の時のほぼ半分にまで減った。
結構な……事なのだろうか?
予想していたより少なかったからと言って、素直に喜べることではない。
そして、最後の方で呼ばれた二人の名前。
草薙素子とバトー。
確か、彼らはタチコマの……。

フェイトはおそるおそる振り返った。
タチコマは、ただそこにたたずんでいた。

「……タチ、コマ?」
「うん?」

なんだい? とタチコマはフェイトの方にセンサーを向けた。

「キミの友達の名前は呼ばれなかったみたいだね。侵入禁止区域も確認したし、そろそろ行こうか」

そういうと目的地の寺に向けてガショガショと歩き始めた。
いつもの口調。悲しみなど微塵も感じられない。
ゆえにフェイトの不安はますます募った。

「悲しく……ないの?」
「何が?」
「あの……タチコマの仲間が死んじゃったこと」

言ってしまってから、無神経だったと恥ずかしくなって顔を伏せる。

「うーん、どうだろう?」

タチコマはセンサーユニットを捻った。

「以前よりは、なんとなく"死"について理解できるようになったとは言え、僕は半不死だからね。人間の死に対する観念に共感できないから……。
もちろんバトーさん達と相互にコミュニケートできなくなった事を"イヤな事"と認識してはいるけど、それを悲しいというものなのかな……」
"半不死"という言葉がなんとなく引っかかる。

「タチコマは、死なないの?」
「うん。基本的に記憶は二重構造だし、たとえ大破してもメモリさえ無事なら、それを新しい機体に移せば完全に元の個体と同一になるよ」

記憶だけ移したところで、それは果たして元のタチコマと言えるのか。
自身の出自故か、フェイトには納得できなかった。
再生は別れの悲しみを癒しこそすれ、完全に無くせる訳では無い、フェイトはそう思う。

言い返したい。
それは間違っていると伝えたい。
でも、何と言えばうまく伝わるのか。
考えてもタチコマを納得させられるような言葉が見付からなかった。

しばし無言で二人は歩く。
寺は着地地点から数十メートル程のところだった。
山門の代わりに何故か鳥居が入口に建てられている。

『椎七寺』

そう大書された板を二人して見上げた。
こんな状況でつまらない冗談をかます神経に、フェイトは呆れ果てる。

「これはひょっとすると、マップのC-7エリアと椎七を掛けているのかな?」
「そーなんじゃないかな」

精神的に疲れたフェイトは、普段よりいささかぞんざいに答えると寺の引き戸に手をかけた。
こんな所になのはが籠っているとは考え辛いが、ひょっとしたら休憩しているのかもしれない。

「開けるよ」
「あっ! タンマ――――」

既に足を一歩踏み入れた状態。
頭上に気配を感じて見上げると、子供ぐらいのサイズの物体が何個かこっちに向かって落ちてくる。
とっさに飛び退くと、さっき居た辺りを陶器制の人形が雨あられと降り注いだ。
人形は木端微塵に砕け散り、破片が辺り一面に舞うが、防御が必要なほどの勢いは無い。
一瞬安心して気を抜きかけるフェイトに、左側面から猛烈な勢いで何かが迫る。

避けられない――――!

目を瞑って身を硬くするフェイトの頭上を、ひょいと巨大な機体が飛び越し盾となる。
飛翔物は3つともタチコマの装甲に弾かれ、一つは壁に突き刺さって止まった。

「ど、どうなったの……」
「トラップだよ、二段構えの。頭上の奴は囮だね。本命はこっち」

タチコマは壁から竹槍を引き抜いた。

「……竹?」
「うん。空洞に小石と土を詰めて重量を増やしてある。人間の筋肉位なら貫通できるかもね」

良く見ると扉には細いロープが張り付けられており、左手の繁みまで延びている。
タチコマが繁みをかき分けると、すぐにそれは見付かった。
連動式のボウガン。材料は竹と紐と重りの石だけ。
これだけの材料で満足に動作するトラップを設営した犯人に、タチコマは感心した。

赤外線で辺りを見渡すがそれ以上仕掛けらしき物は発見できなかった。
ボウガンを踏み潰すとそのままフェイトの待つ寺の扉の前に戻った。

「やあ、お待たせ」
「うん……それより、さっきので怪我とかは大丈夫なの?」
「? キミは特に怪我してないみたいだけど?受動神経系にバグでも生じたかい?」
「そうじゃなくて! タチコマが……」
「ああ。それなら問題ないよ。アルミ合金とセルロースじゃ強度が段違いだからね」

言うが早いかさっさと寺の中に入ってしまう。フェイトも慌ててそれに続く。
寺の中はさっき頭上から落ちてきたものと同じ遮光型土偶で埋めつくされていた。
悪趣味極まりない。

「あんまり物と接触しないようにね。罠があるかもしれないし」

巧みに土偶を避けながら奥まで進んでいるタチコマに声を掛けられる。
それから10分程二人で慎重に家探しをしたが、使えそうな物は全く見付からなかった。
フェイトは、仏壇をひっくり返した上で仏像まで手に掛けようとしているタチコマに声をかけた。

「長居しても仕方がないし、一度外に出てお昼にしよう」

境内まで戻り一息つく。
フェイトはパンと水を、タチコマはオイルをとる。
味気の無い食事だった。
パンを半分ほどかじったところで、フェイトはぽつりと口を開いた。

「タチコマは、もっと自分を大事にするべきだと思う」

既に燃料の補給を終えたタチコマのセンサーが少女に向けられた。

「きっとタチコマだって、いなくなったら悲しいって思う人がいると思う。
人間だからとか機械だからとか、そういうのは関係ないよ。だから……」
「ありがとう」

はっとしてタチコマを見上げる。
ジェスチャーのないその機体からは表情を読み取ることが出来ない。

「キミは僕の事を心配してくれていたのかぁ。いま、やっと判ったよ」

さあっ、と風が凪いだ。

「でも、言ってしまえば余計な御世話、かな?」
「え?」
「僕の自己保全の権限は人間より低いって決まっているんだ。それを覆したいとは思わないようにプログラムされてるし。
それに考えてもごらんよ。仮にあらゆるプライバシーを侵害できる偵察能力と、人間をミンチにできるパワーを持った思考戦車が自己の保全を優先するようになったらどうなるか。社会はメチャメチャになるよ」
「タチコマはそんなこと――――」
「できるよ。命令があったら、そうする。そこで悩んだりしないし、対象に同情して傷付いたりもしない」

フェイトは再びうつむいた。
きっと彼らが生きる社会は自分達のそれ以上に厳しい物なのだろう。
自分なんかがタチコマの生き方に口をはさむのは、軽率なのかもしれない。

「それに、さ」

タチコマは続けた。寂しさなど微塵も感じさせない、いつもの口調で。

「僕達は何も生み出せない。次の世代に受け渡せる新しい価値を創り出すことが出来ないんだ」
「価値を……生み出す……?」
「うん。きっと、それが出来るのはキミ達ゴーストを持った人間だけだよ。僕達にできるのは、記憶することと破壊することだけ」
「コピーができるんじゃ……」
「それは創造とは呼べないよ。ただ増え続けるだけならウィルスにだってできる。自らを知り、他者を知り、その同一性と差異を定義して全く新しいネットワークを構築するのは凄いことだと思う。
けど、その可能性を踏みにじり、自分の価値を押しつける人達も居るんだ。ギガゾンビのようにね。彼は殺し合いに価値を見出しているみたいだけど、その為に79人分の価値を侵害していい訳がない。
それらを排除するのも九課の仕事さ。前は何も考えずにただ命令に従ってたけど、いまではその可能性を守るために自分の存在を懸けるのも悪くないって思う。
僕が自己保全を優先しない理由がそれじゃ、ダメかな?」

フェイトはようやく理解できた。
タチコマは人間ではなく機械なのだ、どこまで行っても。
その機械ならではの純粋さで世界を見ている。
"親に従わされる"理不尽を嘆いて目を閉ざしてしまうのでなく、自分の出来る範囲で聞こえない声にまで聞き耳をそばだて、自分のやりたいことを知ろうとしているのだ。
人間は、きっと一人ではそんなことは出来ない。
きっと目を閉ざし、耳を塞いでしまう。かつての自分の様に。
それが出来るのは、きっとタチコマが機械だからだろう。

でも。
例えばバルディッシュは人間じゃない。
アルフだって厳密には人間とは違う。
けれど彼女らを蔑ろにしていいとは、決して思わない。
彼女たちは生きている。
だから、きっと、タチコマだって生きているに決まっている。
その思いを、フェイトは最後のパンのかけらと一緒に飲み込んだ。

「あと、いつだって男の子は女の子を守るものさ」

おどけてタチコマはそう締めくくった。
フェイトは少し吹き出す。
タチコマに性はない。その概念すらよく判っていない。
しかしそれを冗談のネタにするセンスは持ち合わせている。
それに"男の子なんだから"というフェイトの認識に乗ってみたいと、なんとなく感じていた。

「もう、行こうか。僕は少佐達が遺したネットワークを探さないといけない」
「ネットワーク?」
「この状況を制圧するための人材、物資、あと何と言っても電脳に記録された情報を遺しているはずだよ。これが無駄になったら、彼らは本当に死んでしまう。きっとそれらは人の集まる市街地にあると思う。
でも、なのはちゃんがそこにいるとは限らないね。辺りを探せば誰かいるかもしれないけど」
「なのは達がいたら私を避ける理由が無いよ。それに、なのはもきっと街の方にいると思う」

そう、彼女なら積極的に事態の解決に向けて動いているはず。そういう子だ。

「とりあえず山を降りてみよう」
「いえっさー!」

ぴょこんと敬礼の真似をする。
"Sir"ではなく"Ma'am"が正解なのだが、フェイトはあえて訂正しない。
相棒の口癖を思い出して彼女は微笑んだ。


◇ ◇ ◇


沙都子は水色のロボットが見えなくなったのを確認すると、ほうっと息をついた。
同時に忘れていた恐怖がぶり返し、ガタガタと震え始める。
予想外だ。
あんなバケモノ相手では、自分の作ったトラップなど豆鉄砲も同然。
もしアレが戻ってきて自分に襲いかかって来たら。
そう思うと生きた心地がしない。
生き残るにはあんなのも倒さなければならないのか。

そういえば、自分と同じくらいの歳の女の子が側に居た。
姿を現して申し出れば、自分も保護してもらえたかもしれない。
でも、もしトラップを仕掛けたのが自分だとバレたら、そう思うと足がすくんで動けなくなった。

だけど、いつまでも座り込んでいる訳にはいかない。
にーにーは、ここにはいないのだ。
生き残るためには、強くあらねばならない。

沙都子は立ち上がった。
もっと、トラップを作らねばならない。
もっと沢山、もっと強力なものを。
ボウガン程度では大怪我をさせるのがせいぜい。あのロボットは疎か大人に襲いかかられたら、ひとたまりもない。
他の部活メンバーは未だ生き残っているのだ。自分も最後まで生き残ってみせる。

寺に戻る途中、ふと見ると何かの箱が転がっている。
そういえば、あのロボットが落下している最中に何かを落としていたような気がする。
近付いてみると、何かの薬箱のようだ。

「なんですの……」


◇ ◇ ◇


少女を載せ、タチコマは山を下りる。
フェイトはハッチを開いて身を乗り出し、双眼鏡で辺りを見回す。
だから、搭乗席内のモニタが明滅していることに気付かない。

――――renewing LTM...
    〈長期記憶野更新中〉

――――mv file "Motoko Kusanagi" & "Batou",division "alive" to "lost".
    〈"草薙素子"と"バトー"の項を分類"生存者"から"行方不明者"に移動〉

――――cp file from STM,"Fate T Haraoun".
    〈短期記憶野より新項目追加、"フェイト・T・ハラオウン"〉



【C-7 1日目 日中】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:全身に軽傷、背中に打撲、決意
[装備]:S2U(元のカード形態)@魔法少女リリカルなのは、双眼鏡
[道具]:支給品一式、西瓜1個@スクライド、NTW20対物ライフル@攻殻機動隊S.A.C(弾数3/3)
[思考]
1:下山して市街地に入る。
2:双眼鏡を使い、タチコマに乗って他の参加者を探す。
3:カルラの仲間に謝る。
4:自分の友人とタチコマの仲間との合流。
5:眼鏡の少女と遭遇したら自分が見たことの真相を問いただす。
6:放送で言っていた"身動きの取れない参加者"が気になる。
基本:シグナム、ヴィータ、眼鏡の少女や他の参加者に会い、もし殺し合いに乗っていたら止める。

【タチコマ@攻殻機動隊S.A.C】
[状態]:装甲はぼこぼこ、ダメージ蓄積、燃料満タン
[装備]:ベレッタM92F(残弾16、マガジン15発、マガジン14発)、タチコマの榴弾@攻殻機動隊S.A.C
  タケコプター@ドラえもん(故障中、残り使用時間6:25)
[道具]:支給品一式×2、燃料タンクから2/8補給済み、お天気ボックス@ドラえもん、西瓜47個@スクライド
  龍咲海の生徒手帳、庭師の如雨露@ローゼンメイデンシリーズ
[思考]
1:下山して市街地に入る。
2:フェイトを彼女の仲間の元か安全な場所に送る。
3:トグサと合流。
4:少佐とバトーの遺体を探し、電脳を回収する。
5:放送で言っていた"身動きの取れない参加者"が気になる。
6:自分を修理できる施設・人間を探す。
[備考]
光学迷彩の効果が低下しています。被発見率は多少下がるものの、あまり戦闘の役には立ちません。
効果を回復するには、適切な修理が必要です。
タケコプターは最大時速80km、最大稼動電力八時間、故障はドラえもんにしか直せません。
二人はエルルゥの薬箱を落とした事に気付いていません。


【C-7、寺付近 1日目 日中】
【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:右足粉砕(一応処置済み)
[装備]:スペツナズナイフ×1
[道具]:基本支給品一式、ロープ、紐、竹竿他トラップ道具、
  エルルゥの薬箱@うたわれるもの(筋力低下剤、嘔吐感をもたらす香、揮発性幻覚剤、揮発性麻酔薬、興奮剤、覚醒剤など)(落下による破損の度合は不明)
[思考・状況]
1:生き残ってにーにーに会う
2:寺の内外に罠を張り巡らせ、ここに来る者を仕留める(ガッツやみさえでも構わず仕留めるつもり)
3:部活メンバーとは会いたくない


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Back:さよならありがとう Next:ゴーゴーメガネ! ゲイナーくん

投下順で読む

Back:さよならありがとう Next:ゴーゴーメガネ! ゲイナーくん

159:黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 フェイト・T・ハラオウン 173:ぶっ飛ばせ! レヴェッカさん
159:黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 タチコマ 173:ぶっ飛ばせ! レヴェッカさん
138:ハードボイルド・ハードラック 北条沙都子 196:「ブリブリーブリブリー」

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