ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1015 酔っ払い
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ankoss
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ふーむ、飲みすぎた。
流石にフラフラする、何とか家に帰れれば良いが…
「にんげんさん!れいむはシングルマザーなんだよ、かわいそうなんだよ!だからあまあまをおいていってね!!」
こんな時間にゆっくりに遭遇するとは…
確かこいつはれいむとか言う奴だな、しんぐるまざーとか言ってたか?
ゆっくりは良く知らないんだよな…
「なにしてるの?さっさとあまあまもってっていってるでしょ?おちびちゃんがおかなをすかせているよ?」
「おかーしゃんはおこるとこわんだよ!おとなしくいうことをきいてね!さっさとゆっくりさせてね!」
ふーむ、こいつ等腹でも減っているのか?
いつもなら相手にしないんだが、今日は酒が入っているので気分が良い。
「お前らはぁ、お腹が減っているんれすか~?」
「そういったでしょ?わからないの?ばかなの?しぬの?」
「ばーきゃ、ばーきゃ!」
「……ふーむ、よし、おにーさんについて来なさい、奢ってやろふ!」
「なにいってるの?とうぜんだよ!」
「ゆわーい!おかーしゃんがにんげんにかったんだね!おかーしゃんはつよいね!」
「大将!まだやってる~~~?」
「いらっしゃい!まだやってるよ!」
「ここはなんだかあたたかいね、ゆっくりできるよ、きにいったよここを「お客さん、それゆっくりですかい?」ゆゆ?」
「ええ、なんか腹減ってるみたいなんれ、なにかあまいものでもつくってくらさい、あとビール!」
「あいよ!」
何だか、このれいむとか言うのが不機嫌そうにしているけど、たぶん酔っているせいでそう見えるのかもしれない。
とりあえず、こいつを持ち上げてカウンターの椅子に乗せる、れいむの頭には同じ形の小さいのを乗せておく。
途端に機嫌が良くなったのか、歌かなにか良くわからない雑音を撒き散らしている。
…よく見ると、かなり汚い。
「はい、おまたせ!ビールと、カルーアミルクね」
俺はビールを一杯飲んでから、この薄汚れた親子に出された酒を飲ませることにする。
こいつらには手がない上に、何よりこのままでは、完ターのコップに届かない。
「ほら、飲ませてやるから口を空けろ」
「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ、それくらいやるのがとうぜんなんだよ!」
なんか無駄に偉そうだな。
まあ、そう言って間抜け面で大口を開けるこいつの口にカルーアミルクを流し込む。
「ゆゆ!あまーい!しあわせー!ゆっくりできるよ!もっとちょうだいね!!」
「ほら、小さいのも口を空けろ」
「ゆわーい!はやくのませてね!!」
「なにしてるの?れいむのほうがさきにきまってるでしょ?おちびちゃんはがまんしてね!」
「なに言ってるんら?まだまだあるから欲張るんじゃないよ!」
そう言って子供の方にも飲ませてやる。親子ともども大満足の様子だ。
更に追加をせがむのでもう一つ同じものを注文する、俺もビールとつまみを頼む。
2杯目のカルーアを半分ほど飲ませたくらいに変化が起こった。
「ゆぺろぽっぽ~♪れいみゅなんだきゃたのしいよ~♪くーる、くーるおめめがままままるるるるー♪」
「ゆふ~ん!おちびちゃんもだいまんぞくだね!れいむもゆうしゅうなどれいがてにはいってごきげんだよ!」
どうやら子供の方は酔いが回ったらしい、親の方もご機嫌なようだが…
今こいつは俺のことを奴隷と言ったのか?何だか少しイライラしてくる。
どうもこのままでは絡み酒になってしまう、良くないなと思いつつも絡んでしまう。
「今君は俺のことをどりぇいと言ったのれすか?……俺は会社のどりぇいになったつもりはありましぇん!!」
「なにいってるのこのどれいは!れいむのどれいにしてやったのに、たいどがわるいよ!」
「態度が悪くて結構ですー!おら!そんなことよりもっと飲め!!」
「なにするの?ふがやべべ!ぶごぼぼぼぼぼっ!ぶばっ!やべろぉぉぉ!!」
「こら!吐き出そうとするにゃ!勿体無い!これだって俺がはちゃらいて稼いだお金なんだぞ!!」
そう言って飲まされた物を吐き出そうとするれいむの口を無理やり押さえる。
気が付いたらビールが無くなっていた、どうやら間違えてビールを飲ませてしまったらしい。
れいむが必死に揉み上げをピコピコしながら泣いている。その頭の上では愛も変わらず楽しそうにしている子れいむ。
「ゆんゆんゆ~ん♪ゆっぴょろぽ~♪ゆゆっ!おきゃーしゃんもたのちぃちょーれーみゅもまきぇないよーぷ!」
親の必死の形相が楽しそうに見えたのか、子れいむも親の真似をしてピコピコやり始める。
何だかその様が面白くなって、ついつい追加のビールを2杯頼んでしまう。
親れいむの方もようやくビールを飲み込んだようなので手を放してやる。
「ぐむむっ!ぷはっ!ゆげっぷ!ゆげぽっ!ゆふふ~ん♪ぺっぽろぽ~♪おしょりゃをと~んでるみみみみたい~♪」
「ゆ~ぴょぽっぽ~♪ゆふふふふ!ゆけけけけ♪ゆっころろ~ん♪」
うーむ、何だか俺も楽しくなってきてしまった。今夜はとことん行ってみるかな。
そんな事を考えていると、追加分のビールが出てきた。
その内1杯をこの親子に無理やり飲ませる。
「ゆぺぺぽぽ~ん♪ゆご?!ふごごごごっ!ぶもももにががっ!むむむ!…ゆっぱらぴ~♪」
「ゆんゆんや~♪ゆむ??ごばばばばばっ!にぎゃ~い!むぐぐっ!……ゆぺぽぽぽ$%&’@+*…」
「はっはっは!もっと飲め~♪もっと酔え~♪」
こうして夜は更けていった。
「う~ん、頭が痛いな………なんだこりゃ!」
どうやらあの後何とか家まで帰ってきたようなのだが、玄関に入った所で眠ってしまったらしい。
問題は手に握られたこれである。気持ち悪い感触に気が付いてそれを見れば…
どうやらそれは昨日の子れいむの様なのだが、握りつぶしてしまったのか目玉が片方飛び出し餡がもれている。
尻と口からも同様に餡が飛び出しており、だらしなく舌を出して死んでいた。
とりあえず気持ちが悪いそれを捨てると、親の方を捜すが何処にも見当たらない。
ふと振り向くとそこには口から餡を吐き出して潰れている醜い饅頭の姿があった。
どうやらこれを枕代わりに眠ってしまったらしい………
よく見るとこのれいむ親子はかなり薄汚れていて汚かった。
よくこんな奴等に酒をおごり、家までお持ち帰った上に枕に出来たものだ。
酔っ払いは恐ろしいと我ながに思うのだった。
数日後…
今日も飲みに誘われてしまった。
少し千鳥足気味で家に帰ろうとしていたら、道端で泣いているゆっくりに遭遇した。
この前のれいむとか言うのとは違い、黒い帽子を被ったやつだ、確かまりさとか言う奴だったかな?
「ゆびゃぁぁぁん!おにいさぁぁん!どおしてまりさをすてたのぉぉぉぉ!!おなかすいたよぉぉぉ!!」
「…うーむ、なんだお前?捨てられたのら?」
「ゆびゃぁぁぁんゆんゆん!……ゆぅ?!おにいさんはだれ?まりさをゆっくりさせてくれる?」
「誰れもいいだろ?それより腹減っているのら?それなら奢ってやってもいいぞ」
「ゆん!何か食べさせてくれるの?ゆっくりできるよ、おにいさん!!」
「大将、人間一名ゆっくり1匹あいてる?」
「いらっしゃい!…今度はちがうゆっくりですね…どうぞ、空いてますよ」
「ゆわーい!あかるくてあったかいよ、それにいいにおいもするよ」
「えぇっと、ビールと焼き鳥5本ねーあろは…この前のかるーらミルクね」
「あいよ!」
注文の品が出てくるまで、この捨てまりさの身の上話を聞いてやった。
なにやら金バッチゆっくりとか言う物らしく、普通の飼いゆっくりとは違い偉いんだとか。
野良のゆっくりを家に連れ込んだら飼い主が怒り捨てられたとかで、
番になるはずのゆっくりにも逃げられたそうだ。
で、食べ物も寒さを凌ぐ様な場所もなく途方にくれて泣いて居たんだそうだ。
「…だからまりさは、かわいそうなゆっくりなんですぅぅぅぅ……おにいさん、まりさかってね?」
「ほい、おまち!ビールとカルーアと焼き鳥ね」
「まあ、とりあえず飲め飲め…腹減ってるなら食え食え…」
「ゆーん!ちゃんとはなしをきいて……ゆゆっ!これあまーい!しあわせー!ゆっくりできるよー♪」
この前のゆっくりよりは、態度が良い気もするが何だか厚かましい奴だ。
こういう態度だったから捨てられたんじゃないのか?
そう思うと、何だか説教したくなってきた。今日も悪い酒になってしまう。
「ぷはーっ!いいですかまりしゃ君、君のそういう厚かましい態度が、
きゃいぬししゃんに捨てられる原因なのではないですか?それではいけましぇんよ!」
「ゆべぇ!おにいさん、いきがくさいよ!どおしてそんなこというの?まりさはとくべつなゆっくりなんだよ?」
「そんなことありましぇん!ゆっくりはみな平等です!特別も糞もありましぇん!金バッチも野良もぜぇぇんぶ同じだぁ!
ほら、ウダウダ言ってないで飲め、これも食え!」
「ゆん!なにいってるの?まりさはとくべつ……あまーい!ほっぺたがおちそうじぇ~♪…むぐむぐ…
なにこれ?おいちー!…まりしゃきもちよくなってきちゃよ~ゆろぽぽぽぺ~♪」
「気に入ったか?それは焼き鳥しゃんでーす、ほら、もっと飲め!もっと食え!」
「ゆわぁぁい!おにいしゃんだいちゅきー!やきとりしゃんもだいしゅきー!…ゆぺぽろろんっぱっぱぺろももも~♪」
「…大体、ゆっくりというのはデスね………」
こうして夜は更けていく…
「あー気持ち悪い、飲みすぎた…」
「ゆっぽろぴょ~ん♪おにーしゃんだいじょーびゅ?きゃおいろがわるいのじぇ~♪」
店を出てから少し歩いていたらふいに気持ち悪くなってきた。
流石に飲みすぎたらしい、なぜかまりさも俺の後をつけてくる。飼って貰える気で居るのだろうか?
………っと、流石に限界が来てしまった。
俺は不意にまりさの帽子を奪い取ると、そこに居の中の物をぶちまけた。
オレオレオレオレオレオレオレ…※細かすぎて伝わらない物まね風にお願いします
「ゆっぽぽろ~…ゆん!なにするのじぇ!おぼうしかえしぇ!かえし……………なにじでるのぉぉぉぉ?!」
「いやー悪い悪い、思わす…オレオレオレ……丁度良い袋があったから……オレオレオレ…まあ、気にするな…」
「ゆわぁぁぁん!まりしゃのすてきなおぼうしがぁぁぁ!!おにいしゃんのばかぁぁぁ!」
おかげで大分楽になった俺だが、まりさは必死に俺に体当たりしている。
こんな汚い帽子ごときでそこまで怒る理由が良くわからないが、とても大切な物だったのかもしれない。
謝罪しようかと思っていると、今度は俺のズボンに噛み付いてきた。
「このばきゃぁぁぁ!おぼうしがよごれちゃっだよぉぉぉ!!もうこれじゃゆっくりできないぃぃぃ!!!」
噛み付きながらどうやって喋っているのかは知らないが、ズボンを汚された事に段々腹が立ってきた。
「…こら!噛むんじゃない!まったく汚いな…まあ、帽子を汚したのは悪かったかもしれないが、
飯を食べさせてもらってその態度は何でしゅか!そんなゆっくりだから、お前は捨てられたんだじょ!!」
「ゆびぃぇぇぇぇん!こもばかおにーさん!どおしてそんなこというのぉぉぉぉ!!
まりさはとくべつなゆっくりなんだじぇぇ!!ゆっくりしてただけなのにぃぃぃぃ!!!」
「そういう態度がいけないんだよ、それが解らないのはアホだからだ!ゆっくりって皆こんなもんなのか?」
「ゆっぎぃぃぃ!このばかおにーさん!まりさがせいさいしてあげるのじぇぇぇ!!」
そう言ってまりさは激しい剣幕でぶつかって来た、まあ、悲しいほどに痛くないが。
それでも必死にポヨンポヨンとぶつかってくる姿を見ていると段々イライラしてきた。
……で、思わず蹴ってしまった。
ドガッ!「ゆんべぇ!」
意外と軽い蹴り応えであったが、まりさはボールのように吹っ飛びゴミ捨て場の方に転がっていった。
運が悪かったようで夜の内に出してあったゴミ袋に頭から突っ込んだ。
運が悪いときは重なる物だ、なんとゴミ袋は野良猫にでもやられたのか、袋が破れておりまりさはゴミにまみれた。
「ゆげぶ!…いだぃぃ!くざいぃぃ!ゆっくりでぎなぃぃぃぃ!!」
「…ったく!…ゆっくりする事しか考えてないのか?……あーそういえば、奢ってやったのに礼の一つも聞いてないな」
そう考えたらさらにイライラしてきた。
べつに俺が好きで奢ってやったわけだから感謝されなくても良いが、
自分が優秀みたいなこと言ってるくせに感謝も出来ないこいつに頭が来た。
飼い主が捨てた理由も良くわかるというものだ。……そうだ、良いことを思いついた。
「そうだ、そんなに帽子が大事なら返してやるよ…」
そう言って俺は未だにゴミの中で、もがいているまりさにゲ○入りの帽子を被せてやった。
「?!ゆぼべぇ?!なにごれぇぇぇ?!くざいぃぃぃ!ひりひりするぅぅぅぅぅ!!」
「何ってそりゃお前の帽子じゃないか、大切ならしっかり被っておけよ…じゃあな!」
「ゆぎゃぁぁぁ!くざいぃぃぃぃ!いだぃぃぃぃぃ!ゆっぐりでぎなぃぃぃぃ!!!」
アホゆっくりのせいですっかり酔いがさめてしまった。
まったく、もうゆっくりとは酒を飲まないぞ。
さらに数日後…
「むきゅ!ぱちゅをひろうなんてにんげんさん、かしこいせんたくよ」
「うぃーおごってやるから好きな物たのんでいいぞぉぉ!………ってありゃ、張り紙だ…なになに?」
※当店では持ち込みゆっくりお断りです!
「ふーむ………そういう事でお前は店に入れましぇぇん!飛んで行けぇぇぇ!!」
「むぎゅうぅぅぅ!おそらをとんでるぅぅぅぅ!!」
完
酒の飲みすぎに反省して書きました。まあ、厳密には飲まされたのですが…
今週から仕事が忙しいので、ペースが落ちるかもしれませんがネタが浮かぶ限り色々書いてみます。
酒を飲むと妙にテンションが上がる徒然でした。
徒然あき
過去に書いたもの
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流石にフラフラする、何とか家に帰れれば良いが…
「にんげんさん!れいむはシングルマザーなんだよ、かわいそうなんだよ!だからあまあまをおいていってね!!」
こんな時間にゆっくりに遭遇するとは…
確かこいつはれいむとか言う奴だな、しんぐるまざーとか言ってたか?
ゆっくりは良く知らないんだよな…
「なにしてるの?さっさとあまあまもってっていってるでしょ?おちびちゃんがおかなをすかせているよ?」
「おかーしゃんはおこるとこわんだよ!おとなしくいうことをきいてね!さっさとゆっくりさせてね!」
ふーむ、こいつ等腹でも減っているのか?
いつもなら相手にしないんだが、今日は酒が入っているので気分が良い。
「お前らはぁ、お腹が減っているんれすか~?」
「そういったでしょ?わからないの?ばかなの?しぬの?」
「ばーきゃ、ばーきゃ!」
「……ふーむ、よし、おにーさんについて来なさい、奢ってやろふ!」
「なにいってるの?とうぜんだよ!」
「ゆわーい!おかーしゃんがにんげんにかったんだね!おかーしゃんはつよいね!」
「大将!まだやってる~~~?」
「いらっしゃい!まだやってるよ!」
「ここはなんだかあたたかいね、ゆっくりできるよ、きにいったよここを「お客さん、それゆっくりですかい?」ゆゆ?」
「ええ、なんか腹減ってるみたいなんれ、なにかあまいものでもつくってくらさい、あとビール!」
「あいよ!」
何だか、このれいむとか言うのが不機嫌そうにしているけど、たぶん酔っているせいでそう見えるのかもしれない。
とりあえず、こいつを持ち上げてカウンターの椅子に乗せる、れいむの頭には同じ形の小さいのを乗せておく。
途端に機嫌が良くなったのか、歌かなにか良くわからない雑音を撒き散らしている。
…よく見ると、かなり汚い。
「はい、おまたせ!ビールと、カルーアミルクね」
俺はビールを一杯飲んでから、この薄汚れた親子に出された酒を飲ませることにする。
こいつらには手がない上に、何よりこのままでは、完ターのコップに届かない。
「ほら、飲ませてやるから口を空けろ」
「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ、それくらいやるのがとうぜんなんだよ!」
なんか無駄に偉そうだな。
まあ、そう言って間抜け面で大口を開けるこいつの口にカルーアミルクを流し込む。
「ゆゆ!あまーい!しあわせー!ゆっくりできるよ!もっとちょうだいね!!」
「ほら、小さいのも口を空けろ」
「ゆわーい!はやくのませてね!!」
「なにしてるの?れいむのほうがさきにきまってるでしょ?おちびちゃんはがまんしてね!」
「なに言ってるんら?まだまだあるから欲張るんじゃないよ!」
そう言って子供の方にも飲ませてやる。親子ともども大満足の様子だ。
更に追加をせがむのでもう一つ同じものを注文する、俺もビールとつまみを頼む。
2杯目のカルーアを半分ほど飲ませたくらいに変化が起こった。
「ゆぺろぽっぽ~♪れいみゅなんだきゃたのしいよ~♪くーる、くーるおめめがままままるるるるー♪」
「ゆふ~ん!おちびちゃんもだいまんぞくだね!れいむもゆうしゅうなどれいがてにはいってごきげんだよ!」
どうやら子供の方は酔いが回ったらしい、親の方もご機嫌なようだが…
今こいつは俺のことを奴隷と言ったのか?何だか少しイライラしてくる。
どうもこのままでは絡み酒になってしまう、良くないなと思いつつも絡んでしまう。
「今君は俺のことをどりぇいと言ったのれすか?……俺は会社のどりぇいになったつもりはありましぇん!!」
「なにいってるのこのどれいは!れいむのどれいにしてやったのに、たいどがわるいよ!」
「態度が悪くて結構ですー!おら!そんなことよりもっと飲め!!」
「なにするの?ふがやべべ!ぶごぼぼぼぼぼっ!ぶばっ!やべろぉぉぉ!!」
「こら!吐き出そうとするにゃ!勿体無い!これだって俺がはちゃらいて稼いだお金なんだぞ!!」
そう言って飲まされた物を吐き出そうとするれいむの口を無理やり押さえる。
気が付いたらビールが無くなっていた、どうやら間違えてビールを飲ませてしまったらしい。
れいむが必死に揉み上げをピコピコしながら泣いている。その頭の上では愛も変わらず楽しそうにしている子れいむ。
「ゆんゆんゆ~ん♪ゆっぴょろぽ~♪ゆゆっ!おきゃーしゃんもたのちぃちょーれーみゅもまきぇないよーぷ!」
親の必死の形相が楽しそうに見えたのか、子れいむも親の真似をしてピコピコやり始める。
何だかその様が面白くなって、ついつい追加のビールを2杯頼んでしまう。
親れいむの方もようやくビールを飲み込んだようなので手を放してやる。
「ぐむむっ!ぷはっ!ゆげっぷ!ゆげぽっ!ゆふふ~ん♪ぺっぽろぽ~♪おしょりゃをと~んでるみみみみたい~♪」
「ゆ~ぴょぽっぽ~♪ゆふふふふ!ゆけけけけ♪ゆっころろ~ん♪」
うーむ、何だか俺も楽しくなってきてしまった。今夜はとことん行ってみるかな。
そんな事を考えていると、追加分のビールが出てきた。
その内1杯をこの親子に無理やり飲ませる。
「ゆぺぺぽぽ~ん♪ゆご?!ふごごごごっ!ぶもももにががっ!むむむ!…ゆっぱらぴ~♪」
「ゆんゆんや~♪ゆむ??ごばばばばばっ!にぎゃ~い!むぐぐっ!……ゆぺぽぽぽ$%&’@+*…」
「はっはっは!もっと飲め~♪もっと酔え~♪」
こうして夜は更けていった。
「う~ん、頭が痛いな………なんだこりゃ!」
どうやらあの後何とか家まで帰ってきたようなのだが、玄関に入った所で眠ってしまったらしい。
問題は手に握られたこれである。気持ち悪い感触に気が付いてそれを見れば…
どうやらそれは昨日の子れいむの様なのだが、握りつぶしてしまったのか目玉が片方飛び出し餡がもれている。
尻と口からも同様に餡が飛び出しており、だらしなく舌を出して死んでいた。
とりあえず気持ちが悪いそれを捨てると、親の方を捜すが何処にも見当たらない。
ふと振り向くとそこには口から餡を吐き出して潰れている醜い饅頭の姿があった。
どうやらこれを枕代わりに眠ってしまったらしい………
よく見るとこのれいむ親子はかなり薄汚れていて汚かった。
よくこんな奴等に酒をおごり、家までお持ち帰った上に枕に出来たものだ。
酔っ払いは恐ろしいと我ながに思うのだった。
数日後…
今日も飲みに誘われてしまった。
少し千鳥足気味で家に帰ろうとしていたら、道端で泣いているゆっくりに遭遇した。
この前のれいむとか言うのとは違い、黒い帽子を被ったやつだ、確かまりさとか言う奴だったかな?
「ゆびゃぁぁぁん!おにいさぁぁん!どおしてまりさをすてたのぉぉぉぉ!!おなかすいたよぉぉぉ!!」
「…うーむ、なんだお前?捨てられたのら?」
「ゆびゃぁぁぁんゆんゆん!……ゆぅ?!おにいさんはだれ?まりさをゆっくりさせてくれる?」
「誰れもいいだろ?それより腹減っているのら?それなら奢ってやってもいいぞ」
「ゆん!何か食べさせてくれるの?ゆっくりできるよ、おにいさん!!」
「大将、人間一名ゆっくり1匹あいてる?」
「いらっしゃい!…今度はちがうゆっくりですね…どうぞ、空いてますよ」
「ゆわーい!あかるくてあったかいよ、それにいいにおいもするよ」
「えぇっと、ビールと焼き鳥5本ねーあろは…この前のかるーらミルクね」
「あいよ!」
注文の品が出てくるまで、この捨てまりさの身の上話を聞いてやった。
なにやら金バッチゆっくりとか言う物らしく、普通の飼いゆっくりとは違い偉いんだとか。
野良のゆっくりを家に連れ込んだら飼い主が怒り捨てられたとかで、
番になるはずのゆっくりにも逃げられたそうだ。
で、食べ物も寒さを凌ぐ様な場所もなく途方にくれて泣いて居たんだそうだ。
「…だからまりさは、かわいそうなゆっくりなんですぅぅぅぅ……おにいさん、まりさかってね?」
「ほい、おまち!ビールとカルーアと焼き鳥ね」
「まあ、とりあえず飲め飲め…腹減ってるなら食え食え…」
「ゆーん!ちゃんとはなしをきいて……ゆゆっ!これあまーい!しあわせー!ゆっくりできるよー♪」
この前のゆっくりよりは、態度が良い気もするが何だか厚かましい奴だ。
こういう態度だったから捨てられたんじゃないのか?
そう思うと、何だか説教したくなってきた。今日も悪い酒になってしまう。
「ぷはーっ!いいですかまりしゃ君、君のそういう厚かましい態度が、
きゃいぬししゃんに捨てられる原因なのではないですか?それではいけましぇんよ!」
「ゆべぇ!おにいさん、いきがくさいよ!どおしてそんなこというの?まりさはとくべつなゆっくりなんだよ?」
「そんなことありましぇん!ゆっくりはみな平等です!特別も糞もありましぇん!金バッチも野良もぜぇぇんぶ同じだぁ!
ほら、ウダウダ言ってないで飲め、これも食え!」
「ゆん!なにいってるの?まりさはとくべつ……あまーい!ほっぺたがおちそうじぇ~♪…むぐむぐ…
なにこれ?おいちー!…まりしゃきもちよくなってきちゃよ~ゆろぽぽぽぺ~♪」
「気に入ったか?それは焼き鳥しゃんでーす、ほら、もっと飲め!もっと食え!」
「ゆわぁぁい!おにいしゃんだいちゅきー!やきとりしゃんもだいしゅきー!…ゆぺぽろろんっぱっぱぺろももも~♪」
「…大体、ゆっくりというのはデスね………」
こうして夜は更けていく…
「あー気持ち悪い、飲みすぎた…」
「ゆっぽろぴょ~ん♪おにーしゃんだいじょーびゅ?きゃおいろがわるいのじぇ~♪」
店を出てから少し歩いていたらふいに気持ち悪くなってきた。
流石に飲みすぎたらしい、なぜかまりさも俺の後をつけてくる。飼って貰える気で居るのだろうか?
………っと、流石に限界が来てしまった。
俺は不意にまりさの帽子を奪い取ると、そこに居の中の物をぶちまけた。
オレオレオレオレオレオレオレ…※細かすぎて伝わらない物まね風にお願いします
「ゆっぽぽろ~…ゆん!なにするのじぇ!おぼうしかえしぇ!かえし……………なにじでるのぉぉぉぉ?!」
「いやー悪い悪い、思わす…オレオレオレ……丁度良い袋があったから……オレオレオレ…まあ、気にするな…」
「ゆわぁぁぁん!まりしゃのすてきなおぼうしがぁぁぁ!!おにいしゃんのばかぁぁぁ!」
おかげで大分楽になった俺だが、まりさは必死に俺に体当たりしている。
こんな汚い帽子ごときでそこまで怒る理由が良くわからないが、とても大切な物だったのかもしれない。
謝罪しようかと思っていると、今度は俺のズボンに噛み付いてきた。
「このばきゃぁぁぁ!おぼうしがよごれちゃっだよぉぉぉ!!もうこれじゃゆっくりできないぃぃぃ!!!」
噛み付きながらどうやって喋っているのかは知らないが、ズボンを汚された事に段々腹が立ってきた。
「…こら!噛むんじゃない!まったく汚いな…まあ、帽子を汚したのは悪かったかもしれないが、
飯を食べさせてもらってその態度は何でしゅか!そんなゆっくりだから、お前は捨てられたんだじょ!!」
「ゆびぃぇぇぇぇん!こもばかおにーさん!どおしてそんなこというのぉぉぉぉ!!
まりさはとくべつなゆっくりなんだじぇぇ!!ゆっくりしてただけなのにぃぃぃぃ!!!」
「そういう態度がいけないんだよ、それが解らないのはアホだからだ!ゆっくりって皆こんなもんなのか?」
「ゆっぎぃぃぃ!このばかおにーさん!まりさがせいさいしてあげるのじぇぇぇ!!」
そう言ってまりさは激しい剣幕でぶつかって来た、まあ、悲しいほどに痛くないが。
それでも必死にポヨンポヨンとぶつかってくる姿を見ていると段々イライラしてきた。
……で、思わず蹴ってしまった。
ドガッ!「ゆんべぇ!」
意外と軽い蹴り応えであったが、まりさはボールのように吹っ飛びゴミ捨て場の方に転がっていった。
運が悪かったようで夜の内に出してあったゴミ袋に頭から突っ込んだ。
運が悪いときは重なる物だ、なんとゴミ袋は野良猫にでもやられたのか、袋が破れておりまりさはゴミにまみれた。
「ゆげぶ!…いだぃぃ!くざいぃぃ!ゆっくりでぎなぃぃぃぃ!!」
「…ったく!…ゆっくりする事しか考えてないのか?……あーそういえば、奢ってやったのに礼の一つも聞いてないな」
そう考えたらさらにイライラしてきた。
べつに俺が好きで奢ってやったわけだから感謝されなくても良いが、
自分が優秀みたいなこと言ってるくせに感謝も出来ないこいつに頭が来た。
飼い主が捨てた理由も良くわかるというものだ。……そうだ、良いことを思いついた。
「そうだ、そんなに帽子が大事なら返してやるよ…」
そう言って俺は未だにゴミの中で、もがいているまりさにゲ○入りの帽子を被せてやった。
「?!ゆぼべぇ?!なにごれぇぇぇ?!くざいぃぃぃ!ひりひりするぅぅぅぅぅ!!」
「何ってそりゃお前の帽子じゃないか、大切ならしっかり被っておけよ…じゃあな!」
「ゆぎゃぁぁぁ!くざいぃぃぃぃ!いだぃぃぃぃぃ!ゆっぐりでぎなぃぃぃぃ!!!」
アホゆっくりのせいですっかり酔いがさめてしまった。
まったく、もうゆっくりとは酒を飲まないぞ。
さらに数日後…
「むきゅ!ぱちゅをひろうなんてにんげんさん、かしこいせんたくよ」
「うぃーおごってやるから好きな物たのんでいいぞぉぉ!………ってありゃ、張り紙だ…なになに?」
※当店では持ち込みゆっくりお断りです!
「ふーむ………そういう事でお前は店に入れましぇぇん!飛んで行けぇぇぇ!!」
「むぎゅうぅぅぅ!おそらをとんでるぅぅぅぅ!!」
完
酒の飲みすぎに反省して書きました。まあ、厳密には飲まされたのですが…
今週から仕事が忙しいので、ペースが落ちるかもしれませんがネタが浮かぶ限り色々書いてみます。
酒を飲むと妙にテンションが上がる徒然でした。
徒然あき
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