LaTeXのメモページ

以下は、個人的に役立つと思われるページ。




YOUR CURRICULUM IN LATEX - PART ONE
CVをtexで書きたいと思っているが、テンプレを取ってくるのは嫌だ、という人のためのもの。
ここのやり方を知っているだけでも、そこから先は自分である程度いじれるようになると思う。

~styleを使うとは

「texでこのコマンドを使いたい時は、hogehoge styleを入れて使います。」といったときには、基本
\usepackage{hogehoge}
を最初に宣言しておけ、という意味(だと思う)。

文字に取り消し線(取消線)を入れたい。

texで、
「非常に面白かったですまぁそんなのタテマエだけどな!!!」
のように、取り消し線を入れたいときがあるかもしれない。
そんなときは、
まず、ulem.styを入れておく。
そして、あとは
\sout{ほげほげ}
と書けばよい。

文字などを右に寄せる・真ん中に寄せる・左に寄せる

文字などを右に寄せたいときは、
\begin{flushright}
右に寄せたい
\end{flushright}
とすればよい。真ん中・左に寄せるときは、flushrightの部分をcenter,flushleftにそれぞれかえればよい。

式番号を(Eq.~)にかえる。

式番号を(Eq.~)に替えたいときは、
\renewcommand{\theequation}{Eq.~\arabic{equation}}
を最初に宣言しておくとおk。

よく用いる記号


x \sim 1
y \simeq 0
z \approx 100
a \propto b
\langle b \rangle
c \equiv d
などを表したいときは、それぞれ、
x \sim 1
y \simeq 0
z \approx 100
a \propto b
\langle b \rangle
c \equiv d
などとすればよい。

数式で場合分けを用いる


maketitle時に時刻を表示させない。

\date{}
を追加したらよい。

sectionの値を自由に弄りたい。

ここなどにもまとまっているが、setcounterというのが使える。

\setcounter{section}{1}
\section{Hoge}

とすれば、Hogeはsect 2として表示されるし、

\setcounter{section}{2}
\setcounter{subsection}{3}
\subsection{Hoge}

とすれば、HogeはSect 2.4として表示される。

修正箇所をチェックしたい。

latexdiffというコマンドがある。なければ、finkなどで入れる。

latexdiff old_hoge.tex new_hoge.tex > output.tex
pdflatex output.tex

で、修正箇所を教えてくれる。

コメントアウトをしたい

TeXでコメントアウトをしたいときは。
\if0
コメント行
\fi

とすればよい。

エラーがおきたら

まずはhと押して原因を尋ねる。
たいていはカッコの過不足の問題か、テーブルだったら、コラムの数がnこしかないのにmこ指定していたとか、そういうたいしたことない問題が大変。

それでもわからないときはぐぐる。例えばこことかを見てみる。

\cite, \citepとか

論文等で引用をするときの、参考論文の呼び出し方の様々なパターン。
(WISE; Wright et al. 2010)
みたいに書きたかったら、
\citep[WISE;][]{wri10}
と書けば良い。
\citep[A][B]{C}
と書くと、
(A C, B)
と表示される。
Ichikawa et al.(2012, Figure~2)
の場合は、
\citet[Figure~2]{ich12}
とかく。
(Ichikawa, Ishikawa, Isokawa, 2015)
の場合は、
\citep*{ich15}
とかく。

時たま、もしかしたら特定の論文はPaperIとかKI12とか表現したくなるかもしれない。
そういうときは、aliasしてあげる。
\defcitealias{ich12}{Paper I}
を作ってあげて、
\citetalias{ich12}
とうつと、"Paper I"と表現される。
\citepalias{jon90}
とうつと、"(Paper I)"と表示される。


行間を調整したい

行間を調整したいときは、setspace packageを使うとよい。具体的には、
\usepackage{setspace}
とpackageを呼び出し、

\setstretch{1.2}
などとすると、行間を調整することができる。現状の行間が1.0, そこから何倍にするかで調整する。 

役にたちそうなstyle


gnuplottex.sty

gnuplotのコマンドをそのままtexで表示できるようにしてくれる。詳細は
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/gnuplottex.html
を見るとよい。

marvosym.sty

いろいろなフォントや絵文字のようなものが入っている。texにしてはやや邪道っぽい。一覧は
The MarVoSym Font Package
にある。使い方は、
{\Octosteel}
のように、それぞれの絵文字のコマンドを中括弧で囲うように使う。
最終更新:2015年05月13日 16:08