ds9 のメモ
ds9や、XPA (ds9にコマンドを送るソフト。xpasetなどが入っている) を入れるときは、ここを参考にする。
ds9の使い方
ds9について、わからないことがあれば、ds9を開いて、タブの右端(X印の下)のHelp -> Reference Manual と行けば、数々のManualが置いてある。
表示言語を変えたい
Edit-> Preferences -> Language
で表示言語を変更することができる。僕の場合、defaultではなぜか日本語になっていたので、英語に変更した。
defaultのカラー表示を変えたい
defaultのカラー表示を変更する場合は、
Edit-> Preferences -> Menus & Buttons -> Color -> Menu
で、好きな色を選べば良い。
全体を表示したい
画像全体を表示したいときは、
zoom-> to fit
で画像全体を見ることができる。大きくしたいときは、
zoom -> +
で可能。
mosaicオプション
Suprime-Camなどで、10枚のCCD全部を一気に表示したいときは、
ds9 -mosaic wcs To_RH*.fits &
などとすればよい。
2枚同時に表示したい
複数枚を同時に表示したいときは、
fram-> tile
で複数枚表示ができる。
表示する方法は、
ds9 hoge.fits hoge2.fits
などとすれば、自動で複数枚表示してくれる。
2枚の画像をスイッチングしたい
複数枚の画像をスイッチングしたいときがある。例えば、宇宙線の除去前後で効果があるかを確かめたいときなどがでてくる。そういうときは、
ds9 hoge.fits hoge2.fits
などとして2枚表示して、frame-> blinkとするか、frame -> singleとして、2枚の間のスイッチングは、tabで行う。ちなみに、3枚あって、1->2->3と移動したいときはtab, 3->2->1と逆順に移動したいときは、shift+tabで行える。
複数枚読み込んだ画像の情報をmatchしたい
例えば、ds9に複数枚画像を読み込ませた後、scaleやcolorをすべて一緒にしたい。そういう時は、まずは1枚だけをscaleやcolorを設定してあげて、そのあとに、
frame->match
で色々と選べば良い。
各種設定を保存したい
ds9の、Edit -> Preference
で、いろいろと設定を変えられる。
例えば、カラーを変えたければ、
Color -> Menu -> B
などとすればよい。
コマンドラインからds9に指示をする
こういうことをしたい場合は、xpasetを用いる。
xpaset -p ds9 pan to A B
とすれば、ds9に表示されている天体の、座標(A, B)に移動する、という指示になる。
XPA関連でわからない
という場合は、ds9を開いて、右上のHelp->Reference Manual -> XPA Access Pointsでいろいろ見てやる。
最終更新:2012年08月24日 18:05