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魔導アカデミーとは?

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Last Update : 2011/04/23 16:39:38

魔導アカデミーとは?


「魔導アカデミーの扉を開きし者……
伝説の鍵を手に自ら潜む魔導の力を鍛練せよ」


魔導世界の何処かに存在していると言われる「魔導師養成のための修練機関」。
その入口は「穏やかな日々を過ごす田園の中」にあるとも、「普通の人々では命懸けで登らなければならない山の山頂」にあるとも、「あらゆる町のどこかには直通の入口」があるとも言われている。
真実は、噂すべてが本当でアカデミーを望む者の運命の結果、たどり着く事がある。

魔導アカデミーの入口には、創立者の言葉が刻まれている。
「魔導アカデミーの扉を開きし者……
  伝説の鍵を手にし自らに潜む魔導の力を鍛錬せよ」

授業内容は厳しく、精神的成長を促すために全寮制である。
だが、自分の望む授業を好きなように受ける事が出来るため、己の目指す道へ最短で突き進む事が出来る。
ただし、「進級」は非常に難しく「魔導試験」を幾度となく合格し続けなければならない。

しかし、進級するだけがこのアカデミーの目的ではない。
古くから世界各地で伝えられてきた魔術、秘術を体系化して研究、発展を行ってきた最新の魔導の世界を体験する事ができるために、長くアカデミーに居る生徒も多い。

魔導世界にて最大の秘宝『アヴァロンの鍵』が保管されているという事でも、かなりの知名度を誇っている。

魔導アカデミー最高の秘術「召喚術」


魔導アカデミーにてのみ秘術中の秘術「召喚術」。
魔導世界に伝わる伝説上の存在や、魔界、天界などに住まう異界の存在など自らの意思でその場に実体化させ、己の意思で操る事が出来る術。

 竜族を直接使役するドラゴンサマナーや天使を現世に呼び出す神官などは、それらの存在と直接的な「契約」を行うことで「仲間」として一緒に戦うが、「召喚術」は直接的な契約は必要とせず、自分が使役したい存在の「召喚符」を「使う事」はそれほど高レベルな技術ではないが、「召喚符を「作ること」は非常に高レベルで魔導アカデミーの技術の中で最高の秘術である。

 ついでに「召喚符」は「本人」を召喚する術ではないので、「同じ存在が同じ場所、同じ時間に別の術師」によって召喚される事も可能にする。
ただし、「本人」を前にして「召喚術」を使用した場合は、その召喚は打ち消されてしまう。

魔導アカデミー最大の鍛練「魔導試験」


魔導アカデミーにて行われる数多くの授業や試験の中で最も過酷で重要な試験が「魔導試験」である。
魔導試験はアカデミーに伝わる「アヴァロンの鍵」の力を用いて作り出された、限定的な結果の中で「魔導力」のみを使い、結界内に存在する「鍵」を奪い・屈服させて、結界から脱出することを目的とした試験である。

 魔導アカデミーでの「進級」はこの試験の結果如何であり、この試験に参加しない限りどのような優秀な論文を提出しようとも、「学位」が上がることはない。
もっと曲った発言をすれば「魔導試験だけ受け続ける」事で、進級・卒業をする事は可能であるとこ言える。
 だが、魔導試験には数多くの知識や魔導力、圧倒的な精神力が必要なため日々の授業を受けない者に合格が出る事はほとんどあり得ない。

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