アットウィキロゴ

cocoon [ナナシ アルト ヴァルト バオウ ミルラ カイラム コリン 雲剣]

本部さんが入室しました
ナナシさんが入室しました
本部->(セントラル某ビル、25F 無機質な実験室――
ナナシ->(突如、空間の一部が歪み
ナナシ->(漆黒の門が現れる
ナナシ->「、……」(圧し掛かるように観音扉を開いて出てくる、灰色の少女
本部->(いつぞや目にした、無機質なルーム ガラスの向こうに見える様々な端末
本部->(違いがあるとすれば、そう 人が一人も居ない事か
ナナシ->「………、」(ゆっくりと周囲を見渡し
ナナシ->(……間違っ、た…? 否、そんな筈は無い…”闇”そのものを手繰ったんだ
ナナシ->「………、 、っ」(急に疲労を感じ、膝を付く
本部->「……ルファード、アスタロト?」
本部->(背後より声が
アルトさんが入室しました
ナナシ->「……、、」(冥界に居るだけで掛かる、身体への負担 己が闇である事で軽減されて来たが―…
ナナシ->「、……」(声に、振り向く
アルト->……、、やっぱり、、本、物か……?
ナナシ->「……なんだ。居たのか…」(立ち上がりながら向き直る 疲労を湛えた動き
アルト->、大丈夫か…!? だ、大分弱っているようだが
ナナシ->「……問題は無い。」
アルト->それなら、、(言葉が詰まる
ナナシ->「……。どうかしたか」
アルト->、ぃゃ……
アルト->どうして、、?(二重にも三重にも聞こえる質問を投げかける
ナナシ->「……。」(その言葉から、汲み取れる意味を探し
ナナシ->「…どうして行方を眩ませていたのか?」
ナナシ->「…それとも、どうしてフェンジャンを攻撃したのか、か?」
アルト->、その……
本部->「全てだ。」(アルトの後から声
ヴァルトさんが入室しました
ナナシ->「……。」
ヴァルト->更に加えるなら、どうしてこのタイミングで戻ってきたのか、だな(アルトの横まで歩き
アルト->ヴァルト……
ヴァルト->今更、ノコノコと(黒い瞳を見据え
ナナシ->「…タイミングは知らないな。出られる時に出ただけだ」(皮肉にも聞こえる率直さで
ヴァルト->そうか。
ナナシ->「アルト、…アルティマが籠もってから、どれだけの時が経過したかも知らない」
ヴァルト->一つ、質問したいのだが
ナナシ->「…何だ?」
ヴァルト->いや、それに踏まえて加えて一つ。
ヴァルト->今、全員とのリンクは遮断された状態か?
ナナシ->「……。」(少しの間。意識を巡らせるように
アルト->…、
ナナシ->「…私と、フュイユちゃん…、…そしてアルティマは反応がある」
ナナシ->「…それも希薄なものだが。…オマエがいるのにグローリアにも繋がらない。」
ヴァルト->玖賢を全員此処に集めても良い。
ヴァルト->それで、お前たちと繋がるか?
ナナシ->「……。何をする気だ?」
ヴァルト->何、全員に訊きたいだけだ(指を弾く
バオウさんが入室しました
ミルラさんが入室しました
カイラムさんが入室しました
コリンさんが入室しました
本部->(空間が輝き、次々と転移出現
雲剣さんが入室しました
ナナシ->「………。」
雲剣->(光が跳ね、着地する虚ろな瞳
バオウ->……。(感慨深い表情
ナナシ->「―― ……っ」
ミルラ->お久し振り、ナナシちゃん。 ぁ、今は誰君かな?(微笑む
カイラム->――、……(面倒臭そうに溜息
コリン->おおきに。元気にしてまっかー…?(伺い気味に
雲剣-> (無言無表情のまま待機している
ヴァルト->今の反応はケシュイールか。 すると全員繋がっていそうだな
ナナシ->「…あぁ。全員の反応を感じる。」
ナナシ->「…ぁー、、なんつーか…久しぶり。」
ヴァルト->そうか。
ナナシ->「………、」
ナナシ->「ぉ、おーっす! 全員揃ってるの見たの初めてかも…なーんてっ…」
ミルラ->あら、確かにそうかもね
ナナシ->「オレ等が揃うも久しぶりなんだゼェ?ずっと切れっぱなしでよー」
カイラム->(全員って……テルマの馬鹿野郎 約二名に喧嘩売ってどうすんだよ……(視線流して
ナナシ->「、……、、 …ょ、う。」(視線逸らし気味に、小声
アルト->……、(重い……何かこう、気の利いた事を……
ナナシ->「…まぁ、久しいな。皆」(ぐるっと一瞥して
ヴァルト->雑談なら後にしてもらおうか(メガネを直し
ナナシ->「オルタちゃんがいないよぉっ」(ひょこっと
ナナシ->「分裂してもらうか……」
アルト->す、すまない……ちょっとそれは……
ヴァルト->……
ナナシ->「……というか、その為に此処に来たんだが」(アルトにつかつかと
アルト->、ぇ?
ヴァルト->(銃声 ナナシの目鼻先を死の線が駆け抜ける
ナナシ->「………この数では邪魔が入るな。」(ふぅ、と、ヴァルトに目線だけ遣り
バオウ->……
ミルラ->、ヴァルト。(制すように
カイラム->(ぁー…
ナナシ->「……あまり時間が無いんだが」
ヴァルト->私は手遅れだったな。(黒い瞳を見据える
ヴァルト->好き放題の上に現れて置いて、よもや話まで聞かないとは言うまい?
ナナシ->「……恨み言ならお断りだが。」
ナナシ->「、アスタロト」
ヴァルト->恨むほどの感情を貴様達に向けていると思うか?(歩き、中央へ
ヴァルト->……。無駄話が過ぎるな。
ヴァルト->集まって貰ったのは他でもない。ナナシ、アヤと装具アルティマ
ヴァルト->それに存在する精霊達に意見を聞く為だ。(淡々と
ナナシ->「……。」
コリン->……
ミルラ->……、
ヴァルト->結論から言わせて貰うと、ナナシ――いや、お前達を助ける方法を完成させた。
ナナシ->「、へっ?」
ヴァルト->原因は滅びた肉体での封印が解け掛けている事
ヴァルト->そしてその封印から解かれたとき、綻んだ存在が進行し、完全に消滅すると。
ヴァルト->間違いないな?(瞳を見遣り
ナナシ->「……はい。」
コリン->(ヴァルトはん……
ナナシ->「、へ、嘘っ、そんな事なってたの――!?」
ナナシ->「、気付いて無かったのかよ」
カイラム->テルマは知らなかったか……っつーと、ラスの野郎も……
ナナシ->「、、…… わり、テルマ。」(バツ悪そうに
カイラム->(ほー…
ナナシ->「、、…ぇ、じゃあ知らなかったのあたしだけ?」
ナナシ->「…恐らくな。…フュイユあたりは怪しいが」
ナナシ->「…えへへっ♪」
ヴァルト->私は……
ヴァルト->私は以前から、存在が不確定な精霊に対する救済措置について研究していた。
アルト->………、
雲剣-> (無機質に立っているだけ
ナナシ->(アルトの方を見る
ヴァルト->いや、理論は完成していたが、あとは調整と材料、だったが…
ヴァルト->――まぁ、平たく言えば共振を使う。
ヴァルト->共振のアルゴリズムについては理解しているな?(瞳に問い掛け
ナナシ->「…皆さん、大体の手順は解っているかと。」
ヴァルト->ならば話が早い。共振の効果は、平たく言えばエーテルブーストだ。
ヴァルト->それを、異属性から総掛かりで仕掛ける。
バオウ->炎、水、氷、風、土、雷、光、闇、無…
バオウ->己が方の属性で共振をし合う、という話だったな…?(腕を組み、ふむ、と
ヴァルト->ああ。
ナナシ->「……その為には、」(ポツリと
ナナシ->「アルティメット・ワンとオルタナティブ・ゼロが、同位体のままでは駄目なんじゃないか?」
カイラム->…それに、炎と水で共振しても、相殺し合うんじゃねぇの?
アルト->……
ヴァルト->調律を間違えればな。成功すれば相乗効果が出ることにおいても実験済みだ。
ヴァルト->そして、同位体の件に関しても既に実験は済んでいる。
ヴァルト->……今やアルトは、闇属性では無い。
アルト->…、
ヴァルト->いや、正確に言うなれば、闇属性だけでは無く、光を伴う双属性 と言ったところか
ナナシ->「…オルタちゃんも?」(ひょこっと
アルト->ああ。 以前から、そのような症状が出ていたのを知っているだろう?(申し訳無さそうに
ヴァルト->症状が悪化している恩恵というのも、皮肉な話だ。
ヴァルト->本来ならば、促進を停滞させ、別案を講じるつもりだったのだが――
ナナシ->「…もし、フュイユ達が助かったら」
ナナシ->「――フュイユとるっちゃんで、オルタちゃんとアルトちゃんをたすけられる?」
アルト->ぁあ。 その時はお願いするよ(微笑む
アルト->だから、ごめんね、ヴァルト。 私が決めたことだから…自分を、責めないでくれ
ヴァルト->…………解っている…
ナナシ->「―― うんっ、がんばるねっ」(ぱぁっと表情に光を取り戻し
ヴァルト->…それで、共振による動作だが。
ヴァルト->共振によるブースト……つまり根源の強化にあたるのだが
ヴァルト->つまり、肉体・外側を如何するのではなく、内側から強引に救済する。
ミルラ->生命力高ければ再生できる、ってことかな?(要約するように
カイラム->つまりヒトデとかその辺りのゲテモノ原理。
ナナシ->「…、なぁ、それって」
ミルラ->(カイラム~?と微笑みながら振り返ってる
カイラム->……、(寒気
ナナシ->「楯、じゃねーや、、媒体そのものを完全に壊されてても、どーにかなんのか…?」(? と2人を怪訝そうに見つつ
ナナシ->「…、」
バオウ->武器精霊の類か(ふむ、と髭を撫で
ヴァルト->荒く言えば何とでもなる。我々は“精霊”という存在だからな
ヴァルト->盾という存在ではない。 安心したか? フロウフラッド
ナナシ->「……、 はい。」
ナナシ->「―…、かった…」(ボソ、と小声で
ヴァルト->そこで、だ。
ヴァルト->お前達に共振を掛け、受肉させ一固体としての存在を取り戻させるか
ヴァルト->――アルティマ。貴様の存在に共振を掛け
ヴァルト->二度と 封印が解けぬようにするか。
ヴァルト->…道は二つ。
ナナシ-> 『、―― ……』
ヴァルト->……喜べ、貴様達は運が良い。
ヴァルト->元々、不安定な同位体や、未完成の人造精霊を救済するための技術だったのだ。
ナナシ-> 『ぁ、、………』(肩を震わせ
ヴァルト->その恩恵やお零れは愚か、犠牲の元に最優先して貴様達の願いが叶えられる。
ナナシ-> 『、、酷、い、ッ、なんでそんな事……』
ナナシ->「酷くねぇよッ!」(響く、大声
ナナシ-> 『、ケシュ、イール、、』
バオウ->……
ミルラ->………、
ナナシ->「…なぁに、言ってんだ。万々歳じゃねーの。」(吐き捨てるように
ナナシ->「何もしねぇで、邪魔だけしといて、おやさしい皆様に助けていただけるんだぜ?」
ナナシ->「……これ以上はねーでしょーよ。加えてお前さんお望みの選択肢まであるってもんだ」
ナナシ-> 『、、…そ、そんな、、なんで、ボクが、、悪いみたいにッ』
ヴァルト->………
ナナシ->「バカは、利用できて良いよなッ……!」
ナナシ->「…、落ち着け、アルティマ。 …ケシュイールもだ」
ナナシ->「…私達は、フェンを殺した。それは揺るぎない。」
ヴァルト->お前達の行動はイレギュラーだったが、結果としては私の判断だ。
ナナシ->「……それでも、だ。」
ヴァルト->……そう思うのが楽ならば、そうしろ。
ナナシ->「…恩に着る」
ヴァルト->お前達総意の言葉が聞きたい。
ヴァルト->さぁ……
ヴァルト-> どう、する。
{{ナナシ->『、………――……』
{{ナナシ->『―――………』(長い、沈黙
ヴァルト->―――(精悍と見つめるのみ
ナナシ->「…――アルティマ。」(打ち破る、静かな声
ナナシ->「……解って、いるとは、思うけれど」(慎重に、言葉を選ぶように
ナナシ->「……解っているからこそ、すぐさま答えが出せないんだろうけど」
ナナシ->「…私達、……いや、僕は」(――伝え、なければ、誰かが、
ナナシ->「――此処から出たい。」(それがどれだけ、傷を負わせる事になるとしても
ヴァルト->………
ナナシ->「――もう一度、己の身体で生きていきたい。」
ナナシ->『…、…………』
ナナシ->『わかって、るよ。』
ナナシ->『……他のみんなも、そうなんでしょ』
ナナシ->「…あぁ。」
ナナシ->「――やりてー事と、出来ねー事が、多過ぎて…、」
ミルラ->……(ふぅ~ん? といったかのような顔で
ナナシ->「…、あたしも。」
ナナシ->「あははっ、ガラじゃないんだけどさー…色々、考えちゃって」
ナナシ->「やっぱ、あたしの身体、欲しいなって」
ヴァルト->……。
ナナシ->「ンー…、なんつーか、よォ」
ナナシ->「―皆の顔見て話したくねェ?」
ナナシ->「…持っている筈の力を揮えないのも」
ナナシ->「ナナシに負担を掛け続けるのも、辛いんだ。 …解って、くれないか」
ナナシ->「……全部、解ってンなら、」
ヴァルト->……
ナナシ->「…態々言う必要もねーよな」
ナナシ->「―あるるんがさみしいのはね、わかるの。」
ナナシ->「でもね、だめなのよ? これじゃ」
ナナシ->「ひとつになれないから、恋ができるんだもの」
ナナシ->「―― …アル、ティマ。」
ナナシ->「……先程言った事を、思い出せ」
ナナシ->「……人も、思いも、縛れるものじゃない」
ナナシ->『――』
ナナシ->「……それでも、」
ナナシ->「オマエの手を引っ張って、オマエの隣に立って、」
ナナシ->「オマエと一緒に、歩いてくれる相手は―――」(ブ ツ  ッ
ナナシ->『―――』(濃さを失い、虚ろに揺れる瞳
バオウ->――、む。
ナナシ->『……―― なに、さ』(ポツリ、と
ナナシ->『………ミンナ、、口ばっかりだ』
ナナシ->(そうだみんなぜんぶいいわけだ
ナナシ->『…上手い事ばっかり…、そうしてボクを言い包めて、、結局』
ナナシ->(じょうずにことばをあやつっているつもり?みんなみんなみえすいてるのに
ナナシ->『――結局裏切るんだ』
ナナシ->(――とどのつまり
ナナシ->『ボクを置いていくんだ』(わたしはひとりってことじゃない
ヴァルト->ボルカノン、フロウフラッド(緊迫した空気を無視して
ヴァルト->テルマ、ラス、ケシュイール、グローリア(歩み寄る
ヴァルト->フュイユ、ルファードアスタロト(ナナシの前に立ち
ヴァルト->お前達の意見は前者か。
ナナシ->『……――、、ぁ』(ビクリ、と 瞳が動揺に揺れる
ヴァルト->そしてアルティマ。貴様の意見は後者と見做すが……
ナナシ->『、――、、来る、な、』(踏鞴を踏むように後ずさる
ヴァルト->そう言うな。近付きたくも無い貴様に俺が態々歩み寄ってやっているのだ(更に進む
ナナシ->『――、ぁ、、』(――焦燥、動揺、恐怖、染まる瞳、
ナナシ->『…い、ぃゃ、、だ、ッ』
ナナシ->(なんなの、、その、目、、
ヴァルト->(目の前で立ち止まり
ナナシ->『――』(いやだ、いやだ嫌だ否だイヤだ厭だイヤダッ
ヴァルト->――結果は数で取る。 残る者達を解放し、お前は独りとなる
ヴァルト->アルティマ。 これが現実だ。
ナナシ->『  、 』
ナナシ->(――存在が、
ナナシ->『――』(ゆらいで、いく
ヴァルト->この結果を揺らがせるつもりは無い。 そして、アルティマ。
ヴァルト->(ナナシの眼前に、指先が覆うように近付いてくる
ナナシ->『――』
ナナシ->(男でも女でも子供でも大人でもあり、そのどれにもなれ無い
ヴァルト->(くるりと反転、胸元まで手を下げ
ナナシ->(全てでありながらまったくの無である、彼の――彼女の拠り所は、
ナナシ->(自分ではない、誰か
ヴァルト->俺と共に来ないか。
ナナシ->(誰かと共に在り、誰かを映す事でしか、自分を確立できない弱さ
ナナシ->(孤独を――ひとりを恐れるあまりに、
ナナシ->(―――ここまで、歪んだ
ナナシ-> 
ナナシ->『    …、ぇ?』
ヴァルト->これは、強制では無い。
ヴァルト->あくまで提案だ。
ナナシ->『 ……、… なん、、で ?』(動揺を隠しきれない瞳
ヴァルト->それが道理だからだ。
ナナシ->『―…、どう、いうこと。 訳がわからない」
ヴァルト->ひとつ。独りになった貴様を放置するのは危険だ
ヴァルト->ふたつ。貴様の能力については研究価値がある
ヴァルト->みっつ。
ヴァルト->……これ以上、同族を失いたくは無い。
ナナシ->『…――』
ヴァルト->貴様に対して情など持ち合わせていない
ヴァルト->一人細々と死を望むのならば害は無いが、恐らくそういう存在ではないのだろう、貴様は
ヴァルト->納得したか?
ナナシ->『…………―――』
ミルラ->……やっぱり一人より大人数のが良いじゃない? 離れ離れって訳じゃないんだし(指を立てて
コリンさんが入室しました
コリン->(べ、別に忘れたわけやあらへんさかい……!
カイラム->……(適当に視線泳がせながら返答待ち
雲剣->(直立不動 待機
アルト->な、何も取って食いやしないと思う、ぞ、 た、多分……(ヴァルト見遣りながら
バオウ->(表情は柔らかく、黙して語らず
ヴァルト->さぁ、どうする。
ヴァルト->考えは要らん。答えを訊こう。
ナナシ->『―――、』
ナナシ->だいじょうぶ。(声が、する
ナナシ->(瞳の色が濃さを増す そこには調和の取れた灰色
ナナシ->ここならわたしも、暇な時には遊びに行けるし
ナナシ->みんなも―ヴァルトさんも、とってもいい人だから(にへ、と
ナナシ->『――、アヤ ?』
ナナシ->…ごめんねぇ。 ずっと、見てた(困り笑いで
ナナシ->アルちゃんが表に出てる時は、わたしの意識だけあったんだ。
ヴァルト->……
ナナシ->…なんにも、できなかったけど
ナナシ->(ヴァルトを見上げ、目を合わせる
ナナシ->ごめん、なさい。
ナナシ->…みんながケンゲン?してる間、わたしの意識が無くなるのも、
ナナシ->途中からアルちゃんの調子がおかしくなって、封印が解けかかったのも…、
ヴァルト->……、
ナナシ->アルちゃんじゃなくて、わたしが、…宿主として、不完全だったからで、、
ナナシ->……わたしは、、アルちゃんの、本当の主じゃ、、なくて…
ナナシ->……・・・ほんとは、おとうさん、……
ナナシ->……でも、、わたししか居なかったのに、(しゃくり上げるのを堪えながら
ナナシ->わたしがやるしか、なかったのに……、、
ヴァルト->(頭に手を置く
ナナシ->、こんな事言う資格、無いって思うけど、、っ(ポロポロと
ナナシ->アルちゃんの事、、お願い、していい、かなぁ、…
ヴァルト->(引き寄せず
ヴァルト->(自ら歩んで胸で抱く
ナナシ->、―、、…
ヴァルト->……報告は受けていた。
ヴァルト->頑張ったさ…(呟くように
ナナシ->……、、ぅ、ん……、(胸にしがみつくように
ナナシ->『…………、』(退いて離れる
ヴァルト->……
ナナシ->『……如何して、』
ナナシ->『アナタは愛されるんだろう……』
ヴァルト->そう見えるか?
ナナシ->『…見えるから、聞いてるんだ』
ナナシ->『本当に、酷いヒト……』
ヴァルト->なら、如何して、お前は愛されている事に気付かない
ナナシ->『 、』
ナナシ->『――、何、言ってるの 』
ナナシ->『見たでしょう、、? 今さっきこそボクは、皆にッ…』
ヴァルト->愛していない者に対して、あんな発言をすると思うか?
ナナシ->『 ――、? 』
ナナシ->「そーだよっ!」
ナナシ->「皆アルちゃんの事好きなんだって!勿論、あたしだって!」
ナナシ->「だってアンタスゲェじゃん!オレと一発勝負してくれよォ!」
ナナシ->「…外に出れば見える物もあるさ。お前が求めている物も、その一つだろう」
ナナシ-> 「…ったく、気に入らねーな。とっとと出て来なさいよって」
ナナシ->「…いつまでうじうじしてんだよ。今生の別れじゃねーだろうに」
ナナシ->「ぎゅぅってしていい?」
ナナシ->「……前に一度、あなたを殴ったけれど、」
ナナシ->「如何してだったか、解りましたか?」
ナナシ->「……楽な、話だ。」
ナナシ->「……オマエは手を取るだけでいい。」(その口元が、ほんの僅かに弓形に
ナナシ->――アルちゃん。
ナナシ->こっちに、おいで。
ナナシ->『 ―――― 』
ヴァルト->……
ナナシ->『――なんで…?』(止め処なく流れ、頬を濡らす雫
ナナシ->『ボクは、、こんなに歪で……、不完全で』(左腕でグローブを押さえて
ナナシ->『だから、、皆が必要で……、、』
ナナシ->『……ダメ、だよ、、、』
ナナシ->『みんなが居ないボクなんて…、、皆が愛してくれるハズ無い・……ッ』
コリン->……、(困惑した瞳で見守るように
カイラム->ぁー、(場を区切るように
カイラム->俺、ヤンデレ属性は攻略しない子だからよくわかんねぇんだけどさ
カイラム->結局どうしたい訳?(肩竦めて
ナナシ->『―、ッ』
バオウ->……。
カイラム->あーあー聞いて呆れるぜ。数世紀生きてきて、頭炭化したのか?(気だるそうに歩き
ナナシ->『、……ボク、ボクは…、、』(俯き、
カイラム->皆が解放されて孤独がイヤだって言うから、こっちに来いって言ってるのに
カイラム->まーだウダウダ言うか。そこまでして嫌われたい訳じゃないんだろ?
カイラム->ぁー嫌われたいんならそれでいいんだぜ? それはそれでフラグが立つだけだし(いつに無く饒舌
カイラム->言っとくが、お前ら全員、脅威対象として認識されるかって崖っぷちなんだぜ?
アルト->、カイラム…、
ナナシ->『――、』
ミルラ->……。
カイラム->それをあーだこーだ理屈こねて頭の固い連中を言いくるめてよ
カイラム->そこの変態眼鏡が今の今まで粘ってきたって言うのに
カイラム->お前達がよぉ、もー少し協力的だったなら(嫌味ったらしく両手を広げて
カイラム->俺様がよ、もー少し有能だったなら……(俯き、前髪で表情が隠れる
ナナシ->『………、、…』
カイラム->…………もう少しでラスボスだったんだぜ。
カイラム->慣れねぇー手つきでコントローラー握ってよ
カイラム->古いロールプレイングだ。 難易度も生ら高いくせに、ストーリーなんかあったもんじゃねぇ
カイラム->なのに、そりゃもう必死でよ、
カイラム->蘇生させりゃいいのに、無理な事して全滅しかけたり
カイラム->戦闘毎に毎度毎度アイテム使うもんだからダンジョンで苦戦したり
カイラム->……俺に気ィ使って、窓から入ってくるんだぜ?
カイラム->そっちの方が面倒臭いってのによ、よくお目付け役から目を盗んだもんだ
コリン->……(カイラムはん……
カイラム->ボルカノンは猪突猛進、そう見せかけておいて実は慎重派で気が合いそう。
ナナシ->「、…」
カイラム->フロウフラッドはいつも仲間に気を掛けている縁の下タイプだ。大きな存在だとさ
ナナシ->「……、」
カイラム->テルマは見たまんま元気で明るくて純粋な子だ。ヴァルトが褒めてたのを嫉妬してたな。
ナナシ->「、へっ」
カイラム->ラスの言動は聊か危ういと思っていたが、実は仲間意識が強いから暴走しない、良い奴だとか
ナナシ->「、ン、」
カイラム->グローリアとは、気が合いそうだが、ヴァルトの視線取られてこれまたジレンマだったらしいぜ
ナナシ->「、む」
カイラム->んでよ、ケシュイール。
ナナシ->「、―…」
カイラム->ただの、共振って訳じゃなかったぜ、あのお熱は。
ナナシ->「、――…」
カイラム->一目惚れなんて美味しいイベント起こしておいてよー……
カイラム->アイツにゃ、墓すら作られないんだぜ……?
ナナシ->「………… …、」
カイラム->ナナシちゃんもよーく頑張った。そりゃさっき聞いたし大方予想はついてた。
カイラム->アイツも、アイツなりに、くっそ不器用で要領悪いなりに色々やってた。
ナナシ->…、…。
カイラム->それがどう見えたかは知らねぇぜ? 俺の部屋を相談室みたいに使いやがって
カイラム->誰が悪いとか言えねぇし、言いたかもねぇよ 誰の所為でもねぇよ
カイラム->けどよ、
カイラム->けどよ……じゃあ、何で、フェンが死んだんだよ……
ヴァルト->……、
カイラム->折角、お前らが助かる方法が見つかったのに、何躓いてんだよ、!(声が荒ぐ
カイラム->心の整理とか知らねぇよ、! 死人の気持ちは、過去のモンってか!?
カイラム->誰かが継がなきゃ、テメェが汲み取らなきゃ
カイラム->誰かが、クリアしなけりゃ、寝起き悪いだろ……、!
カイラム->それとも何か! 勝手に死なれて鬱陶しいか!? ぁあ!?
ミルラ->カイラム、!(正面から抱き止めて抑止する
ナナシ->『、――……、、』
カイラム->――っざけんなよ! 愚痴っただけアイツを否定したことになるんだぞッ!?
コリン->っ、カ、カイラムはんっ 落ち着いて!(あわあわと
カイラム->俺は御免だね!? 落ち込む時間は三日と三晩で十分だッ!!
ヴァルト->カイラム。もういい。
カイラム->ッ、ぁあ?
ヴァルト->もういいんだ。
カイラム->ッ、………、わぁーったよ……(脱力する
ナナシ->「……俺は、」(ぽつりと
ミルラ->、……(馬鹿……言わないって約束したのに……
ナナシ->「…フェンに、酷ぇ真似しかできなかった」
ナナシ->「ホントは女の扱いなんて慣れてねーのになぁ? 調子良い事言って期待させて、傷付けるだけ傷付けて」
ナナシ->「挙句は好きな女がいるからポイだ。…何やってんだってなぁ?」
ナナシ->「今更こんなん言っても仕方ねーけどよ、…フェンの事、好きだったんだぜ」
ナナシ->「……アイツの望む好きじゃあ、無かったんだけどな」
ヴァルト->……
ナナシ->「…なのに如何してかねぇ。動けば動く程、アイツを傷付けてばっかで」
ナナシ->「紛らわそうとした罪悪感なのに募ってくばっかでよ、結局上塗りだわな」
ナナシ->「…終いにはアルティマの奴キレさせて。 ただただ見てるうちに、アイツは、」
ナナシ->「――…後悔だけじゃ足んねぇだろ」
ナナシ->「……ゲーム。 クリア、しようぜ?」
ナナシ->「バカみてぇに、俺達ばっか都合良すぎて、、いっそ泣けてくるけどよ、っ」
ナナシ->「、、フェンは、、俺達が幸せになるのを、、望んでただろっ…、?」
ヴァルト->……
ナナシ->「フェンの分まで、、なんて、おこがましいコト言わねぇけど、っ」
ナナシ->「アイツが望んだように、、幸せになったって、誰も損しねぇだろ、、」
ナナシ->「なぁ、、アルティマァッ、!!」
ナナシ->『、―――、っ』
ヴァルト->……半ば強制していると見られて仕方が無いが
ヴァルト->お前自身の選択の意思は、お前のモノだ。
ヴァルト->答えを聞こう、アルティマ――



名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

ログ
最終更新:2008年05月18日 08:39