戦国BASARA/エロパロ保管庫

秋良・雲泥万里の交錯2

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akira

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はじめは嫌がっていた筈の元親は、いつしか元就と体勢を入れ替えると、自ら胸に彼の雄を挟んで、夢中で舌を動かしていた。
亀頭や幼き頃の包皮の名残に舌を滑らせては、浅く深く陰茎をしゃぶる動作を繰り返し、時にはその下の陰嚢をも口に含み、愛しげに舐め回す。
相当興奮しているのか、元親の背中越しにある姿見には、まるで粗相をしたかのように蜜を垂れ流し続ける彼女の秘所が、映り込んでいた。
かつては、彼女の頭髪よりも僅かに濃い叢が生えていたが、元就によって取り除かれてしまった今は、そこだけ元親の成熟した身体とは相反して、まるで幼女のようにつるりとしている。
「いやらしい雌だな。もう欲しいのか」
下半身の状態からは想像も尽かぬ冷徹な声で、元就は元親から身体を離した。
口淫に耽っていた元親は、突如引き抜かれてしまった男根を、物足りなさそうに眺めてくる。
「あ…もと、な……」
「鬼風情が、ヒトの言葉など語るな。雌ならば雌らしく、態度で示してみせよ」
言い捨てられた元親は、ぶるり、と身を震わせると、僅かに視線を外しつつ、彼の前で坐り込んだ。
そのまま長い脚を大きく開くと、右手で己の巨乳を揉みながら、左手で陰唇を捲り上げる。
ぱっくりと開かれたそこは、喋る事を禁じられた上の口よりも、元親の気持ちを雄弁に語っていた。

「良く出来たな。──褒美だ」
「あぁっ!」

はちきれんばかりに膨らんだ雄を、一気に挿入された元親は、あられもない声を上げた。
両脚を抱え上げられた状態で、激しく抜き差しをしてくる元就に、元親の身体はガクガクと揺さぶられ続ける。
飽く事無く抜き差しを繰り返されながら、元親はそれでも更なる快感を追い求めようと、元就の雄を締め付ける。
あまりの具合の良さに、元就は短く呻くと、上体を起こし、限界まで折り曲げた元親の身体に、これでもかと肉の楔を埋め込んだ。
度重なる摩擦で、元親の陰核の突起はぷっくりと充血し、初めて彼に犯されて以来、そこに無理矢理付けられた紫水晶の装飾品が、顔を覗かせている。
やがて、元就の赤黒い男根が、元親の奥深くに突き入れられた瞬間。
獣じみた雄の咆哮と、甲高い雌の嬌声が、部屋の空間を満たした。
未だ射精を続けているにも拘らず、元就は元親の内から雄を引き抜くと、元親の顔に精の残滓をふり掛ける。
濃い雄の熱と臭いに塗れながら、元親は恍惚とした表情で、荒々しい息遣いと共に自分を見下ろす征服者の満足気な顔を、見つめ返していた。


嵐のような時間が過ぎ去った後。
ふたりはひと言も交わさず、互いに身を寄せ合いながら眠り続けていた。
元就は元親の柔らかな胸の温もりを、そして元親は、腰に回された彼の掌の仄かな温かさを、忌々しいまでに心地良く感じていた。

本来なら、雲泥万里の如く、決して交わる事のなかったふたり。

捨ててしまえ、と思う一方で傍に置いておきたい、と思うのは何故か。
殺してやりたい、と思うのに、それと同じくらい殺したくない、と思うのは何故か。
いずれにせよ、一度互いの禁断の甘露に触れてしまったからには、最早元には戻れない。
ただ、少なくとも今、この互いの得体の知れぬ温もりだけは、紛れも無き真実である事を、ふたりはイヤというほど熟知していた。


……そして、出来ればずっと、この温もりを手放したくない、と密かに願う気持ちも。




─了─

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