「あ、」
甘噛みされて、声が。
恥ずかしい。
俺の。あのひとと違って貧弱な胸で旦那の茶色い髪が揺れている。
何が楽しいのさ。
え?噛むたびに締め付けてくる?
恥ずかしい。
恥ずかしくて死にそうだけど、俺はもういきそうだ。
旦那は気付いてる癖に、なのにまた焦らしてる。
いきそうになると浅く抜き差しして、俺が物欲しそうに腰を突き出すとまた深く。
濡れやすい俺は、もうお尻までぐしょぐしょだ。
なのに、なのに。
「だ、んなぁ…も、だめですってば…」
気持ちいいのに、苦しい。
執拗に乳首を囓る旦那に、俺は泣きを入れた。
忍びの房中術で煽っても、旦那は平気な顔で俺をいたぶるから、もう打つ手がない。
俺の「お願い」に、やっと旦那は血が滲む乳首から口を離した。
「佐助、お前が悪い」
何が悪いのかさっぱりわからない。
旦那はそんな俺を奇妙なほど大人びた顔で見つめて。
「俺が恋い慕うのは政宗殿だけだ」
ずきり、なぜかどこかが痛んだ気がした。
「だが、俺は」
ひっ、と喉から悲鳴がでた。旦那の太いのを咥えてるのに、そこに無理矢理指が入って来ようとしている。
「…ずっと、お前を抱いてみたかった」
「…ああっ…!!」
目の前が真っ白になって、ビクビク身体が震えた。
根元まで差し込まれた指の感触。あれ、俺泣いてる?
「…抱き殺されても文句は言わせんぞ、佐助」
ほんとにこれは誰だ。
俺の可愛い旦那。
こんな獣みたいな目で俺はずっと見られてたのか。
想像の中で、あられもない姿で犯されていたのか。
「あ…俺…もう帰る…」
「駄目だ。許さん」
逞しい腕が俺を抱き起こして、そのまま旦那の膝に座るような姿勢にされた。
指は抜いてくれたけど、その代わりに貫かれたまま肉の芽を散々弄られた。
旦那は最初は俺の中に射精したりしなかったけど、最後の方には遠慮なくどっぷりと注がれた。
もう中も外もドロドロで、ついでに涙腺も大破して、俺は泣きじゃくりながらだんな、だんなって呼び続けた。
あちこち噛まれて、なのにそれでいっちゃったりして。
ぐずぐずと行ったり来たりするたびにいろんな液体が漏れて、ああ洗濯が大変だなって、なぜか冷静にそんなことを考えていた。
甘噛みされて、声が。
恥ずかしい。
俺の。あのひとと違って貧弱な胸で旦那の茶色い髪が揺れている。
何が楽しいのさ。
え?噛むたびに締め付けてくる?
恥ずかしい。
恥ずかしくて死にそうだけど、俺はもういきそうだ。
旦那は気付いてる癖に、なのにまた焦らしてる。
いきそうになると浅く抜き差しして、俺が物欲しそうに腰を突き出すとまた深く。
濡れやすい俺は、もうお尻までぐしょぐしょだ。
なのに、なのに。
「だ、んなぁ…も、だめですってば…」
気持ちいいのに、苦しい。
執拗に乳首を囓る旦那に、俺は泣きを入れた。
忍びの房中術で煽っても、旦那は平気な顔で俺をいたぶるから、もう打つ手がない。
俺の「お願い」に、やっと旦那は血が滲む乳首から口を離した。
「佐助、お前が悪い」
何が悪いのかさっぱりわからない。
旦那はそんな俺を奇妙なほど大人びた顔で見つめて。
「俺が恋い慕うのは政宗殿だけだ」
ずきり、なぜかどこかが痛んだ気がした。
「だが、俺は」
ひっ、と喉から悲鳴がでた。旦那の太いのを咥えてるのに、そこに無理矢理指が入って来ようとしている。
「…ずっと、お前を抱いてみたかった」
「…ああっ…!!」
目の前が真っ白になって、ビクビク身体が震えた。
根元まで差し込まれた指の感触。あれ、俺泣いてる?
「…抱き殺されても文句は言わせんぞ、佐助」
ほんとにこれは誰だ。
俺の可愛い旦那。
こんな獣みたいな目で俺はずっと見られてたのか。
想像の中で、あられもない姿で犯されていたのか。
「あ…俺…もう帰る…」
「駄目だ。許さん」
逞しい腕が俺を抱き起こして、そのまま旦那の膝に座るような姿勢にされた。
指は抜いてくれたけど、その代わりに貫かれたまま肉の芽を散々弄られた。
旦那は最初は俺の中に射精したりしなかったけど、最後の方には遠慮なくどっぷりと注がれた。
もう中も外もドロドロで、ついでに涙腺も大破して、俺は泣きじゃくりながらだんな、だんなって呼び続けた。
あちこち噛まれて、なのにそれでいっちゃったりして。
ぐずぐずと行ったり来たりするたびにいろんな液体が漏れて、ああ洗濯が大変だなって、なぜか冷静にそんなことを考えていた。