佐助は徐々に快楽の波に支配されていく。ただ謙信が見て取るに、どこか
物足りなさそうでもある。何を必死に我慢しているのだろう。
「ひょっとして…なにか、きたいしているのですか?」
謙信が尋ねると、
「…べっ、別に…期待なんか…しちゃ…」
「いない、ようにはみえませんね…どこがいい?」
佐助は訴えるような目で謙信の方をじっと見ては逸らし、それを何度か繰り返す。
どうせ謙信の手の内から逃れることは出来ないのだから無駄に意地を張らずに
さっさと楽にしてもらった方が利口だ。
「くっ…」
それでも、佐助は自分から求めることをためらう。結局何も言い出すことが出来ずに、
黙り込んで目をつむり下半身を襲う波に懸命に耐える。
物足りなさそうでもある。何を必死に我慢しているのだろう。
「ひょっとして…なにか、きたいしているのですか?」
謙信が尋ねると、
「…べっ、別に…期待なんか…しちゃ…」
「いない、ようにはみえませんね…どこがいい?」
佐助は訴えるような目で謙信の方をじっと見ては逸らし、それを何度か繰り返す。
どうせ謙信の手の内から逃れることは出来ないのだから無駄に意地を張らずに
さっさと楽にしてもらった方が利口だ。
「くっ…」
それでも、佐助は自分から求めることをためらう。結局何も言い出すことが出来ずに、
黙り込んで目をつむり下半身を襲う波に懸命に耐える。
「うーん…いいづらそうですね」
本人が言わずともたいして問題ないといった口調である。
「では…かすがに、きいてみましょうか」
ぎくりとした佐助は、
「えっ?あああっ…待った!待った!いいですってば!」
慌てて謙信の行動を止めようとするが、それもまた無駄なことである。
「どうなのでしょうね、かすが」
謙信は首を傾げて尋ねる。尋ねるという形はとっても「教えろ」という命令なのだから
かすがが逆らえる訳はない。佐助の先端から口を離して遠慮がちに口を開く
「佐助が弱いのは、おそらく…この下の…」
陰茎の先端から指が下りていく
「だああーっ!だめだって!かすがっ、言うんじゃね…っ!」
叫んだところでどうにもならない。
「この…中かと…」
尻の穴のすぼまった所をちょんっと軽くつつかれると
「うくっ!」
その穴が、ひくうと更にすぼまる。
本人が言わずともたいして問題ないといった口調である。
「では…かすがに、きいてみましょうか」
ぎくりとした佐助は、
「えっ?あああっ…待った!待った!いいですってば!」
慌てて謙信の行動を止めようとするが、それもまた無駄なことである。
「どうなのでしょうね、かすが」
謙信は首を傾げて尋ねる。尋ねるという形はとっても「教えろ」という命令なのだから
かすがが逆らえる訳はない。佐助の先端から口を離して遠慮がちに口を開く
「佐助が弱いのは、おそらく…この下の…」
陰茎の先端から指が下りていく
「だああーっ!だめだって!かすがっ、言うんじゃね…っ!」
叫んだところでどうにもならない。
「この…中かと…」
尻の穴のすぼまった所をちょんっと軽くつつかれると
「うくっ!」
その穴が、ひくうと更にすぼまる。
男の忍びは無駄に女を孕ませぬように、また体力の消耗を避けるために
生半可なことでは射精までには至らぬよう訓練されている。しかし、過度の性欲に
精神を乱されることがあっては、仕事への集中を欠いたり心身に支障をきたしたり
する恐れがある。
その為、いざという場合に容易に体の熱を冷ませるよう、即座に淫気を解放できる
ツボのような箇所が存在し、それが大抵は後ろの穴の中に隠れていると、かすがは言う。
生半可なことでは射精までには至らぬよう訓練されている。しかし、過度の性欲に
精神を乱されることがあっては、仕事への集中を欠いたり心身に支障をきたしたり
する恐れがある。
その為、いざという場合に容易に体の熱を冷ませるよう、即座に淫気を解放できる
ツボのような箇所が存在し、それが大抵は後ろの穴の中に隠れていると、かすがは言う。
「そう…しのびのみちの、かくもきびしいこと…」
といいながら自分の指をちゅぷうとしゃぶって涎をまぶし
佐助の後ろの穴の周辺に塗り付ける。
「だぁぁっ!ちょっ…そんな所、触ったらっ…御手が穢れちまうでしょーがっ…!」
「ふっふっ、あんずることなどありませんよ…」
滑りが良くなったところで穴の中心に中指をぐりぐりとねじ込む
「わたくしたちが…おまえをかいほうしてやりましょう…」
「やっ、い、いや、いけねぇ!……うああよしてくれぇぇっ!」
佐助はなんとか拒もうと振る舞うが、
「おや、くいつかれてしまいましたね」
「…あ…ははぁ…」
穴のほうは待ち構えていたように謙信の指をつぷりと飲み込む。
といいながら自分の指をちゅぷうとしゃぶって涎をまぶし
佐助の後ろの穴の周辺に塗り付ける。
「だぁぁっ!ちょっ…そんな所、触ったらっ…御手が穢れちまうでしょーがっ…!」
「ふっふっ、あんずることなどありませんよ…」
滑りが良くなったところで穴の中心に中指をぐりぐりとねじ込む
「わたくしたちが…おまえをかいほうしてやりましょう…」
「やっ、い、いや、いけねぇ!……うああよしてくれぇぇっ!」
佐助はなんとか拒もうと振る舞うが、
「おや、くいつかれてしまいましたね」
「…あ…ははぁ…」
穴のほうは待ち構えていたように謙信の指をつぷりと飲み込む。




