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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

猿飛さすこのゆーうつ4

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匿名ユーザー

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「…チカ」
「うん、そうだな」
「猿飛佐助、やはり捨て置けぬ…」
夜の高層ビルの上、2つの人影が浮いていた。
片方の小さい少女は腰の周囲ぐるりと取り囲む、淡い緑に発光する輪の中心に、
もう一つの大柄な眼帯の女性は巨大な碇に似た槍に腰掛け、頬杖を付いていた。
小柄な少女は肉眼では認識出来ぬほど遠距離に位置する佐助の自宅の方向から視線を外し、
傍らに座る最愛のパートナーを見下ろした。
「明朝9時、猿飛佐助と真田幸村の両名は中央図書館にて集合。我も行く。」
「9時ぃ?はえーな。随分真面目なんだな、そのサスケとユキムラっての」
「猿飛はそうでもない。むしろうまく隙をついて逃げる方。成績は学年の中ほどと推測される。
真田は何事に置いても必要以上の熱意で取り組むが、学業面においてはかえって効率が悪く成績は下の方。
ただ、運動能力が極めて高い。芸術科目も良いようだ」
「お前と正反対じゃん」
眼帯の女、佐助にはチカと呼ばれている長曾我部元親は苦笑して愛しい影を見上げた。
「……異なる情緒文化は理解が困難だ」
今まで無表情を保っていた、校内では毛利元就と呼称する細身の少女はここではじめて僅かに拗ねた表情を見せた。
「はいはいごめん。苦手でも一生懸命だもんな、ナリは」
二人の住まう自宅のテーブルの上には、元就が調理実習で作った焦げたクッキーがまだ大量に残っている。
それを少しづつ、今日あった出来事を語りながら消費するのがここしばらくの二人の日課だ。
一陣、風が吹き、元就のセーラー服のスカートを捲り上げた。
黒いタイツに覆われた足の付け根には同色のガーターベルトが覗く。
「あーほら!ぱんつ見えちゃうだろ!」
「特に困る事はない」
スカートを抑えながら、乱れたプリーツを正す元親に素っ気無い声で返す。
これでも元就本人にしてみれば精一杯の感情表現なのだが、この星の環境に適応する為に抑制させた身体機能では困難も多い。
それを元就は歯痒く思う。せめて元親の前では素直に感情表現をしたい、というのが彼女の叶えるべき『願い』である。
「大体お前、買ってやった服はどうしたんだよ。学校終わっても制服着っぱは駄目だって」
「もったいない。汚れる」
着ないほうがもったいないと愚痴る元親を置いて、元就はスモッグと街の光に汚された夜空を見上げた。
「星が、見えぬ」
元就の故郷はこの国からは見えない。
例え光害が全て消え大気が清浄さを取り戻しても、北半球に位置する島国からの確認は不可能だ。
「ん、」
元親は寂しそうな彼女の横顔に曖昧に応えた。元親のいた時間では、星空は本来の輝きを取り戻していた。
人類の殆どが死滅したこの星の上には、自然の生態系を脅かす程の公害もまた無かった。
だから元親には、今現在の無駄なまでの人間のパワーが羨ましい。それでも、元の時代に帰還しなくてはならない。
このまま異なる時間帯に留まるのは後々どんな影響を及ぼすかわからない。
何よりここで出会った愛しい小さな異星人の体調を考えれば医術の進んだ未来で治療を受けさせるのが一番だからだ。
そして、ずーっと一緒にいような、と最初に交わした約束が、彼女の叶えるべき『願い』である。
「そろそろ戻るか」
「うむ」
元就が指を沿わせた先から環状の光は滲むように消えていった。同時に元就も浮力を失い、とっ、と音立てて元親の腕に落ちる。
それを合図に碇槍型反重力装置搭載ホバーマシンのトリガーを引いて発進させた。
念の為と光学迷彩を張り、元親は抱えた元就の額に軽くキスをした。
「帰ったらクッキー食べて映画見ような」
レンタルショップで借りてきた、幼い恋を描いたテーマソングが美しいこの時代から40年ほど前のアナログフィルム作品。
結婚式をあげ、そのままトロッコで逃げていった主人公達の行き先はもしかしたら地獄かもしれないけど、
(生憎俺はそんな嫌ったらしいとこにこいつをつれてく気はないんでね)
にんまり笑った元親に元就は、5ミリづつ左右の口角を上げた微笑と50ミリの頷きで応えた。

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