折れそうに背をのけ反らせ、爪で床を掻く佐助を気遣う事なくその実体なき体を佐助の中に押し込んでいく。
ずるずると影が佐助の胎内に進むたびに佐助は極め、床に夥しい量の蜜を零し痙攣する。
口を犯し全身を撫で回す影は、まともに指令を下せない佐助の、肉体の望みを嗅ぎとり喉の奥深くへと潜りこむ。
そして、耳の穴や、全身の毛穴、臍からまで佐助に侵入しようとする。
下肢から突き上げる強烈な快楽、じわじわと全身をまさに侵される快楽に、佐助はただ身を震わせる事しか出来ない。
「…ふぁ…んん…」
引き締まった尻の奥、不浄の門を影が身過ごすはずはなく、獣の影の丁度性器がある部分が膨れ上がり、やはり開くことなく中へと入っていく。
もちろん佐助はそこでの交わりも経験済みである。
確かに擦られ、質量のあるもので爛れた肉を抉られているはずなのに、快楽以外には肉体には何も及ぼさない。
疲れることも飽くこともない影は佐助の中にすべて納まり、佐助は一人ただ真昼の光の届かぬ場所で内側からすべてを犯され、喘いでいた。
足りない。
朦朧とした意識の中で思うのはそれだけだ。
震える指で再び印を結べば、幾つもの生物の形すら取らぬ影が次々と現れ佐助に群がっていく。
ずるずると影が佐助の胎内に進むたびに佐助は極め、床に夥しい量の蜜を零し痙攣する。
口を犯し全身を撫で回す影は、まともに指令を下せない佐助の、肉体の望みを嗅ぎとり喉の奥深くへと潜りこむ。
そして、耳の穴や、全身の毛穴、臍からまで佐助に侵入しようとする。
下肢から突き上げる強烈な快楽、じわじわと全身をまさに侵される快楽に、佐助はただ身を震わせる事しか出来ない。
「…ふぁ…んん…」
引き締まった尻の奥、不浄の門を影が身過ごすはずはなく、獣の影の丁度性器がある部分が膨れ上がり、やはり開くことなく中へと入っていく。
もちろん佐助はそこでの交わりも経験済みである。
確かに擦られ、質量のあるもので爛れた肉を抉られているはずなのに、快楽以外には肉体には何も及ぼさない。
疲れることも飽くこともない影は佐助の中にすべて納まり、佐助は一人ただ真昼の光の届かぬ場所で内側からすべてを犯され、喘いでいた。
足りない。
朦朧とした意識の中で思うのはそれだけだ。
震える指で再び印を結べば、幾つもの生物の形すら取らぬ影が次々と現れ佐助に群がっていく。
「…足りないよ…だんな…」
爪先まで痙攣させながら、濡れた肉を貫く影にはしたなく脚を開き、腰を揺らして。
最後に現れた影が染み入るように佐助の中に融けていった瞬間、佐助は気を失った。
爪先まで痙攣させながら、濡れた肉を貫く影にはしたなく脚を開き、腰を揺らして。
最後に現れた影が染み入るように佐助の中に融けていった瞬間、佐助は気を失った。




