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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

炎の微笑11

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bsr_e

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縄を解き、身体を清めてやりながら小十郎は腕の中の女を見た。
甲斐と連絡などつけられる筈がない。忍びがここを探り当てたのだろう。
冷静に考えれば分かることだ。涙の跡を擦り取り、着物に包んで抱き上げる。

軽い。
むき出しになった腕は細く柔らかく、女なのだと主張する。
隠す場所を変える必要がある。屋敷の奥深くか、いっそ寺にでも預けるか。

――隠して、どうなる。

閉じ込めて、泣かせながら無理やり抱いて、頬を叩き、縛り付けて。
妻に暴力をふるわずにいられない夫のようだ。
そんなつもりはなかった。顔だけ見て、後で戦の話をしようと思った。
知恵など借りるつもりはないが、幸村に話せば不思議と頭の中でまとまっていく。
着物を直し、畳の上に身体を横たえさせた。髪を梳き、寝顔を見る。
天女のよう、とは程遠い。魂の抜け落ちたような空ろさがあった。
こんな風にしたのは、紛れもなく自分だ。
手を見た。幸村を打ち、縛り付けた手。顔を近づけて噛み付いた。血が滲む。

「ん……」
睫毛が揺れて目が開いた。暗い瞳。

「片倉……殿……」
すう、と瞳が焦点を取り戻す。目が手に吸い付いている。眉を寄せて手を幸村から隠した。
「今、何を」
身体を起こし、幸村はまっすぐ小十郎を見た。辱めを受けたことなど忘れたような目に
耐えられず、視線をそらす。
「なんでもねぇよ。てめぇは、他に心配することがあるだろうが」
右手で幸村の胸倉をつかんだ。幸村は息を飲み、下腹部を抑えた。そこにはまだ
小十郎の精が残っている。早くかき出して薬を飲まねば、子種が実を結ぶ。
「――ひとつ、聞かせろ」
「なんだ」

「俺は……片倉殿の、何だ」

何、と聞かれ、答えが出てこない。
慰み者。その、はずだ。
一時の快楽を得られればそれでいい。飽きれば捨てる。それだけの、もの。
ならなぜ慈しむ。着物を与え、小間物を与え、身体を労わり、政や戦を語る。

「……さあ、な」
答えをはぐらかした。

手を離して立ち上がると、幸村は襟を抑えて顔を俯けた。髪がさらさらと音を立てて
流れ落ちる。振り向かずに離れから出た。

鍵を懐から出し、茂みに捨てた。
もう捕らえることはできない。ならば、このようなものは必要ない。



幸村が姿を消したのは、翌日のことだった。


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