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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

花簪2

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nozomi

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「HEYおっさん。簪見せてくれねぇか?」

品物のあらかたが売れて客足がすっかり引いた後、
帰り支度をする男に政宗は声を掛ける。
猫を思わせるしなやかな足取りで近付く政宗に、
男は無言で簪の収められた桐箱を寄越す。
箱の中には、凝った意匠の簪が二つあり、政宗はその一つを手に取った。

細やかな彫金の施されたそれは、流水に雪輪と梅をあしらった意匠の
風雅なもので、他の簪もこのような物だったのなら、
女郎達が眼の色を変えて買い漁っていたのも納得が行った。
小さな値札には小間物にあるまじき値段が書き込まれていて、
この美しい簪の売れ残った理由が知れる。

「ふーん…なかなかCOOLじゃねぇか。OK、これ買ってやるよ。」


浴衣の袂から無造作に小判を取り出すと、政宗は黄金色に光るそれを男に向かって放った。
硬い音を立てて床に落ちるそれが目に入っているのかいないのか、男は黙々と帰り支度を続ける。

「おい。あんた聞いて…」

「…悪いが、そいつは出来ねぇな。」

初めて聞く男の声は低く耳に響くようで、外見と同じく
少し好みだと政宗は思ったが、その言葉の内容に眉を顰める。

「なんでだよ。金なら足りてんだろ?」

「金の問題じゃねえ。」

その言葉が終わるか終わらないかのところで、
不意に政宗の視界に金色の光が閃き、反射的に
それを掌に掴むと、先程床に放った小判だった。
男がこちらに投げ返して来たのだ。
何をしやがる、と口を開きかけた政宗に、男は続ける。

「この簪は、もっと臈たけた大人の女に似合うようにと作ったもんだ。
幾ら積まれても、お前さんみてぇな餓鬼にくれてやる気はねえな。」

「な……っ!」

男の言葉に、政宗の白く整った顔が、怒りで紅く染まる。
仕事柄、客にはもっと屈辱的な事を言われる事が有るが、
不思議と何とも思わないものだった。
しかし何故かこの男に言われると、やけに腹が立つ。

「俺がガキだと?!ふざけんな!」

「そういきり立つって事は、
てめぇで認めたって言ってるようなもんだな。」

不敵な笑みを浮かべる男に、政宗は袂から
もう一枚小判を取り出すと、再び放り投げた。
今度は床に落ちる直前で、男がそれを大きな掌で受け止める。


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