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戦国BASARA/エロパロ保管庫

矢車草の夢みたいな事7

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泣くだけ泣いてぐずぐずと鼻を啜る。
もう十分だと思った。
これでもう心起きなく秀吉を諦められる。
告白も出来たし、何があったのかも納得出来た、秀吉も元通りになったみたいだし、きっとまた友達に戻れるだろう。
さっきのは……まあ、事故みたいなもんだよね。
好きだとか言って泣いたから。きっと勢いだ。
身体を離そうとすると、秀吉は「落ち着いたか。」と言った。

「うん……ごめん。」
のしかかっていた身体を起こして、秀吉の顔を見る。
秀吉は昔みたいに口元にうっすら笑みを浮かべて慶次を見ていた。
「少し腫れたか。」
そういって慶次の頬を優しく撫でる。
その手からはいつの間にか籠手が外されていた。
少しかさ付いた大きな暖かい手。
その心地よさに思わず目を閉じる。
その手に引き寄せられまた唇が重ねられた。

これも事故なんだろうかとぼんやり考える。
こんな風にされたらまた諦められなくなっちゃうよ。
「ん……ひでよし。」
さっきと同じように音を立てるように吸われ、唇を甘噛みされて、それだけなのに妙に気持ちが良い。
その感触を追うように身体に熱が溜まり、皮膚が敏感になっていくのを感じる。
口付けが顎を伝い咽に降りてきて、気付けば着物の前が鳩尾辺りまで開けられていた。
「え、ちょ、ちょっとまって秀吉。……あ。」
秀吉の手が鎖骨の辺りから着物の中に滑り込み、そのまま円を書くように胸を撫でる。
肌と肌の触れ合う感触にぶるりと身体が震えた。
「あ……まって秀吉。ここで?」
耳元でぴちゃりと音がして耳たぶの裏を軽く吸われる。
「わかっている。今は、少しでよい。お前に触れさせてくれ。慶次。」
「え……あ……嘘、ひでよ……。」
手が体の形を確かめるように身体をなぞる。
唇が降りてきて顔が胸元に埋められる。
嘘……嘘だ。秀吉が俺に触りたいなんて。
しかも今はって……

「慶ちゃ―――ん。こっちの怪我人の手当ても終わったよ。そっちはどないなった?慶ちゃ……!」

背後から聞こえた声にはっとする。
気付けば俺は感じてしまったせいなのか身体を押し付けるように秀吉の首にしがみ付いていて、上半身はすっかり脱がされていた。
胸を反射的に押さえ振り返る。
花街組の友達が「ごめん!邪魔した!!」と駆けて行くのが見えた。
「え、あ、ちょっと待って違うんだ。」
自分で言いながら何が違うんだと思う。
後を追おうと立ち上がると、秀吉が俺の腕を掴んだ。
「あ……秀吉?」
秀吉は上半身まっぱのまま駆け出しそうな俺に服をちゃんと着せ直して一回納得したように頷くと、俺の背中を押した。
「あはは、ごめん。ありがと、ちょっと行って来る。」
後を追って階段を下りているとさっきの友達が空を見上げ腕で涙を拭っていた。

「く……慶ちゃんにもとうとう春が来たか。良かったなあ。」

なんだかもうどうして良いのか分からなかった。

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