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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

鳥無き島 13

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bsr_e

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滅機の最新型を開発していたというのは本当だ。
万が一のときのため、本丸近くに準備している。
しかしそれは本命ではない。

大口径の大砲を多数設置し、絶え間ない砲撃を可能とする要塞――それが富獄だった。
砲撃の精度も距離も速度も、すべて元親手ずから改良した会心の作だ。
何より苦労したのは試射。
豊臣に知れたら最後、苦心して大筒の試し撃ちにまじえようやく済ませたものだ。

しかし、なにもこれで豊臣兵を全滅させられると思っているわけではない。
砲撃が可能なのはこの浜辺一帯で、例えば陸地から攻められたら富獄の真価を半分も発揮しえない。
冷静になった竹中半兵衛あたりが、それを指示すれば無力化させるのもたやすいだろう。

これすらも、ただの足止め。
足止めのために本気で国が傾きかけた。


「――ほんじゃ、任せたぜ」
「戯言はよい、見事盤上を動いてみせよ。貴様も我が策の糧となれ」


元親は今、海の上にいる。岩陰に隠れるような小舟だ。
同乗しているのは、主に長曾我部軍の精鋭、わずかな手勢のみである。
その唯一の例外が――毛利軍の大将・毛利元就だった。

冷たく言い放った元就は、体重などないような動きで横付けされている小舟に跳び移る。
すぐにその舟は進んでゆく。
そして元就は、手にしている采幣を、何かに祈るように高く掲げた。

芸術としか言えない速度で、先ほどの豊臣兵の動きと遜色ないほど整然と、小舟があちこちから現れた。
豊臣の戦艦と比較したら鯨と蟻だ。
しかし、元就の采配のもと、無数の舟から無数の矢が射かけられた。
狙いは軍船ではなく――岸を目指している第三陣。海の上の豊臣兵だった。

日の本一を謳われる毛利水軍は、強弓でも知られている。
矢は惜しむことなく雨のように浴びせられ、瞬きするごとに豊臣兵を減らしていった。
豊臣軍も、不意を突かれたなりに反撃をしているが、いかんせん毛利水軍には及ばない。
巨大な軍船からの砲撃も、毛利軍は巧みに船を操って被害を最小限に抑えている。
稀代の策略家・毛利元就の本領発揮である。
元親とは根本から相容れぬやりかたではあるが。


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