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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

鳥無き島 14

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――大事業を成す際に、どこからもその情報を漏らさず進めるというのは難しい。
相手が天才と呼ばれる知略の持ち主・竹中半兵衛ならばなおさらだ。
優秀な間者も信頼のおける情報網も無数に持っていることだろう。

最新型滅機のことが漏れるのは構わなかった。
それよりも重要だったのは富獄であり、毛利軍との同盟締結だった。
これを悟られたら、長曾我部の命運は絶たれる。
正攻法の陸戦では豊臣には到底及ばない。

毛利と長曾我部は、長年にわたり争いつづけている敵である。
それも、武田と上杉のような、互いを認めあう好敵手のような間柄ではない。
少なくとも、好敵手の好が必要ない関係であることは確かだ。

しかし、毛利元就は天下への欲はないものの、自らの領土を侵すような者には容赦がないのは事実だった。
当然、豊臣の動向は気にしているはずだ。
そして、豊臣との国力の差も理解できているはず、と。
そこに利害を一致させる要因があった。

元就は、利がなければ動かぬ男だ。
おびき寄せるのは長曾我部の城であり、毛利軍は後詰、
そして一番面倒なところを元親が引き受けるというところまで譲歩した。
おまけに、策を実行するのにやむを得ないとはいえ、瀬戸内の隠れ島や潮流などの情報もごっそりと持って行かれた。
それですんだのは不幸中の幸いと言えるかもしれないが。
正直、滅機の一機や二機持っていかれるのも覚悟だったのだが、元就はそちら方面には興味がないらしい。

富獄の砲撃と、毛利軍の射撃は絶え間なく続いていた。
元親を乗せた小舟は、盾の力も借りて器用に矢を避けながら豊臣の軍船へと迷いなく近づいてゆく。
元就が舟を下りた今、この舟に残っているのは元親を含む曾我部軍のわずかな精鋭だけだった。

「野郎ども、最後までついてこいよ!」

景気づけに叫んだ元親に、部下たちは勢いよく答える。

「海の底までお供しますぜ、アニキィ!」
「俺たちゃどこまでもついていきますぜ!」
「大船に乗った気で任せな、アニキィ!」
「腕が鳴るねえ。まっかせな!」

小船が、豊臣の戦艦に横付けされる。元親を先頭に乗りこんで、次々に散ってゆく。
豊臣秀吉と竹中半兵衛が退かない限り、結局のところ豊臣にとっての痛手にはなり得ない。
元親を含む軍屈指の精鋭が討って出ている今、秀吉の力と半兵衛の知略の前には、長曾我部の本陣は紙に等しい。


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