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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

鳥無き島 15

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「豊臣の戦艦に小舟で突っこんできたんだって? それは策か無謀か、それとも冗談かい?」

本陣への侵入を果たしてもなお、竹中半兵衛の表情すら変えさせることができなかった。
軍船に残っていた兵をなぎ倒しながらここまでやってきた元親を、
何の感慨もなく見降ろして半兵衛は言い放ったのだった。

船内に散った部下たちは大丈夫だろうか。腕の立つ連中ばかりをそろえたが、不安はよぎる。
元就のように割り切ることは、自分には無理だった。
だが、それを面に出さず、元親は半兵衛に相対する。

「いい天気にまどろんでいる暇はねえぜ?」

矢の雨の勢いは衰えたものの続いているし、富獄からの砲撃は止まない。
白く美しい浜も、青く輝く海も、屍だらけの無残な光景だった。
全兵力を四国攻めに費やしたわけではないということを差し引いても、豊臣の被害は甚大だ。
――それなのに、この半兵衛の平静さはどうだ?

「のんびりしているつもりはないのだけれどね。しかし、元親君。君の兵器は興味深い……もちろん君以上にね」
「あぁん?」
「ここで君を倒して、いただいてゆくことにしようか」

微笑みさえ浮かべて、半兵衛は佩いていた刀を抜いた。
野戦で鍛えた元親とは対極の、洗練された動作だった。
まつから聞いていた。
ただの刀ではない、繰り手の技量で自在に長さを変える関節剣の使い手だと。

そしてそれは、元親の得物や戦いかたと、すこぶる相性が悪かった。

半兵衛の華麗な剣さばきは、力を捨て技に特化しているように元親の目に映る。
一撃必殺の剛剣ではなく、手数で徐々に体力を削っていき、隙を見せた相手の急所を狙っているかのような。
一方、巨大な碇槍を振り回す元親は、力に特化している。
一撃の威力が大きければ、隙も大きい。
そして、それを逃す半兵衛ではない。
元親にとっては、手数よりも一撃の重さで戦う秀吉の方がまだやりやすい相手であろう。

致命的な一撃をもらっているわけではない。
しかし、元親は半兵衛だけにかまけているわけにはいかないのだ。
秀吉が動かぬ限り、豊臣は常に余力を残しているということだ。
たとえどれだけの兵が散っても、たとえ半兵衛が抑えられていても、覇王と恐れられるあの男はただの一騎で戦局を覆す。
半兵衛が足止めされているということは、裏を返せば元親も足止めされている。
早く片づけて、秀吉のもとへ行かねばならない。

焦り始めた元親の喉を狙って関節剣が伸びる。
飛び退ると、壁に背中がぶつかった。
次の半兵衛の一撃が先か、槍を握り直した元親の一撃が先か。
間に合わない。
剣は眼前まで届いている。
ほとんど本能か反射の域で、左腕を犠牲にしようとしたそのとき、鞭のようにしなる剣がはじき落とされた。


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