「………っ、もう、無理…小十郎っ、やって」
「今日はご自分でなさるように申したはずですが?」
「…、やだ、できない…」
「今日はご自分でなさるように申したはずですが?」
「…、やだ、できない…」
その部屋には、二つの人影。身を寄せるようにして大きい方の影が、小さい方の影に後ろから被さる。
声色から顔を歪めているのであろう片方に、もう一方は溜息を吐いてわらった。
声色から顔を歪めているのであろう片方に、もう一方は溜息を吐いてわらった。
「まったく。仕方のないお方だ」
「ひゃっ…小十郎!余計なとこまで触んなよ、くすぐったい」
「そう言われましても、触れないとできますまい」
「ん…わかったから…もう、早く」
「では、いれますぞ。…そんなに力まずとも平気です。力を抜いて」
「や、やっぱりちょっと待った!…っ怖い」
「初めてではないでしょう?……大丈夫、優しくしますよ」
耳元で低い声が、優しく囁く。
「ぅっ…ん、や、ぁぁあっ!」
つぷ、と先端が穴を押し広げ、体を自分のものでない異物が貫いた。
「そう言われましても、触れないとできますまい」
「ん…わかったから…もう、早く」
「では、いれますぞ。…そんなに力まずとも平気です。力を抜いて」
「や、やっぱりちょっと待った!…っ怖い」
「初めてではないでしょう?……大丈夫、優しくしますよ」
耳元で低い声が、優しく囁く。
「ぅっ…ん、や、ぁぁあっ!」
つぷ、と先端が穴を押し広げ、体を自分のものでない異物が貫いた。
「…っ!ぅっ…、いっ…た、」
小さく上がる呻き声に、具合を問い掛ける声が返る。
「まだ痛みますか?」
「や…痛い、」
「…傷の手当てなどでは音を上げないのに」
「っ…あれは我慢、してんだよ。ん、小十郎っ…もういい、一気に全部……焦らすなよ、」
小さく上がる呻き声に、具合を問い掛ける声が返る。
「まだ痛みますか?」
「や…痛い、」
「…傷の手当てなどでは音を上げないのに」
「っ…あれは我慢、してんだよ。ん、小十郎っ…もういい、一気に全部……焦らすなよ、」
やめろといったり、いれろと強請ったり。
相変わらずの無茶振りに苦笑いしつつ、半ば無理矢理モノを最後まで押し込んだ。
相変わらずの無茶振りに苦笑いしつつ、半ば無理矢理モノを最後まで押し込んだ。
「ぅ、あ、……も、全部、入ったか…?」
「奥まで入りましたぞ」
「ん…ぅ、やっぱり痛い…。早く、もっとよくなればいいのに」
「慣れるまではまだしばらくかかりましょうな」
「俺だけ、痛くて、お前だけ平気なのが気に食わねえ」
痛みに息を詰まらせたせいか、肩が揺れる。だがその割に聞こえてくるのは減らず口を叩く声だった。
「奥まで入りましたぞ」
「ん…ぅ、やっぱり痛い…。早く、もっとよくなればいいのに」
「慣れるまではまだしばらくかかりましょうな」
「俺だけ、痛くて、お前だけ平気なのが気に食わねえ」
痛みに息を詰まらせたせいか、肩が揺れる。だがその割に聞こえてくるのは減らず口を叩く声だった。
「そう言われましても。よくなるまで、小十郎が面倒を見て差し上げますよ」
「それは当たり前――んぁっ!ちょ、急に動かすなっ…!」
言い掛けた言葉を言い切れぬまま、鈍い痛みとぞわりとした感覚に、身体が跳ねる。
大きい影が前後に動くのが映った。
「それは当たり前――んぁっ!ちょ、急に動かすなっ…!」
言い掛けた言葉を言い切れぬまま、鈍い痛みとぞわりとした感覚に、身体が跳ねる。
大きい影が前後に動くのが映った。




