戦国BASARA/エロパロ保管庫

一人遊び1

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 行水するつど、湯を使うたびに、思うのだ。
 自分の体は一体いつから、これほどまでに生々しい
 『女』に変化してしまったのか、と。

 ――浅井の領内での、ある武将との小競り合いが平定して、二日後。
 ようやく帰り着いた小谷城内の風呂場で、市は己の体を清めている。
 もうもうと湯気の立ち込める浴室に、市以外の人影はない。
 もともと人嫌いの気がある市は、必要以上の行為で侍女にそばにかしずかれると
 気味が悪くて仕方ないのだ。
 ひとりではどうしてもこなせないものならばまだ我慢できるのだが、
 着替えや髪の手入れなどといった事象はどんな馴染みの侍女にもやらせない。
 どれほどに時間がかかろうとも、きっちりと一人でこなす。
 口下手な市は古参の侍女頭にすらうまく説明することができないが……
 ほんとうに、反吐が出るほど気持ち悪いのだ、自分の肉体に別の人間の手が触れる、
 という、ただそれだけの行為が。
 だから……湯浴みする際も、市は一人だ。
 目付け役は室外で控えているはずだが、浴室に入り込んだら解雇するからと
 きつく言い含めてある。
 万が一にも、踏み込んでこられることはあるまい。
一人遊び2

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