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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

佐助×幸村(♀)14

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bsr_e

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絞り出すような声にも眉一つ動かさず、用意していた返事を返す。
「お館様から聞いてない?敵情視察だよ。行き先はナイショだけどねー。一月くらい、
今までだってあったでしょ?まあ、今回は全然連絡入れられなかったけど」
へらりと笑って見せたが、目の光はますます鋭くなっただけだった。
うーん、子供のころはちょっと笑えば、簡単にだまされてくれたのになあ。
なんだかんだで旦那も大人になったもんだよ。
「や、ちょっと予定よりかかったけどね。ついでにあちこちの動きも探ってきたから。
ほら、俺様働き者でしょー?ああ大丈夫、お土産は買ってきたよ、旦那の好きな店の団子……」
「違う、そうではない」
頑是無い子供のように、ぶんぶんと首が振られた。せっかく整ってた髪がぼさぼさになる。
「旦那?」
「そうではない」
むずがるように繰り返して、顔を上げる。夕日より緋色の内掛けより鮮やかな瞳が、射抜くように
俺を見た。
「佐助、何故、返答もせぬまま姿を消した」

なにを言ってるんだろう、この人は。

怒りで燃えているような、そのくせ今にも泣きだしそうな顔が、不器用にまっすぐ見つめてくる。
ひどく冷たい夕暮れの風が、打掛の裾を巻き上げる。華やかなはずの小袖の色や模様が、
何故かひどく無機質に見えた。



障子を透かして、落ちる寸前の夕日の光が部屋一杯に差し込んでいる。
外にも廊下にも、天井裏にも飛び込める位置で腰を下ろした俺の前に、緋色の裾をゆったり広げて
旦那が座った。さすがに胡坐じゃなくて正座だ。ちょっとほっとする。
もっとも茶色の目は相変わらず、見返すのもためらうような厳しさで俺を睨んでいるけど。
館の奥からは、大勢の立ち居振る舞いの気配が伝わってくる。
この時刻、下働きのものはみんな、厨で夕餉の支度におおわらわだ。旦那は普段から
あまり自分の部屋に侍女を入れないし、障子も戸もきっちり閉め切っているから、
今なら俺がこうして姿を現していても、誰かに見られる気遣いはないだろう。

寒いから中に入ろうか、と促して、部屋に戻ったのはついさっきだ。やっぱり寒かったのか、
旦那も大人しくついてきた。
我が道行きまくりのようにみえて、実は旦那は意外と人の意見をよく受け入れるほうだ。
特にお館様と俺の言うことは、めったに逆らわないし疑わない。
お館様が体を鍛えよといえば、一日中でも庭を走っていたし、俺が庭の池の底には竜が住んでると
ほらを吹いたら、信じて潜って溺れかけたりもした。
こんなに頭の弱い子に、果たして武将なんか務まるのかと、一時は本気で心配したもんだけど。
本音の底を見抜く力はちゃんと備わってるみたいだ。ちょっと安心したよ。
さあて、どうあしらったもんかね。

「暗くなってきたね。明かりつけようか?」
「あとでよい。先に問いに答えよ」
ぴしゃりと跳ね返されて、怖いなあと呟きながら顔を見返す。半分影になった顔の中から、
ぎらぎら輝く目がこちらを見つめていた。
一歩も引かない構えの旦那に、困り顔の笑顔を作って返すと、初めて視線が揺らいだ。
微かにうつむき、心なしかしゅんとして板の目に目線を移す。
たたみかけるなら今だろう。どうせこのぐずりやで不器用な姫様は、世話役が連絡もいれず、
一月も姿を消したことに、子供っぽく腹を立ててるだけなんだから。
「旦那ごめんねー。俺が悪かったって。今度からはちゃんと鴉で連絡するからさあ。
機嫌直してよ。ほら、お館様の命っていつもいきなりだから俺も……」
「問いに答えておらぬ」
顎を引いたまま、上目遣いに睨み上げてくる目を、ちょっとだけ辟易して俺も見返した。
本当に頑固なんだからもう。
わざとらしくため息ついて肩をすくめる。
「……問いってなに?さっきの?返答しないって何のことよ?」
「だから……山県某に成りすませとの、お館様の御命の事だ!」
ああもう、ズバッといってくれんなあ。
湧き上がってきたイライラを、抑え込んで押しつぶす。旦那相手にいちいちいらいらしてたら、
胃袋がいくつあっても保ちゃあしない。
日はほとんど沈みかけ、いつの間にか部屋はすっかり薄暗くなっていた。忍びの俺には旦那の顔も
よく見えるけど、あっちにはもう、俺がどんな表情してるかわからないだろう。
「あのねー、返答も何もね、お館様のご命令に、俺が否やを唱える資格なんてないんだよ。
旦那だって知ってるでしょ?俺はお館様の忍びなんだから。なんでそんなこと聞くの」


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