チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
正義のためなら鬼となる
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匿名ユーザー
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「……この鞄は一体どうなっている?これは二輪車のようだが…」
産屋敷輝哉が一先ず怒りをある程度落ちつけた後、彼は無惨のプロフィール以外の支給品も確認することにした。
戦闘には鬼としての体が使えるだろうが、念のため他に自分が何を使えるのかを確認しておきたかった。
そして、輝哉がどこか驚いた様子で呟いた理由、それは中から出てきたものが明らかにデイパックの体積と合っていないからであった。
戦闘には鬼としての体が使えるだろうが、念のため他に自分が何を使えるのかを確認しておきたかった。
そして、輝哉がどこか驚いた様子で呟いた理由、それは中から出てきたものが明らかにデイパックの体積と合っていないからであった。
輝哉に支給されたアイテム、それは派手な色に塗装されたバイクであった。
もっとも、輝哉自身はバイクといったものをよく知らない。
ただ、形状からこれが乗り物であることについては予測がつく。
もっとも、輝哉自身はバイクといったものをよく知らない。
ただ、形状からこれが乗り物であることについては予測がつく。
説明書を読んでみると、そのバイクの名称がマシンディケイダーというものだと分かった。
使い方については、付属していた説明書を読めばある程度は分かるものであった。
使い方については、付属していた説明書を読めばある程度は分かるものであった。
それはそれとして、これらが手で持ち運べるサイズのデイパックに収納できていたことについても疑問が出る。
手を突っ込んで引っ張り出してみたら、突然そこに現れたかのように出てきたために驚いてしまった。
果たしてこれをどうしたものかと輝哉が考えていた、その時であった。
手を突っ込んで引っ張り出してみたら、突然そこに現れたかのように出てきたために驚いてしまった。
果たしてこれをどうしたものかと輝哉が考えていた、その時であった。
『皆さんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか』
島全体を対象とした、放送が始まった。
◆
放送が終わった後に輝哉はデイパックの中から名簿を取り出してその内容を確認することにした。
ボンドルドについて等、まだ考察したり確認しておきたいことは他にもあるが、一先ずはこの殺し合いにどんな人物がいるのか確認することを優先した。
そこに書かれていた名前は、彼を大いに驚かせるものであった。
ボンドルドについて等、まだ考察したり確認しておきたいことは他にもあるが、一先ずはこの殺し合いにどんな人物がいるのか確認することを優先した。
そこに書かれていた名前は、彼を大いに驚かせるものであった。
「善逸…しのぶ…行冥…それに杏寿郎…!君たちも巻き込まれているのか…!」
我妻善逸、胡蝶しのぶ、悲鳴嶼行冥…輝哉が鬼舞辻無惨を倒すために後を託した鬼殺隊員達の内の三人。
煉獄杏寿郎…かつて上弦の参の鬼と出くわし、その鬼から竈門炭治郎達を守り、輝哉と同じく既にその命が失われたはずの者。
おそらくは自分と同じく主催者によってその魂を仮の体に入れられたものであろうと考えられる。
おそらくは自分と同じく主催者によってその魂を仮の体に入れられたものであろうと考えられる。
このような事態になることは全く想像していなかったわけではない。
だが、可能性は考えていたからとは言え、それが現実であると認識するとさすがに心はかき乱されることとなった。
鬼殺隊の隊士(こども)達が巻き込まれているというのは彼にとって望ましくないことであったからだ。
だが、可能性は考えていたからとは言え、それが現実であると認識するとさすがに心はかき乱されることとなった。
鬼殺隊の隊士(こども)達が巻き込まれているというのは彼にとって望ましくないことであったからだ。
「………あの子たちに、今の私の姿は見せにくいな」
彼らならば殺し合いには乗らず、人々を守るために行動するだろう。
だが、今の輝哉は鬼の首魁、鬼舞辻無惨の体となっている。
もしこの姿を見られたら、気づかずに襲いかかってくることもあり得るかもしれない。
正体を分かってもらえたとしても、自分の命を狙ってしまったことを気に病むこともあるかもしれない。
だが、今の輝哉は鬼の首魁、鬼舞辻無惨の体となっている。
もしこの姿を見られたら、気づかずに襲いかかってくることもあり得るかもしれない。
正体を分かってもらえたとしても、自分の命を狙ってしまったことを気に病むこともあるかもしれない。
(……けれども、あの子たちならきっと分かってくれる。そう、信じるしかない)
出会えば良くないことが起きる可能性があるとはいえ、彼らが輝哉にとって頼りになる仲間であることには変わらない。
無事であることの確認もかねて、合流を目指し、共に殺し合いの打破のために動くべきであろう。
無事であることの確認もかねて、合流を目指し、共に殺し合いの打破のために動くべきであろう。
◆
そして、輝哉の心を揺さぶる名前は他にもあった。
その名を見ると、名簿用紙を持つ手に力が入り、くしゃりと紙にしわが入る。
その名を見ると、名簿用紙を持つ手に力が入り、くしゃりと紙にしわが入る。
「鬼舞辻無残、お前もここにいるのか…!」
輝哉が現在体を使用しており、鬼殺隊の宿敵である鬼舞辻無残がこの殺し合いの参加者となっていることを知った。
(くっ…これでは私が自殺するだけでは本当に無惨を滅ぼしたことにはならない…!)
輝哉がこの機会に肉体を滅ぼそうと考えていた相手の魂は、別の体を持ってこの殺し合いの舞台に存在している。
このままでは、輝哉が考えていたように自殺することで肉体は滅びても鬼舞辻無惨はまだ生きていることになってしまう。
それにもし無惨が優勝することを許してしまうと、(本物だと仮定した場合)願いによって自分の肉体を復活させることも考えられてしまう。
このままでは、輝哉が考えていたように自殺することで肉体は滅びても鬼舞辻無惨はまだ生きていることになってしまう。
それにもし無惨が優勝することを許してしまうと、(本物だと仮定した場合)願いによって自分の肉体を復活させることも考えられてしまう。
(無惨…お前は今、誰の体を使っている?)
必然として、無惨の魂は一体どのような肉体に宿っているのかという疑問が出てくる。
(この状況が単純な入れ替わりだとしたら、無惨の体は私のものになっていると考えられる)
輝哉自身が無惨の肉体になっている以上、このように考えるのが自然だろう。
むしろそれならば幸運な方だ。
産屋敷輝哉は鬼舞辻無惨を倒すためならば自分の命を捨てられる。
病弱で簡単に動けないものである自分の体に無惨の魂が封じ込められているのならば、その体ごと滅するという手段を輝哉は選べる。
むしろそれならば幸運な方だ。
産屋敷輝哉は鬼舞辻無惨を倒すためならば自分の命を捨てられる。
病弱で簡単に動けないものである自分の体に無惨の魂が封じ込められているのならば、その体ごと滅するという手段を輝哉は選べる。
(だが…果たして事態はそう単純なものなのだろうか)
最初の殺し合いの説明の際、暗闇で謎の声(ボンドルドと同一人物だろうか?)は『別の人物の体で戦ってもらう』と言った。
つまり、2人の人物同士で精神と身体の入れ替わりが為されているとは明言されていないのである。
つまり、2人の人物同士で精神と身体の入れ替わりが為されているとは明言されていないのである。
そして、件の輝哉の肉体は戦うなんてことは不可能な体である。
そんな体を殺し合いの参加者に与えるだろうかという疑問が浮かび上がってくる。
そんな体を殺し合いの参加者に与えるだろうかという疑問が浮かび上がってくる。
そもそも、産屋敷輝哉は鬼舞辻無惨を巻き込んで自爆しており、体は死して失われているはずなのである。
人を蘇生することができる謎の能力を持った主催ならそれを復元することもできるかもしれない。
だが、その体は爆弾により木端微塵になっていることを考えると、いくら主催でも復元することは難しいかもしれない。
人を蘇生することができる謎の能力を持った主催ならそれを復元することもできるかもしれない。
だが、その体は爆弾により木端微塵になっていることを考えると、いくら主催でも復元することは難しいかもしれない。
どちらにせよ、輝哉の体を殺し合いの参加者とすることは考えにくいことなのである。
よって、鬼舞辻無惨はこの殺し合いにおいて輝哉のものとはまた別の人物の体を与えられている可能性も考えた方が良いだろう。
そのように仮定すると、今度はまた別の問題が浮かんでくる。
よって、鬼舞辻無惨はこの殺し合いにおいて輝哉のものとはまた別の人物の体を与えられている可能性も考えた方が良いだろう。
そのように仮定すると、今度はまた別の問題が浮かんでくる。
(最悪の可能性は、もし無惨が使用しているものが何の罪の無い者の体であった場合だ)
無惨が一般人の身体になっていたと仮定すると、人を守る鬼殺隊としてその体ごと殺すわけにはいかなくなってしまう。
無惨本人にその気があるかどうかは判断できないが、人質としても機能してしまう。
無惨本人にその気があるかどうかは判断できないが、人質としても機能してしまう。
(それに、無惨が鬼殺隊のこどもたちの体となっている可能性も否定できない)
無惨の現状が分からぬ以上、そのような可能性も頭に浮かんできてしまう。
もしこの可能性が現実のものだとしたら、鬼殺隊士が鬼から人を守るために身に着けた力を無惨が人を殺すために使われる、なんてことも考えられる。
それはまさしく、鬼殺隊の尊厳を踏みにじる行為であろう。
もしこの可能性が現実のものだとしたら、鬼殺隊士が鬼から人を守るために身に着けた力を無惨が人を殺すために使われる、なんてことも考えられる。
それはまさしく、鬼殺隊の尊厳を踏みにじる行為であろう。
(ならば、一刻も早く無惨を探し出すしかない!)
鬼舞辻無惨が今どこにいて、どんな状態で、何をしているか分からない以上、輝哉が抱く危惧をなくすためには本人の現状を把握するしか他ない。
もしかしたら、殺害することに遠慮なんていらない、鬼のように元から人間を害する存在の体になっている可能性も考えられる。
だがその場合だと無惨が殺し合いの優勝を狙って人々を傷つける恐れがある。
どのような可能性にせよ、鬼舞辻無惨は輝哉にとって絶対に放ってはおけない存在であった。
もしかしたら、殺害することに遠慮なんていらない、鬼のように元から人間を害する存在の体になっている可能性も考えられる。
だがその場合だと無惨が殺し合いの優勝を狙って人々を傷つける恐れがある。
どのような可能性にせよ、鬼舞辻無惨は輝哉にとって絶対に放ってはおけない存在であった。
◆
(しかしボンドルドと言ったあの男…私をこのような気分にさせ、絶対に滅ぼさなければならないと思った者は無惨以来だ)
輝哉の中でこの殺し合いの首謀者たちへの怒りが、特に放送を通じてより助長させようとしているボンドルドへの怒りがより大きなものとなっていく。
その男は、無惨と同じく輝哉にとって絶対に許してはいけない存在の一つとなった。
そして、ボンドルドの声は輝哉の声とどこか似ているように感じた。
穏やかな口調も相まって、ボンドルドが名乗るまではまるで自分が先ほどの放送を行っているかのように錯覚しかけた。
その男は、無惨と同じく輝哉にとって絶対に許してはいけない存在の一つとなった。
そして、ボンドルドの声は輝哉の声とどこか似ているように感じた。
穏やかな口調も相まって、ボンドルドが名乗るまではまるで自分が先ほどの放送を行っているかのように錯覚しかけた。
(分からないのは、奴の正体とその目的だ)
怒りは大いに溜まってはいるが、それはそれとして主催者の正体と目的についての疑問はまだ残っている。
行っている所業から鬼のように人智を超えた力を持っているのは分かる。
だが、奴らはその鬼の首魁である鬼舞辻無惨をも殺し合いの参加者として巻き込んだばかりかその肉体と魂を分けてこの舞台に解き放っている。
主催が持つ力は輝哉の想像をはるかに超えたものかもしれない。
行っている所業から鬼のように人智を超えた力を持っているのは分かる。
だが、奴らはその鬼の首魁である鬼舞辻無惨をも殺し合いの参加者として巻き込んだばかりかその肉体と魂を分けてこの舞台に解き放っている。
主催が持つ力は輝哉の想像をはるかに超えたものかもしれない。
(……それでも、私のやることは変わらない。鬼殺隊として、無惨から…そしてボンドルド、お前たちの魔の手からも人々を守ってみせる)
輝哉はマシンディケイダーに跨り、説明書片手にエンジンをかける。
突然機体から音が出たことに驚くが、一応はこれで正常に動いている。
今はまだ森の中にいる輝哉だが、急いで探し人を捜索するためには未知の乗り物も使う。
森の外を見てみると、丁度灰色をした道となるものが見えるため、まずはそこを目指すのが良いだろう。
輝哉は改めて殺し合いを止める決意と怒りを胸に宿して進み始めた。
突然機体から音が出たことに驚くが、一応はこれで正常に動いている。
今はまだ森の中にいる輝哉だが、急いで探し人を捜索するためには未知の乗り物も使う。
森の外を見てみると、丁度灰色をした道となるものが見えるため、まずはそこを目指すのが良いだろう。
輝哉は改めて殺し合いを止める決意と怒りを胸に宿して進み始めた。
【B-5 森と草原の境目 道路近く/深夜】
【産屋敷耀哉@鬼滅の刃】
[身体]:鬼舞辻無惨@鬼滅の刃
[状態]:健康、主催者への怒り(極大)、マシンディケイダーに搭乗中
[装備]:マシンディケイダー@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:鬼狩りとして戦った後、自殺する
1:他の参加者を探す
2:鬼舞辻無惨を優先的に探す
3:鬼殺隊士達とも合流しておきたい
4:3の際には自分だと説得をする必要もあるだろう
5:急ぐためにこの乗り物を使ってみる
6:腹立たしいが、これは好機
[備考]
参戦時期は死亡後です。
耀哉の周辺一帯に轟音が響きました。
[身体]:鬼舞辻無惨@鬼滅の刃
[状態]:健康、主催者への怒り(極大)、マシンディケイダーに搭乗中
[装備]:マシンディケイダー@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:鬼狩りとして戦った後、自殺する
1:他の参加者を探す
2:鬼舞辻無惨を優先的に探す
3:鬼殺隊士達とも合流しておきたい
4:3の際には自分だと説得をする必要もあるだろう
5:急ぐためにこの乗り物を使ってみる
6:腹立たしいが、これは好機
[備考]
参戦時期は死亡後です。
耀哉の周辺一帯に轟音が響きました。
【マシンディケイダー@仮面ライダーディケイド】
仮面ライダーディケイドが使用するバイク。
境界や表裏の区別を持たないと言われているクラインの壺というものに通じており、エネルギー供給は無尽蔵となっている。
また、仮面ライダーディケイドが特定のアタックライドカードを使用すると他の仮面ライダーが使用するマシンに変化する。
最高時速は350km/h
仮面ライダーディケイドが使用するバイク。
境界や表裏の区別を持たないと言われているクラインの壺というものに通じており、エネルギー供給は無尽蔵となっている。
また、仮面ライダーディケイドが特定のアタックライドカードを使用すると他の仮面ライダーが使用するマシンに変化する。
最高時速は350km/h
17:自分探しの旅 | 投下順に読む | 19:Bad Communication |
時系列順に読む | 20:仮面に隠れた悪意を見せずに | |
変わるもの 変わらないもの | 産屋敷輝哉 | 40:Good morning my fear |