チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
変わるもの 変わらないもの
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いきなり始まった、どこの誰とも分からない相手と体を入れ替えての殺し合い。
その状況に対し、心底から困惑している者がいた。
その状況に対し、心底から困惑している者がいた。
その者の名前は産屋敷耀哉。鬼殺隊という、人を喰らう鬼を殺し、人々を守る組織の頂点である。
彼は心底困惑していた。
勿論殺し合いという行いを止めたい気持ちはあるが、それと同じくらいに自分はなぜここにいるのかと疑問に思っていた。
彼は心底困惑していた。
勿論殺し合いという行いを止めたい気持ちはあるが、それと同じくらいに自分はなぜここにいるのかと疑問に思っていた。
なぜなら、耀哉は既に死んだはずだからだ。
千年に渡る因縁の宿敵、鬼の首魁である鬼舞辻無惨の気を引くため、そして僅かでも痛手を負わせるために、彼は自分の妻と子供二人巻き添えにして自爆したのだ。
千年に渡る因縁の宿敵、鬼の首魁である鬼舞辻無惨の気を引くため、そして僅かでも痛手を負わせるために、彼は自分の妻と子供二人巻き添えにして自爆したのだ。
一瞬、ここは実の家族と子供同然に思っている鬼殺隊を死に追いやり続けた自分を罰するための地獄かと考えた。
しかしその考えをすぐに打ち消す。この体は間違いなく生きている。
しかしその考えをすぐに打ち消す。この体は間違いなく生きている。
となると私は、どこの誰とも分からない人の体を勝手に使っていることになる。
もしこの体が鬼殺隊の誰かの物なら、申し訳ないが殺し合いの打破、そして人を守る為に使わせてもらおう。
もしこの体が鬼殺隊の誰かの物なら、申し訳ないが殺し合いの打破、そして人を守る為に使わせてもらおう。
そんなことを考えながら耀哉は、自分がいつの間にか持っていたデイパックを調べる。
そして中から一枚の紙が出てきた。
どうやらこの紙には、この体の本来の持ち主について書かれているらしい。
一体どこの誰なのだろうか、と思いながら紙を読む。
そして中から一枚の紙が出てきた。
どうやらこの紙には、この体の本来の持ち主について書かれているらしい。
一体どこの誰なのだろうか、と思いながら紙を読む。
しかし、そこに書かれた名前を見たとき、耀哉が今まで考えていたことは全て吹き飛んだ。
『鬼舞辻無惨』
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
鬼舞辻無惨。
その名前を見た瞬間、耀哉はさっきまでの思考が消し飛び、脳内が一瞬で怒り一色に染め上がり、地獄の亡者でもここまで出ないと確信するほどの怨嗟の叫びをあげる。
手始めに目の前の紙を引きちぎり、どれほどジグソーパズルが上手な者でもくみ上げることは不可能なほど紙をバラバラにする。
それから近くにあった木に対し、彼は全力で拳を叩きつけた。
その衝撃で木はへし折れ、辺りには木が倒れたことによる轟音が響き渡る。
そして耀哉は確信した。この体は間違いなく鬼舞辻のものだと。
こんな怒り任せの拳で木を殴り倒せる存在など、鬼しかいない。
これだけであの紙には一切の嘘が書かれていないことが分かる。
その名前を見た瞬間、耀哉はさっきまでの思考が消し飛び、脳内が一瞬で怒り一色に染め上がり、地獄の亡者でもここまで出ないと確信するほどの怨嗟の叫びをあげる。
手始めに目の前の紙を引きちぎり、どれほどジグソーパズルが上手な者でもくみ上げることは不可能なほど紙をバラバラにする。
それから近くにあった木に対し、彼は全力で拳を叩きつけた。
その衝撃で木はへし折れ、辺りには木が倒れたことによる轟音が響き渡る。
そして耀哉は確信した。この体は間違いなく鬼舞辻のものだと。
こんな怒り任せの拳で木を殴り倒せる存在など、鬼しかいない。
これだけであの紙には一切の嘘が書かれていないことが分かる。
だがそれは産屋敷家、ひいては鬼殺隊の悲願を侮辱することに他ならない。
よりにもよって鬼殺隊の頂点―もう死んだはずなので元がつくが―の意識を、鬼の頂点の体に植え付けたのだ。
それがどれほどの侮辱になるか、この殺し合いの主催者はおそらく知っているはずだ。
よりにもよって鬼殺隊の頂点―もう死んだはずなので元がつくが―の意識を、鬼の頂点の体に植え付けたのだ。
それがどれほどの侮辱になるか、この殺し合いの主催者はおそらく知っているはずだ。
私はいい。私は地獄に落ちて当然だ。それだけのことをした。
だが私の家族、そして私の鬼殺隊(こどもたち)はそんな扱いをされる謂れはないはずだ。
だが私の家族、そして私の鬼殺隊(こどもたち)はそんな扱いをされる謂れはないはずだ。
「絶対に……絶対に許すものか……」
今までの生涯でこれほどの怒りを覚えたことはない。と断言するほどに耀哉は怒り狂っていた。
だが同時にこれは好機だ、と彼は気付く。
だが同時にこれは好機だ、と彼は気付く。
何せ鬼の頂点の体を、鬼殺隊たる自分の意志で好きに扱えるのだ。
殺すも生かすも自由自在。そして彼は鬼の弱点を知っている。
鬼は日光に弱い。太陽の光を浴びるだけで、塵となって消滅する。
つまり日当たりのいい場所に移動し、夜明けを待つだけで鬼殺隊の悲願は達成されるのだ。
殺すも生かすも自由自在。そして彼は鬼の弱点を知っている。
鬼は日光に弱い。太陽の光を浴びるだけで、塵となって消滅する。
つまり日当たりのいい場所に移動し、夜明けを待つだけで鬼殺隊の悲願は達成されるのだ。
しかしそれはこの殺し合いを放棄することに他ならない。
ならばどうする?
ならばどうする?
決まっている。戦う。
かつて夢見たように、鬼殺隊(こどもたち)と同じように人を守る。
そして殺し合いを打破した後には、自殺しよう。
それで全てが解決する。
もし鬼の本能として自分が人を食べたくなってしまったら、その時も自殺しよう。
かつて夢見たように、鬼殺隊(こどもたち)と同じように人を守る。
そして殺し合いを打破した後には、自殺しよう。
それで全てが解決する。
もし鬼の本能として自分が人を食べたくなってしまったら、その時も自殺しよう。
傍から見れば狂気とも思える結論、しかし当人にとっては最善の行動方針が決定した。
こうして彼は歩き出す。鬼殺隊の悲願の為に。
こうして彼は歩き出す。鬼殺隊の悲願の為に。
鬼殺隊として、人を守る為に。
【産屋敷耀哉@鬼滅の刃】
[身体]:鬼舞辻無惨@鬼滅の刃
[状態]:健康、主催者への怒り(極大)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]基本方針:鬼狩りとして戦った後、自殺する
1:まずは他の参加者を探す
2:腹立たしいが、これは好機
[備考]
参戦時期は死亡後です。
耀哉の周辺一帯に轟音が響きました。
[身体]:鬼舞辻無惨@鬼滅の刃
[状態]:健康、主催者への怒り(極大)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]基本方針:鬼狩りとして戦った後、自殺する
1:まずは他の参加者を探す
2:腹立たしいが、これは好機
[備考]
参戦時期は死亡後です。
耀哉の周辺一帯に轟音が響きました。
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