チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
気まぐれコンタクト
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changerowa
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ダグバが気がついたとき、そこは河原だった。
「あれ? えーと……。ああ、そうだそうだ」
一瞬自分の置かれた状況がわからなくなったダグバであったが、すぐに思い出す。
自分はあの騎士との戦いで、強烈な風の一撃を食らい吹き飛ばされたのだと。
その勢いのまま山を転がり落ち、麓の川まで到達して気絶していたらしい。
体への負担はかなりのものだったはずだが、肉体に深刻な欠損は見られない。
斬月・真の装甲のおかげだろう。
自分はあの騎士との戦いで、強烈な風の一撃を食らい吹き飛ばされたのだと。
その勢いのまま山を転がり落ち、麓の川まで到達して気絶していたらしい。
体への負担はかなりのものだったはずだが、肉体に深刻な欠損は見られない。
斬月・真の装甲のおかげだろう。
「さて……どうしようかな……」
空に視線を向けながら、ダグバは呟く。
むろんあの騎士ともう一度戦って、今度こそ倒したいという気持ちはある。
だが空の様子からして、もう夜明けが近い。
自分はそれなりの時間、気を失っていたことになる。
おそらくあの騎士達も、どこかへ移動してしまっているだろう。
そうなると、探すのは手間だ。
それならばいっそのこと、他の参加者の捜索に切り替えた方がいいのかもしれない。
自分を楽しませてくれる参加者は、きっと他にもいるだろうから。
むろんあの騎士ともう一度戦って、今度こそ倒したいという気持ちはある。
だが空の様子からして、もう夜明けが近い。
自分はそれなりの時間、気を失っていたことになる。
おそらくあの騎士達も、どこかへ移動してしまっているだろう。
そうなると、探すのは手間だ。
それならばいっそのこと、他の参加者の捜索に切り替えた方がいいのかもしれない。
自分を楽しませてくれる参加者は、きっと他にもいるだろうから。
「まあどっちにしろ、何の当てもないから適当に動くしかないんだけどねえ。
たまには、運試しでもしてみようか」
たまには、運試しでもしてみようか」
そう独りごちながら、ダグバは近くにあった木から枝をもぎ取る。
そしてそれを、地面に垂直に立てる。
ダグバが手を放すと、支えを失って枝は地面に倒れる。
指した方向は、東。
そしてそれを、地面に垂直に立てる。
ダグバが手を放すと、支えを失って枝は地面に倒れる。
指した方向は、東。
「川を渡れってことか……。
そうなると、新しい獲物を探すことになるかな。
まあ、それも面白い。
とはいえ、どうやって渡ろうか」
そうなると、新しい獲物を探すことになるかな。
まあ、それも面白い。
とはいえ、どうやって渡ろうか」
見たところ川の深さは、明らかに歩いて渡れるものではない。
本来のダグバであればこの程度の川を泳いで渡るのは造作もないだろうが、今は貧弱なリントの体である。
アーマードライダーへの変身で身体能力を補ったとしても、一戦終えて消耗した現在の体力では向こう岸まで泳ぎ切れるか怪しいところだ。
面倒だが、遠くに見える橋まで迂回するのが無難か。
そう結論づけそうになったダグバだったが、あることを思い出す。
本来のダグバであればこの程度の川を泳いで渡るのは造作もないだろうが、今は貧弱なリントの体である。
アーマードライダーへの変身で身体能力を補ったとしても、一戦終えて消耗した現在の体力では向こう岸まで泳ぎ切れるか怪しいところだ。
面倒だが、遠くに見える橋まで迂回するのが無難か。
そう結論づけそうになったダグバだったが、あることを思い出す。
「そうだ、あれが使えるんじゃないか?」
そう呟いて彼が取り出したのは、丸められた赤い布。
広げると、それはふわりと宙に浮く。
「魔法のじゅうたん」。元は零余子に支給されたアイテムである。
広げると、それはふわりと宙に浮く。
「魔法のじゅうたん」。元は零余子に支給されたアイテムである。
「いやあ、誰が作ったんだろうなあ、こんな面白いもの。
それじゃ、出発!」
それじゃ、出発!」
上機嫌な声を漏らすと、ダグバはじゅうたんに飛び乗る。
そして、川に向かって突っ込んでいった。
そして、川に向かって突っ込んでいった。
◆ ◆ ◆
無事に川を渡ったダグバは、そのまま東へ直進。
やがて、C-5にある村へとたどり着く。
あまり高く飛べない魔法のじゅうたんは建物が密集した場所での移動には向かないため、ダグバはそれをしまい自分の足で探索を開始する。
やがて、C-5にある村へとたどり着く。
あまり高く飛べない魔法のじゅうたんは建物が密集した場所での移動には向かないため、ダグバはそれをしまい自分の足で探索を開始する。
「ふうん……。血のにおいがするね……」
ダグバがまず反応したのは、村のどこかから漂ってくる血のにおい。
どうやらここでは、すでに戦闘が行われていたらしい。
ダグバは迷わず、においの元を探し始める。
程なくして彼は、首を落とされた青年の死体を発見した。
どうやらここでは、すでに戦闘が行われていたらしい。
ダグバは迷わず、においの元を探し始める。
程なくして彼は、首を落とされた青年の死体を発見した。
「ああ、もう殺された後か。残念だなあ」
筋肉の付き方などを見ると、青年はかなり屈強な戦士だったようだ。
しかし、死んでしまっているのではもう戦えない。
荷物も殺した相手が持ち去っているようだし、これ以上ここにいても仕方ない。
あっさりと死体への興味を失ったダグバは、探索を再開する。
あの青年を殺した参加者がまだ近くにいるかもしれないし、まったく関係ない参加者が村を訪れている可能性もある。
誰でもいいから、戦う相手を見つけたい。
その思いを胸に、ダグバは建物を一軒ずつ調べていく。
だが彼の思いとは裏腹に、生きている参加者はいっこうに見つからない。
その代わり彼は、興味深いものを見つけた。
しかし、死んでしまっているのではもう戦えない。
荷物も殺した相手が持ち去っているようだし、これ以上ここにいても仕方ない。
あっさりと死体への興味を失ったダグバは、探索を再開する。
あの青年を殺した参加者がまだ近くにいるかもしれないし、まったく関係ない参加者が村を訪れている可能性もある。
誰でもいいから、戦う相手を見つけたい。
その思いを胸に、ダグバは建物を一軒ずつ調べていく。
だが彼の思いとは裏腹に、生きている参加者はいっこうに見つからない。
その代わり彼は、興味深いものを見つけた。
「なんだろうね、これは……」
そこは、役場の一室であった。
ダグバにとって未知の物体が敷き詰められたそこは、村内に放送を行うための放送室だ。
ダグバにとって未知の物体が敷き詰められたそこは、村内に放送を行うための放送室だ。
「けっこう大がかりな仕組みみたいだけど、さすがにわからないな……。
このベルトみたいに、説明書きがあれば……あ、あった」
このベルトみたいに、説明書きがあれば……あ、あった」
壁にこの施設に関する説明が貼られているのに気づいたダグバは、それに目を通してみる。
「なるほど、広範囲に声を届けられる施設なのか……」
説明は、機械知識が皆無と言っていいダグバにも理解できるほど丁寧に書かれていた。
これは、参加者に使ってもらいたいのだろう。
そう判断したダグバは、説明に従いスイッチを押していく。
これは、参加者に使ってもらいたいのだろう。
そう判断したダグバは、説明に従いスイッチを押していく。
「あー……。これでいいのかな。
まあ、いいと判断して話をするね。
僕は今、建物が密集してるエリアの役場ってところからしゃべってるよ。
他の参加者に会えなくて困ってるなら、僕のところまで来てほしいな。
しばらくはここに留まるつもりだから。
僕を笑顔にしてくれる存在が来るのを、待ってるよ」
まあ、いいと判断して話をするね。
僕は今、建物が密集してるエリアの役場ってところからしゃべってるよ。
他の参加者に会えなくて困ってるなら、僕のところまで来てほしいな。
しばらくはここに留まるつもりだから。
僕を笑顔にしてくれる存在が来るのを、待ってるよ」
そこまでしゃべると、ダグバはマイクの電源をオフにした。
「さて……それじゃあしばらく待ってみるかな。
面白いのが来てくれるといいんだけど。
それまで、どうやって時間潰してようかなあ」
面白いのが来てくれるといいんだけど。
それまで、どうやって時間潰してようかなあ」
満足げな態度を見せながら、ダグバは放送室を後にする。
彼の放送に応える者は現れるのか。
あるいは、無為に時間を過ごすだけで終わるのか。
答は、神のみぞ知る。
彼の放送に応える者は現れるのか。
あるいは、無為に時間を過ごすだけで終わるのか。
答は、神のみぞ知る。
【C-5 村/早朝】
【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】
[身体]:櫻木真乃@アイドルマスターシャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(中)、脇腹に強い打撲痕、消耗(中)
[装備]:ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武、メロンエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武、ミニ八卦炉@東方project
[道具]:基本支給品×2、魔法のじゅうたん@ドラゴンクエストシリーズ、ランダム支給品×0〜2
[思考・状況]基本方針:ゲゲルを楽しむ
1:放送を聞いた参加者が来るのを待つ
2:見失った二人(キャメロット、凛)と再戦する。ただ見つける手段がないので、また会えればいいなという程度。
[備考]
※48話の最終決戦直前から参戦です。
[身体]:櫻木真乃@アイドルマスターシャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(中)、脇腹に強い打撲痕、消耗(中)
[装備]:ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武、メロンエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武、ミニ八卦炉@東方project
[道具]:基本支給品×2、魔法のじゅうたん@ドラゴンクエストシリーズ、ランダム支給品×0〜2
[思考・状況]基本方針:ゲゲルを楽しむ
1:放送を聞いた参加者が来るのを待つ
2:見失った二人(キャメロット、凛)と再戦する。ただ見つける手段がないので、また会えればいいなという程度。
[備考]
※48話の最終決戦直前から参戦です。
※ダグバの放送が、どこまで届いているかは不明です。本人もよくわかっていません。
【魔法のじゅうたん@ドラゴンクエストシリーズ】
空を飛ぶ魔法がかけられたじゅうたん。
水上の移動も可能だが、あまり高くは飛べないため森や山に進入することはできない。
丸まったまま開かない不具合はないのでご安心を。
空を飛ぶ魔法がかけられたじゅうたん。
水上の移動も可能だが、あまり高くは飛べないため森や山に進入することはできない。
丸まったまま開かない不具合はないのでご安心を。
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