チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
Mighty Wind
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橋を越えてから、バリーは焦り気味で振り返る。
殺人鬼だった男は、殺人鬼に追われてるかのような反応だ。
鎧の敵は少なくも追ってきてる様子はなく、一先ず姿を通常の状態へと戻す。
(本来トナカイであるチョッパーからすればさっきまでの姿が通常なのだが)
咄嗟ともあって四足歩行でも動けたものの、やはり二足歩行の頭脳強化の時が一番いい。
殺人鬼だった男は、殺人鬼に追われてるかのような反応だ。
鎧の敵は少なくも追ってきてる様子はなく、一先ず姿を通常の状態へと戻す。
(本来トナカイであるチョッパーからすればさっきまでの姿が通常なのだが)
咄嗟ともあって四足歩行でも動けたものの、やはり二足歩行の頭脳強化の時が一番いい。
「撒けたか?」
武器を捨ててでもあの場は放棄せざるを得ない。
敵のやってきた行動が、完全に読めなかった。
瞬きしない間に敵が死んでいた、あれはそうとしか言えない。
あれに対する理解がなければ、現状アレに勝つのは難しいだろう。
敵のやってきた行動が、完全に読めなかった。
瞬きしない間に敵が死んでいた、あれはそうとしか言えない。
あれに対する理解がなければ、現状アレに勝つのは難しいだろう。
「とりあえず落ち着て思い返すか。」
先ほどの状況を振り返ってみる。
参加者なら首輪を狙えばだれでも殺せそうなものだが、
勝てる見込みはがあったとしても限度と言うものがある。
まず何をしてくるかが分からない。これでは確実に後手に回り、
後手になった時点で首を刎ねられて死ぬ。文字通り先手必勝の力。
あれでは大抵の参加者は知らず知らず即死するワンサイドゲームだ。
参加者なら首輪を狙えばだれでも殺せそうなものだが、
勝てる見込みはがあったとしても限度と言うものがある。
まず何をしてくるかが分からない。これでは確実に後手に回り、
後手になった時点で首を刎ねられて死ぬ。文字通り先手必勝の力。
あれでは大抵の参加者は知らず知らず即死するワンサイドゲームだ。
「大方、制限はあんだろなぁ。」
でなければ、自分も今頃殺されていたはずだ。
連発はできず一呼吸か、数分か、数時間かは分からない。
鎧の身体が無敵でないように、何かしらのデメリットはあるはず(と言うかなくては困る)。
分からない現状は、武器を捨ててでも逃げて正解だった。
連発はできず一呼吸か、数分か、数時間かは分からない。
鎧の身体が無敵でないように、何かしらのデメリットはあるはず(と言うかなくては困る)。
分からない現状は、武器を捨ててでも逃げて正解だった。
「とは言え、この身体で対処するのは難しくねえか?」
一対一で出会えばまず切られて死ぬ。
肉体の変化どうこうで解決できるものではないし、
必要なのは武器だけではなく、鎧等防御面を確保する必要がある。
今となっては魂を移された鎧の姿が恋しくなるものだ。
肉体の変化どうこうで解決できるものではないし、
必要なのは武器だけではなく、鎧等防御面を確保する必要がある。
今となっては魂を移された鎧の姿が恋しくなるものだ。
(あんまししたくねえけど、賭けるか。)
武器は肉体はあれど、やはり斬るのが主義。
となれば今は何処かの徒党を組む参加者に一旦取り入るべきかと考える。
集団でいれば鎧に真っ先に狙われる確率は下がるし、漁夫の利も十分に狙うことができる。
アルフォンスみたいな人がいい奴なら、場合によっては武器すら譲ってくれるはず。
となれば今は何処かの徒党を組む参加者に一旦取り入るべきかと考える。
集団でいれば鎧に真っ先に狙われる確率は下がるし、漁夫の利も十分に狙うことができる。
アルフォンスみたいな人がいい奴なら、場合によっては武器すら譲ってくれるはず。
「つってもちょっとまずいな。」
そうなると困るのがその名前にある。
アルフォンスは知らなかったが、それは当人が認めるように田舎者であるだけ。
バリー・ザ・チョッパーは殺人鬼として名を挙げたのでは色々不安だ。
唯一自分が知っているアルフォンスも共闘した間柄ではあるものの、
自分が友好的な参加者と言ってくれる可能性があると伝えるとも限らない。
アルフォンスは知らなかったが、それは当人が認めるように田舎者であるだけ。
バリー・ザ・チョッパーは殺人鬼として名を挙げたのでは色々不安だ。
唯一自分が知っているアルフォンスも共闘した間柄ではあるものの、
自分が友好的な参加者と言ってくれる可能性があると伝えるとも限らない。
(偽名もリスクあるしどうすっか……お?)
山から響く、女性の悲鳴。
叫び声は酷く苦痛に溢れたものだが、
いい声してんなぁと山を眺めながらバリーは思う。
数秒で消えるものかと思えば、なんだか異様に悲鳴が長い。
五秒、十秒過ぎても延々と叫び声が麓にまで届く。
叫び声は酷く苦痛に溢れたものだが、
いい声してんなぁと山を眺めながらバリーは思う。
数秒で消えるものかと思えば、なんだか異様に悲鳴が長い。
五秒、十秒過ぎても延々と叫び声が麓にまで届く。
「なんだなんだ?」
山で何が起きているのか。
半分興味本位、運が避ければ漁夫の利で武器確保。
そんな軽いノリで悲鳴のある場所に様子を伺いに向かった。
半分興味本位、運が避ければ漁夫の利で武器確保。
そんな軽いノリで悲鳴のある場所に様子を伺いに向かった。
◇ ◇ ◇
例えるならばセイバーとアーチャーの戦いと言うべきか。
キャメロットとダグバによる戦いが始まり、遠坂はそれを見届ける。
マスターとサーヴァントだった時の視点としては余り変わらない光景ではあるが、
かといって元の身体と違って魔術によるサポートとかはできない。
いかに多くの経験をしてきた奇想天外な人生を送った五歳児でも、
純粋な力と力がぶつかり合う場においては余りにも戦力外だ。
マスターとサーヴァントだった時の視点としては余り変わらない光景ではあるが、
かといって元の身体と違って魔術によるサポートとかはできない。
いかに多くの経験をしてきた奇想天外な人生を送った五歳児でも、
純粋な力と力がぶつかり合う場においては余りにも戦力外だ。
「凛さん、下がってください!」
ソニックアローから何度も放たれる矢を打ち払いながらの警告。
元の世界で召喚したのがアーチャーだけあって味方としては頼もしかった攻撃は、
この場では遠距離攻撃を所持して実に恐ろしいものだと改めてわかる。
元の世界で召喚したのがアーチャーだけあって味方としては頼もしかった攻撃は、
この場では遠距離攻撃を所持して実に恐ろしいものだと改めてわかる。
「え、ええ! 分かってるわ!」
すぐに射線に入らないよう適当な樹木を盾にして身を隠し、
それの確認を終えれば次が撃たれる前にキャメロットが踏み込む。
アルトリアの敏捷はステータスが低下してると言えども、
元々のステータス上は上になるクーフーリンを超える程のものになる。
十分な速度を上乗せした状態ではぐれメタルの剣を振るう一撃は、
サーヴァントと言う最上級の使い魔を証左するに値する重いものだ。
ソニックアローで防がれると同時に衝撃が周囲へ軽く伝わる。
それの確認を終えれば次が撃たれる前にキャメロットが踏み込む。
アルトリアの敏捷はステータスが低下してると言えども、
元々のステータス上は上になるクーフーリンを超える程のものになる。
十分な速度を上乗せした状態ではぐれメタルの剣を振るう一撃は、
サーヴァントと言う最上級の使い魔を証左するに値する重いものだ。
ソニックアローで防がれると同時に衝撃が周囲へ軽く伝わる。
「うん、思った通りだ。」
重い一撃だが、仮面の奥では笑みを絶やさない。
見えずとも相手の表情がどういうものか言葉だけでわかる。
城の記憶を振り返っても、あれほどの邪悪さを感じた人物はいない。
一方で、その身体は自分たち同様に他人の身体の事実がある。
持ち主が遠坂同様に参加者としている可能性もゼロではない。
いなくとも、殺し合いなんてものとは無縁の人の可能性もあるだろう。
見えずとも相手の表情がどういうものか言葉だけでわかる。
城の記憶を振り返っても、あれほどの邪悪さを感じた人物はいない。
一方で、その身体は自分たち同様に他人の身体の事実がある。
持ち主が遠坂同様に参加者としている可能性もゼロではない。
いなくとも、殺し合いなんてものとは無縁の人の可能性もあるだろう。
「ハッ!!」
だが、キャメロットの振るう剣に迷いはなかった。
鍔迫り合いを払う形で制し、続けざまに横薙ぎの一撃。
当たる直前にギリギリ後退したことで、装甲を掠める程度にとどまる。
鍔迫り合いを払う形で制し、続けざまに横薙ぎの一撃。
当たる直前にギリギリ後退したことで、装甲を掠める程度にとどまる。
操られてるとかであれば、
数少ない交流相手のラ・ピュータからの又聞きで聞いた、
殿と呼ばれる人物のように助けようとすることはあっただろう。
だが、状況が違う。アレは止まらない。現実における武人の名を冠した大型兜のように、
殺すか殺されるか。その二択以外でこの殺し合いと言う物語は結末を迎えない。
数少ない交流相手のラ・ピュータからの又聞きで聞いた、
殿と呼ばれる人物のように助けようとすることはあっただろう。
だが、状況が違う。アレは止まらない。現実における武人の名を冠した大型兜のように、
殺すか殺されるか。その二択以外でこの殺し合いと言う物語は結末を迎えない。
「逃がしません!」
後退しても即座に距離を詰めていく。
得物の都合もあれば相手は遠距離攻撃を所持する。
距離を取られればそれだけ不利になるのは目に見えており、
それを実行できるだけの身体能力がサーヴァントの、アルトリアの基本ステータス。
ダグバも横薙ぎに刃のついたソニックアローを振るうも、身を翻す跳躍による回避。
即座にバックステップによる着地をダグバがしたと同時に、姿勢を低くしたままの切り上げ。
着地したばかりで姿勢が安定してなかったのもあってか、
先ほどのように弓で防ぐと、怯んだように軽く後退する。
得物の都合もあれば相手は遠距離攻撃を所持する。
距離を取られればそれだけ不利になるのは目に見えており、
それを実行できるだけの身体能力がサーヴァントの、アルトリアの基本ステータス。
ダグバも横薙ぎに刃のついたソニックアローを振るうも、身を翻す跳躍による回避。
即座にバックステップによる着地をダグバがしたと同時に、姿勢を低くしたままの切り上げ。
着地したばかりで姿勢が安定してなかったのもあってか、
先ほどのように弓で防ぐと、怯んだように軽く後退する。
「まだ究極の闇には遠いけど、楽しいよ。」
「私は、欠片も楽しいとは思っていません。」
異界から訪れた英傑アトナテスのような、
名のある武人との手合わせであれば幾らでも受けよう。
今のダグバのような嬉々として人を殺そうとする輩となど、
これっきりにしたいぐらいほどの嫌悪感が表情に出る。
名のある武人との手合わせであれば幾らでも受けよう。
今のダグバのような嬉々として人を殺そうとする輩となど、
これっきりにしたいぐらいほどの嫌悪感が表情に出る。
「もっと僕を笑顔にしてよ。」
「くどい!!」
言葉を遮るような袈裟斬り。
今度は鍔迫り合いをせず同じようにバックステップでよけられ。
そのまま空へ矢を放てば拡散し、無数の矢が降り注ぐ。
即座に迎撃にかかるも、一発だけ頬を掠めて赤い筋が刻まれる。
今度は鍔迫り合いをせず同じようにバックステップでよけられ。
そのまま空へ矢を放てば拡散し、無数の矢が降り注ぐ。
即座に迎撃にかかるも、一発だけ頬を掠めて赤い筋が刻まれる。
(ちょっとまずいわ。)
木陰からひょっこりと顔だけ出して様子を伺う遠坂。
キャメロットとダグバの戦いは優勢のように見えて彼女が押されつつある。
矢をすべて打ち落とし、そのまま肉薄してから何度か続く剣劇も、
キャメロットとダグバの戦いは優勢のように見えて彼女が押されつつある。
矢をすべて打ち落とし、そのまま肉薄してから何度か続く剣劇も、
『メロンエナジースカッシュ!』
攻撃の合間にベルトのコンプレッサーを押し込まれ、
ベルトからけたたましい音声と共に弓を振るえば、緑色の衝撃波が彼女を襲う。
剣を構え、近くの樹木を盾にするも衝撃波は木を圧し折るように裂いてキャメロットも吹き飛ぶ。
起き上がろうとするところへソニックアローに備わったアークリムと言う刃による斬撃の一撃。
辛うじて武器を挟む形で攻撃を防いで、蹴りでどかして起き上がる。
ベルトからけたたましい音声と共に弓を振るえば、緑色の衝撃波が彼女を襲う。
剣を構え、近くの樹木を盾にするも衝撃波は木を圧し折るように裂いてキャメロットも吹き飛ぶ。
起き上がろうとするところへソニックアローに備わったアークリムと言う刃による斬撃の一撃。
辛うじて武器を挟む形で攻撃を防いで、蹴りでどかして起き上がる。
(やっぱりって思うべきなのかしら。)
あれは間違いなくセイバーの肉体であるはずだ。
自己紹介時に互いに支給されたプロフィールも見たが、
ステータスやマテリアルの内容は完全にサーヴァントのそれのはず。
であれば、サーヴァントと正面戦闘で互角に戦える人間などそうはいない。
彼女のいた世界でも勝てると言えば勝てる人物は確かにいるにはいるが、
あくまでそれらは初見殺しや相性の問題と言った条件を満たしてる場合のみ。
現実的に言えば、戦闘機に何も持たず生身で挑むのと同義であるのに等しい。
自己紹介時に互いに支給されたプロフィールも見たが、
ステータスやマテリアルの内容は完全にサーヴァントのそれのはず。
であれば、サーヴァントと正面戦闘で互角に戦える人間などそうはいない。
彼女のいた世界でも勝てると言えば勝てる人物は確かにいるにはいるが、
あくまでそれらは初見殺しや相性の問題と言った条件を満たしてる場合のみ。
現実的に言えば、戦闘機に何も持たず生身で挑むのと同義であるのに等しい。
(考えたら当たり前の事じゃない。)
今の彼女の身体はバーサーカーの攻撃を防ぐだけの筋力も、
クーフーリンと戦える敏捷もない……そしてその答えに気づく。
寧ろ、何故気付かなかったのかと疑問にすら思う。
クーフーリンと戦える敏捷もない……そしてその答えに気づく。
寧ろ、何故気付かなかったのかと疑問にすら思う。
(サーヴァントなんだから、マスターが必要不可欠でしょ。)
サーヴァントはマスターの魔力供給なしでの現界は長時間できず、
マスターがいないのではマスター適正によるステータスの恩恵もない。
可能とするのは主に単独行動のスキルを保有するサーヴァント、とりわけアーチャーのみ。
殺し合いが始まってから時間はそこまでたってなくとも、
サーヴァントの身体のままである以上、そのルールから離れられない。
マスターがいないのではマスター適正によるステータスの恩恵もない。
可能とするのは主に単独行動のスキルを保有するサーヴァント、とりわけアーチャーのみ。
殺し合いが始まってから時間はそこまでたってなくとも、
サーヴァントの身体のままである以上、そのルールから離れられない。
(かといって、それができるかって言うとね……)
だったら自分マスターになってしまえばいい。
遠坂本来の身体であればそれを選んでいただろう。
それであれば間違いなく最優のサーヴァントの名に恥じない強さになる。
だが、その身体はすぐそばで上半身と下半身が泣き別れで発見された。
誰が参加者だったかは知らないが、その身体があれば最適だったろうに。
今の身体のしんのすけならどうか。確かにセイバーは燃費がいいのは、
パスがつながってない士郎がマスターであっても十分に戦えていた。
これはアルトリアの身体はマーリンが弄ったことで竜の炉心を持ち、
魔術回路を用いず生きてるだけでもある程度魔力を確保することができる。
しかし、肝心の契約自体がこの場でできるのかについては疑問ではあったりはする。
契約してしまえば、ともすれば蹂躙できてしまえる。それだけセイバーの性能は破格だ。
ついでに言うと契約する暇を、相手がくれるかどうかも疑問である。
なお体液の類による供給は一般人なので意味はなく、
魔力があったとしても他人の身体かつ子供なので論外だ。
遠坂本来の身体であればそれを選んでいただろう。
それであれば間違いなく最優のサーヴァントの名に恥じない強さになる。
だが、その身体はすぐそばで上半身と下半身が泣き別れで発見された。
誰が参加者だったかは知らないが、その身体があれば最適だったろうに。
今の身体のしんのすけならどうか。確かにセイバーは燃費がいいのは、
パスがつながってない士郎がマスターであっても十分に戦えていた。
これはアルトリアの身体はマーリンが弄ったことで竜の炉心を持ち、
魔術回路を用いず生きてるだけでもある程度魔力を確保することができる。
しかし、肝心の契約自体がこの場でできるのかについては疑問ではあったりはする。
契約してしまえば、ともすれば蹂躙できてしまえる。それだけセイバーの性能は破格だ。
ついでに言うと契約する暇を、相手がくれるかどうかも疑問である。
なお体液の類による供給は一般人なので意味はなく、
魔力があったとしても他人の身体かつ子供なので論外だ。
(他の手段、とっとと探さないと。)
今の自分にできるのは支給品をもう一度確認することだけだ。
宝石のような魔力の塊。それさえあればある程度脱することができる。
さっきは剣を優先していたのでまだ確認はしきれてなかったが、
この状況を打開できる手段がなにかあるはずと漁ってみたところ、
宝石のような魔力の塊。それさえあればある程度脱することができる。
さっきは剣を優先していたのでまだ確認はしきれてなかったが、
この状況を打開できる手段がなにかあるはずと漁ってみたところ、
「……えっ。」
別の意味で、見つけてはならない物を見つけた気がした。
◇ ◇ ◇
一方、二人は。
(ダメージは軽微のはずなのに、身体が重い!)
ソニックアローの斬撃を防ぐが、
先ほど以上に思うように身体が動いてくれない。
サーヴァントの欠点を理解してない彼女は内心焦り出す。
先ほど以上に思うように身体が動いてくれない。
サーヴァントの欠点を理解してない彼女は内心焦り出す。
「どうしたんだい? さっきよりも弱ってるみたいだけど。」
「貴方に答える理由は、ありません!!」
なんとか押し返して斬りかかる。
一撃目の袈裟斬りは難なく防がれ、
次の横薙ぎの一撃は逆に相手の攻撃で弾かれ、
ドライバーによって跳ね上がった威力の蹴りを叩き込まれる。
一撃目の袈裟斬りは難なく防がれ、
次の横薙ぎの一撃は逆に相手の攻撃で弾かれ、
ドライバーによって跳ね上がった威力の蹴りを叩き込まれる。
「グアッ……!」
大地を転がり、勢いを利用しすぐに立ち上がると、
再び降り注ぐ矢の雨を迎撃しても先ほど以上に被弾が多い。
再び降り注ぐ矢の雨を迎撃しても先ほど以上に被弾が多い。
(最悪、凛さんだけでも。)
暗い中下山するのは危険だし、他の参加者との遭遇もありうる。
だからなるべくつかず離れずの距離を保たせていたが、
このまま戦ってもじり貧で勝てるとも思えない。
人を守る為であれば、命を犠牲にしてでも守る。
それが兜と戦う城娘としての役割だ。
だからなるべくつかず離れずの距離を保たせていたが、
このまま戦ってもじり貧で勝てるとも思えない。
人を守る為であれば、命を犠牲にしてでも守る。
それが兜と戦う城娘としての役割だ。
……まあ、彼女は物語の世界から出られないので、
基本的に兜と出会うことは稀なのだが。
基本的に兜と出会うことは稀なのだが。
「凛さ───」
「キャメロット! ちょっと一旦逃げるからお願い!」
「え? あ、は、はい!」
先に彼女から呼ばれて、
提案を出せないまま彼女を脇腹に抱えて一度逃げる。
サーヴァントだけあって常人離れした下山をするが、
直ぐにダグバも二人をアーマードライダーのスペックをもって追走する。
提案を出せないまま彼女を脇腹に抱えて一度逃げる。
サーヴァントだけあって常人離れした下山をするが、
直ぐにダグバも二人をアーマードライダーのスペックをもって追走する。
「あの、凛さん。一旦と言いましたがどうするんでしょうか!」
「少し距離を稼いだ後、渡す物を飲んで!」
一旦と言った以上は対抗策があると言うこと。
どういうものかを期待してたが 予想してたものと違う。
ドーピングのような類に感じてしまい、微妙に忌避感がある。
どういうものかを期待してたが 予想してたものと違う。
ドーピングのような類に感じてしまい、微妙に忌避感がある。
「えっと、それはどういう……」
「説明する暇がないわ! とりあえず、
今の状況をましにできる可能性があるから!」
今の状況をましにできる可能性があるから!」
要領を得ないものではあるが、
このまま二人で逃げ切ると言うのは当然できない。
リオンの時のように加護での逃走経路も間に合うことはないだろう。
まあ、弓があるので水上にいれば逃げ切れる保証もないが。
このまま二人で逃げ切ると言うのは当然できない。
リオンの時のように加護での逃走経路も間に合うことはないだろう。
まあ、弓があるので水上にいれば逃げ切れる保証もないが。
できることなら契約できるかを試したいが、
この状況で喋れば間違いなく舌を噛みかねないので、
選択肢に入れることすらできない。
この状況で喋れば間違いなく舌を噛みかねないので、
選択肢に入れることすらできない。
「……分かりました、打開できるのであれば!」
元より捨て身の特攻を覚悟していた。
それと比べれば大分ましな結果になる可能性。
スピードを思い切り出して、距離を取ってその飲み物を渡される。
渡されたのはビンに注がれている紅い色をした飲み物。
飲み物と言うべきなのか、どこかゲル状にも見えなくはない。
それと比べれば大分ましな結果になる可能性。
スピードを思い切り出して、距離を取ってその飲み物を渡される。
渡されたのはビンに注がれている紅い色をした飲み物。
飲み物と言うべきなのか、どこかゲル状にも見えなくはない。
(ミード……なわけないですよね。)
蜂蜜酒がこんな一杯程度の瓶に収めるとは思えない。
今は一刻の猶予もなく、品がないとは思いつつコルク栓を抜いて一気飲みする。
味ははっきり言ってわからない。なんと形容すればいいか表現がしがたい。
ただ、口にしただけで馴染むように消えていくそれに気持ち悪さを感じ、
今は一刻の猶予もなく、品がないとは思いつつコルク栓を抜いて一気飲みする。
味ははっきり言ってわからない。なんと形容すればいいか表現がしがたい。
ただ、口にしただけで馴染むように消えていくそれに気持ち悪さを感じ、
「グッ───アアアアアアアアアアッ!?」
「え!?」
それとほぼ同時に突然の苦痛にのたうち回るキャメロット。
何が起きたか追いついたダグバは理解はできなかったが、
これについては飲ませた遠坂本人も想定してない出来事だ。
何が起きたか追いついたダグバは理解はできなかったが、
これについては飲ませた遠坂本人も想定してない出来事だ。
(予想してた展開と全然違う!? っていうかまずい───あれ?)
隙だらけの彼女に遠坂が一番焦るも、ダグバは動かない。
ズ・ゴオマ・グも苦痛の果てにズでありながらゴも倒したクウガと戦える成長をした。
きっと彼女の状況はその類と思い、とどめを刺すことはせずに笑顔で眺めて結果を待つ。
一応、攻撃するなら遠坂も残った支給品で妨害するつもりではあった。
それがアレに通じるかどうかは別ではあるとして。
ズ・ゴオマ・グも苦痛の果てにズでありながらゴも倒したクウガと戦える成長をした。
きっと彼女の状況はその類と思い、とどめを刺すことはせずに笑顔で眺めて結果を待つ。
一応、攻撃するなら遠坂も残った支給品で妨害するつもりではあった。
それがアレに通じるかどうかは別ではあるとして。
「ギッ、アアアアアアアアアッ!!」
(なんか攻撃してこないのは助かるけど、
キャメロットのこれはどういうことなの!?)
キャメロットのこれはどういうことなの!?)
悶えるキャメロットに冷や汗が止まらない。
無論遠坂はキャメロットに毒を飲ませたわけではない。
いや、毒であった方がある意味まともだったとも言えるか。
口にしたものは、彼女の世界で言えば第三魔法に匹敵する代物だ。
───魂を物質化。それをかの世界で造られたものを『賢者の石』として呼ばれた。
一応、類似した手段をアトラム・ガリアスタと言う魔術師もやっていたが
あれはマナの結晶であって、賢者の石とは比べるまでもないことだ。
無論遠坂はキャメロットに毒を飲ませたわけではない。
いや、毒であった方がある意味まともだったとも言えるか。
口にしたものは、彼女の世界で言えば第三魔法に匹敵する代物だ。
───魂を物質化。それをかの世界で造られたものを『賢者の石』として呼ばれた。
一応、類似した手段をアトラム・ガリアスタと言う魔術師もやっていたが
あれはマナの結晶であって、賢者の石とは比べるまでもないことだ。
サーヴァントには魂食いでも魔力供給が可能だ。
人間の魂と言うものは、それだけのエネルギーがある。
多数の人間の魂が宿っている賢者の石を体内に供給すれば、
現状一番魔力供給となりうる手段だろうと彼女に飲ませた。
しかし、説明書だけでは理解しきれないものだって存在する。
賢者の石は複数の人間の魂が宿る。魂から意志は取り除かれてるわけではない。
体内へ取り込めば、石の中に残る魂との肉体争奪戦が繰り広げられる。
人間の魂と言うものは、それだけのエネルギーがある。
多数の人間の魂が宿っている賢者の石を体内に供給すれば、
現状一番魔力供給となりうる手段だろうと彼女に飲ませた。
しかし、説明書だけでは理解しきれないものだって存在する。
賢者の石は複数の人間の魂が宿る。魂から意志は取り除かれてるわけではない。
体内へ取り込めば、石の中に残る魂との肉体争奪戦が繰り広げられる。
(内側から響くこの声、は……!!)
故に今、彼女は石に潜む人の悲鳴に苛まれていた。
無数の苦悶の声に気が狂いそうになる。
反応から遠坂も理解しきれてない事態だとは察したが
何を飲まされたのかは僅かながらに疑いたくなるものだ。
少なくとも、まともなものとは言えないものだろう。
無数の苦悶の声に気が狂いそうになる。
反応から遠坂も理解しきれてない事態だとは察したが
何を飲まされたのかは僅かながらに疑いたくなるものだ。
少なくとも、まともなものとは言えないものだろう。
「アアアアアアアアアア!!」
山中へ響くような悲鳴は今も続く。
宝玉のような碧眼は限界まで開くが、その瞳は今は何も映してない。
今映るのは、脳裏に浮かぶ無数の嘆き声の前に疲弊していく自分の姿だけ。
宝玉のような碧眼は限界まで開くが、その瞳は今は何も映してない。
今映るのは、脳裏に浮かぶ無数の嘆き声の前に疲弊していく自分の姿だけ。
『……私は───ッ。』
無数の声に心が壊れそうになったからか。
走馬灯のように思い出すのは、嘗ての城としての記憶。
厳密に言えば、彼女は複数の名を持った記録を持つキャメロット城だ。
故に竜宮城を筆頭とした『物語にしか存在しない架空の城』となる存在であり、
同時に物語のキャメロットとしての多くの物語に紡がれた、数々の騎士の物語を記憶する。
走馬灯のように思い出すのは、嘗ての城としての記憶。
厳密に言えば、彼女は複数の名を持った記録を持つキャメロット城だ。
故に竜宮城を筆頭とした『物語にしか存在しない架空の城』となる存在であり、
同時に物語のキャメロットとしての多くの物語に紡がれた、数々の騎士の物語を記憶する。
『私は、キャメロット……!』
苦悶する声の中、彼女は崩壊しそうな心の中で言葉を紡ぐ。
敬愛するランスロットに抵抗もできず殺されたガレス、
ランスロットと会うことが叶わず散って行ったライオネル、
何より、平和だったブリテンを滅びに至らせてしまった我が王アーサー。
敬愛するランスロットに抵抗もできず殺されたガレス、
ランスロットと会うことが叶わず散って行ったライオネル、
何より、平和だったブリテンを滅びに至らせてしまった我が王アーサー。
『数々の騎士たちを招き入れた城であり!
三十の国を傘下に収めた、アーサー王の居城ッ!!』
三十の国を傘下に収めた、アーサー王の居城ッ!!』
数々の騎士たちの嘆きや苦しみを彼女は数々の物語で聞き届けた。
城ゆえに介入することはできず、ただずっとそれを見続けてきたと言うことになる。
城ゆえに介入することはできず、ただずっとそれを見続けてきたと言うことになる。
『三十の国治めた我が王の居城なればッ!!
この程度の人数を治めずして、何が城かッ!!!』
この程度の人数を治めずして、何が城かッ!!!』
一体どれだけの騎士が、民が滅びの道を辿ったのか。
数々の物語を内包したキャメロットだからこそ、
そして数多くの人から存在を願われた城ゆえに、
数々の物語を内包したキャメロットだからこそ、
そして数多くの人から存在を願われた城ゆえに、
「アアアアアアアアアアッ!!」
この声に耐えきれると言うものだ。
叫びながらはぐれメタルの剣を拾いなおして無理矢理立ち上がる。
端正であるはずの顔は眉間にしわが寄る程に苦悶に満ちており、息遣いも荒い。
叫びながらはぐれメタルの剣を拾いなおして無理矢理立ち上がる。
端正であるはずの顔は眉間にしわが寄る程に苦悶に満ちており、息遣いも荒い。
「だ、大丈夫なのキャメロット!?」
「一応は、大丈夫です!」
(相手が見過ごしてくれたのが救いでしたね……)
普通だったらあの時点で既に死んでいただろう。
明らかに異様な光景に映って攻撃しなかったのか、
ほっといても死ぬと言う思い込んでいたからか。
相手を知らない以上知る由もない。
明らかに異様な光景に映って攻撃しなかったのか、
ほっといても死ぬと言う思い込んでいたからか。
相手を知らない以上知る由もない。
(何を飲んでしまったか分かりませんが───)
リオンと戦った時よりもずっと好調だ。
減る一方だった魔力が供給されたことで、
減る一方だった魔力が供給されたことで、
「ハッ!」
さっきよりも明らかに機敏な動きで一撃を叩き込む。
すんでのところで回避行動に出ていたためかすり傷、
すんでのところで回避行動に出ていたためかすり傷、
「?」
にはならなかった。
何故か脇腹をえぐるような痛みと衝撃が襲いダグバが大地を転がる。
アーマードライダーの鎧がなかったら、致命傷は免れなかった一撃。
本人は避けたつもりだったのに、何故か間合いを見誤った。
気になって起き上がりながらキャメロットを見れば、
何故か脇腹をえぐるような痛みと衝撃が襲いダグバが大地を転がる。
アーマードライダーの鎧がなかったら、致命傷は免れなかった一撃。
本人は避けたつもりだったのに、何故か間合いを見誤った。
気になって起き上がりながらキャメロットを見れば、
「へぇ、そんなこともできるんだ。」
「え?」
彼女すら気づいてない変化に気付く。
ダグバの視線……と言っても仮面越しなので見えないが、
視線の先と思しきはぐれメタルの剣を見やる。
ダグバの視線……と言っても仮面越しなので見えないが、
視線の先と思しきはぐれメタルの剣を見やる。
「!?」
いや見れない。
彼女が持っているはずの剣はどこにもない。
だが、この手に握っている感触は残ったままだ。
彼女が持っているはずの剣はどこにもない。
だが、この手に握っている感触は残ったままだ。
「これは一体……」
(あれはセイバーの!)
風王結界(インビジブル・エア)。
剣に風を纏わせることで剣を透明にし、
武器の間合いを把握させないようにするための宝具。
(厳密には別の理由があるのだがそれについては割愛)
彼女の握る剣は、完全に無色透明と化して姿が見えなくなっていた。
だから間合いを見誤った、と言うより見えてないからわかるはずがなく、
アサシンのように長さを把握するようにしていたわけでもない。
攻撃を避けれなかったのは、そういうことである。
剣に風を纏わせることで剣を透明にし、
武器の間合いを把握させないようにするための宝具。
(厳密には別の理由があるのだがそれについては割愛)
彼女の握る剣は、完全に無色透明と化して姿が見えなくなっていた。
だから間合いを見誤った、と言うより見えてないからわかるはずがなく、
アサシンのように長さを把握するようにしていたわけでもない。
攻撃を避けれなかったのは、そういうことである。
(いずれにせよ、早期決着をつけなければ!)
いつまたあの不調を起こすか分からない。
此処で仕留めるべく、見えない剣を構えながら迫る。
見えなくとも剣の間合いは既に分かっているので、
間合いを勘違いすると言うことはない。
此処で仕留めるべく、見えない剣を構えながら迫る。
見えなくとも剣の間合いは既に分かっているので、
間合いを勘違いすると言うことはない。
「強くなったんだね。」
姿勢を低くした状態で肉薄し、剣による足払いを狙う。
それをダグバはジャンプで回避して、跳躍しながら矢を連射。
一発目と二発目は剣で弾き、三発目は撃たれる前に跳躍し追いつく。
それをダグバはジャンプで回避して、跳躍しながら矢を連射。
一発目と二発目は剣で弾き、三発目は撃たれる前に跳躍し追いつく。
「ハアアアアアッ!」
宙を舞衣あがりながら切り上げる。
剣は見えないが直感に近いもので一撃を防ぐ。
剣は見えないが直感に近いもので一撃を防ぐ。
『メロンエナジースカッシュ!』
返しのようにコンプレッサーを操作して必殺技を放つ。
先ほどは防ぐ以外で対応しきれなかった攻撃ではあるが、
空中で身を翻し、華麗に避けながら勢いのまま頭上を取る。
殆どぎりぎりである為髪が少し切り落とされたが、ダメージと呼べるものではない。
頭上の斬撃が迫るのを防ごうと弓を構える、
先ほどは防ぐ以外で対応しきれなかった攻撃ではあるが、
空中で身を翻し、華麗に避けながら勢いのまま頭上を取る。
殆どぎりぎりである為髪が少し切り落とされたが、ダメージと呼べるものではない。
頭上の斬撃が迫るのを防ごうと弓を構える、
「そこ!!」
寸前に翻した勢いで頭へと叩き込まれる踵落とし。
剣では防がれると咄嗟に判断して足技を狙ったが、それは正しかった。
本来ならばキャメロットは剣術一辺倒になる。
だから蹴りと言う選択肢自体があまり出てこないものだが、
これはセイバーが所有するスキル『輝ける路』が働いている。
直感の亜種となるそれは低下してるにせよ、元は未来予知に等しかった程のもの。
刹那の間に最適を選べる場面においては、十分に発揮できるものになっていた。
剣では防がれると咄嗟に判断して足技を狙ったが、それは正しかった。
本来ならばキャメロットは剣術一辺倒になる。
だから蹴りと言う選択肢自体があまり出てこないものだが、
これはセイバーが所有するスキル『輝ける路』が働いている。
直感の亜種となるそれは低下してるにせよ、元は未来予知に等しかった程のもの。
刹那の間に最適を選べる場面においては、十分に発揮できるものになっていた。
頭に蹴りを叩き込まれ、大地へと叩きつけられるダグバ。
重力のまま落下して剣を振り下ろすも転がる形で回避。
起き上がりながらその背中を狙ったソニックアローの連射。
連射される矢を振り返りながら弾くと迫るアークリムの刃。
重力のまま落下して剣を振り下ろすも転がる形で回避。
起き上がりながらその背中を狙ったソニックアローの連射。
連射される矢を振り返りながら弾くと迫るアークリムの刃。
「クッ!」
ギリギリ間に合い、剣を挟んで致命傷を防ぐ。
『メロンエナジースカッシュ!』
「!」
再びけたたましい声とともにソニックアローが黄緑のオーラを纏う。
即座にサイドステップで距離を取ると、同時に横薙ぎに振るわれる一撃。
ダグバを飛び越えるように跳躍して背後から斬りつけるが、
斬月の背中は割と装甲が分厚く、ダメージとしては軽微だ。
即座にサイドステップで距離を取ると、同時に横薙ぎに振るわれる一撃。
ダグバを飛び越えるように跳躍して背後から斬りつけるが、
斬月の背中は割と装甲が分厚く、ダメージとしては軽微だ。
(調子は良くなったはずですが、詰めきれない……)
確かに先程と違い優勢ではあるものの、
確実に追い詰めてると言う実感は感じられない。
相手の表情が伺えないから読み取れない、と言うのもあるか。
確実に追い詰めてると言う実感は感じられない。
相手の表情が伺えないから読み取れない、と言うのもあるか。
「!」
着地しながら振り向くと、
突然ダグバが距離を取りながらソニックアローをブーメランのように飛ばす。
突然ダグバが距離を取りながらソニックアローをブーメランのように飛ばす。
(此処で弓を捨てた!?)
無制限に撃てる弓矢を捨てるメリットは何か。
理由は分からないまま飛んできたソニックアローを弾く。
理由は分からないまま飛んできたソニックアローを弾く。
「もっとリントのものを使ってみないとね。」
弓を弾き飛ばせば、ダグバは別の物を握っていた。
手に収まるか収まらないか程度の、八角形の道具。
中心のから放たれるのは、眩い極太の閃光を放つ黄緑の光線。
手に収まるか収まらないか程度の、八角形の道具。
中心のから放たれるのは、眩い極太の閃光を放つ黄緑の光線。
(な……)
幻想の世界で数々の異変を解決した魔法使いのマジックアイテム『ミニ八卦炉』は、
魔力の代わりにロックシードのエネルギーを吸い取ってその力を発揮する。
最大火力は流石に抑えられてるが、人一人殺すのには十分な火力だ。
魔力の代わりにロックシードのエネルギーを吸い取ってその力を発揮する。
最大火力は流石に抑えられてるが、人一人殺すのには十分な火力だ。
「セイバー!!」
突然の攻撃に、遠坂はキャメロットであること忘れて叫んでしまう。
だが声をかけても遅い。今から回避行動を取っては間に合わない。
よしんば間に合ったところで、半身が吹き飛んでる可能性すらある。
だが声をかけても遅い。今から回避行動を取っては間に合わない。
よしんば間に合ったところで、半身が吹き飛んでる可能性すらある。
(何故でしょう。)
自分の命は此処で終わり。
そう確信を持ててしまう程の攻撃だ。
そう確信を持ててしまう程の攻撃だ。
(無理なはずなのに───)
交流がその出自の都合少ない彼女でなくとも、
城娘でも大型兜でも、ここまでの芸当ができるのはほぼ存在しない。
だから対応できる術と言うものを彼女は知らなかった。
城娘でも大型兜でも、ここまでの芸当ができるのはほぼ存在しない。
だから対応できる術と言うものを彼女は知らなかった。
(抗えと、身体が動く!)
不可視となった剣先を向かうレーザーへと構える。
死を恐れることを、敗北を恐れることのない精悍な顔つきで剣を引く。
死を恐れることを、敗北を恐れることのない精悍な顔つきで剣を引く。
(我が王……改めて私に力を!)
剣を突き出すと、はぐれメタルの剣が姿を露わになる。
露わになったところで、何ら意味などない行為と思われるだろう。
だが、違う。
露わになったところで、何ら意味などない行為と思われるだろう。
だが、違う。
「───爆ぜよ、風王結界!!」
同時に剣を覆っていた風は一直線にレーザーへ、ダグバの方へと向かう。
風王鉄槌(ストライク・エア)───セイバーの宝具の一つである風王結界、
それを解放する際に発生する暴風を相手へとぶつけて攻撃手段に転換させる技。
この土壇場で、今現在唯一使える宝具からの技を放つことができた。
風王鉄槌(ストライク・エア)───セイバーの宝具の一つである風王結界、
それを解放する際に発生する暴風を相手へとぶつけて攻撃手段に転換させる技。
この土壇場で、今現在唯一使える宝具からの技を放つことができた。
「ハアアアアアアアアアアッ!!!」
魔力放出の上位スキルたる『竜の炉心』と賢者の石で確保した魔力も伴って、
少なくともマスター不在の状態でありながら放てる威力ではなかった。
山道をえぐり、木々を揺るがす威力では遠坂も直視できる状態ではない。
破壊力を伴った暴風は、レーザーを両断するように突き進む。
風の破砕槌は勢いは止まることを知らず、
少なくともマスター不在の状態でありながら放てる威力ではなかった。
山道をえぐり、木々を揺るがす威力では遠坂も直視できる状態ではない。
破壊力を伴った暴風は、レーザーを両断するように突き進む。
風の破砕槌は勢いは止まることを知らず、
「!」
やがて根本にいるダグバにまで吹きすさぶ風が到達する。
暴風に衝突したダグバは、その勢いのまま吹き飛ぶ。
山から離れるように、その身は彼方へと消えていった。
暴風に衝突したダグバは、その勢いのまま吹き飛ぶ。
山から離れるように、その身は彼方へと消えていった。
派手な戦いが終わってあたりを見渡せば、周囲は荒れに荒れていた。
ミニ八卦炉のレーザーで木々は燃えており、風王鉄槌による抉れた地面。
他にも戦いの痕跡となるクレーターと言ったものがあり、ミニ八卦炉のレーザーは木々を焼き払い、
僅かながら燃え始めている状態で、見事なまでの戦闘の痕跡が見受けられる。
ミニ八卦炉のレーザーで木々は燃えており、風王鉄槌による抉れた地面。
他にも戦いの痕跡となるクレーターと言ったものがあり、ミニ八卦炉のレーザーは木々を焼き払い、
僅かながら燃え始めている状態で、見事なまでの戦闘の痕跡が見受けられる。
(……あれは、だめでしょうね。)
倒せたかどうかと言えば、恐らくだめだろう。
いくら今できる最高の状態で放った風王鉄槌でも、
ミニ八卦炉のビームで威力が削られた状態での被弾。
更にはぐれメタルの剣を以てしても破壊出来なかった装甲。
今度は打撃である以上ダメージは十分だが、とどめを刺す威力には至らない。
いくら今できる最高の状態で放った風王鉄槌でも、
ミニ八卦炉のビームで威力が削られた状態での被弾。
更にはぐれメタルの剣を以てしても破壊出来なかった装甲。
今度は打撃である以上ダメージは十分だが、とどめを刺す威力には至らない。
(事実上、私の負けですね。)
賢者の石を口にしたとき、
攻撃されれば確実に死んでいた。
相手が何を理由に攻撃しなかったかは不明だが、
油断ありきの勝利、といったものになる。
その上とどめはさせずじまいで相手は彼方へ飛んだ。
動ければそのまま殺戮を続けるであろう存在を逃がす形になる。
勝てたと手放しで喜べるものではなかった。
攻撃されれば確実に死んでいた。
相手が何を理由に攻撃しなかったかは不明だが、
油断ありきの勝利、といったものになる。
その上とどめはさせずじまいで相手は彼方へ飛んだ。
動ければそのまま殺戮を続けるであろう存在を逃がす形になる。
勝てたと手放しで喜べるものではなかった。
(それにしても、何故それを言葉にしたんでしょうか私は。)
事が終わって冷静になれば、キャメロットは戸惑った。
先程彼女は風王結界の名前を口にしているものの、
その名前については知らない。何故それを紡いだのか。
物語の城ゆえに口上や芝居がかった台詞などは好きだが、
思い付きと呼ぶには余りにもしっくりくる不思議な感覚。
先程彼女は風王結界の名前を口にしているものの、
その名前については知らない。何故それを紡いだのか。
物語の城ゆえに口上や芝居がかった台詞などは好きだが、
思い付きと呼ぶには余りにもしっくりくる不思議な感覚。
(今のは私? それとも……)
「あいつ、どうなったの?」
木陰から覗いてた遠坂が戻ってくる。
暴風の中とても目を開けていられないともあって、
今の惨状を見ても理解は追いつかない。
暴風の中とても目を開けていられないともあって、
今の惨状を見ても理解は追いつかない。
「一応の手ごたえはありましたが、
装甲を砕けたわけではないので倒せてはないかと……とは言え、
軽傷で済ませられるものではないとも思います。人であればの話ですが。」
装甲を砕けたわけではないので倒せてはないかと……とは言え、
軽傷で済ませられるものではないとも思います。人であればの話ですが。」
「今は退けただけ、よしとした方がいいわ。」
あんな魔術でも上位にあたるであろう攻撃、
対魔力を持ってる彼女の身体でも当たれば危うい。
連発されて辺りを焼け野原にされるよりはずっとましだ。
対魔力を持ってる彼女の身体でも当たれば危うい。
連発されて辺りを焼け野原にされるよりはずっとましだ。
「キャメロット。今は離れるわよ。
このままだとやばいことになるから。」
このままだとやばいことになるから。」
ゆっくりとではあるが、焼かれた木から火が昇り始める。
山火事になるのは時間の問題だし、支給品の水の消耗も避けたい。
早急にこの場から離れなければならない。
山火事になるのは時間の問題だし、支給品の水の消耗も避けたい。
早急にこの場から離れなければならない。
「ところで凛さん。何を飲ませたのですか?」
彼女を抱えて移動しながら、キャメロットは下山していく。
その途中、先程飲まされたものを尋ねた。
その途中、先程飲まされたものを尋ねた。
「……怒ってる?」
「最適と思ってのことだとは思いますので、
責めるつもりはありませんが……薬物なのでしょうか。」
責めるつもりはありませんが……薬物なのでしょうか。」
流石に隠すわけにはいかないので、
ある程度火元から離れた河原で事情を伺う。
特に包み隠すことなく、賢者の石を説明する。
ある程度火元から離れた河原で事情を伺う。
特に包み隠すことなく、賢者の石を説明する。
「つまり私が口にしたのは、人間だったもの……ですか。」
何も知らず飲んだものが人間の魂を素材としたもの。
カニバリズムの趣味もなければ、人を何とも思わないかのようなものを口にした。
吐き出すことはできないし、その魂で得たものを消費していく。
サーヴァントでもそれを割り切れない者は多いだろうに、
人の物語を守る目的のキャメロットにとっては、余計に割り切れない。
カニバリズムの趣味もなければ、人を何とも思わないかのようなものを口にした。
吐き出すことはできないし、その魂で得たものを消費していく。
サーヴァントでもそれを割り切れない者は多いだろうに、
人の物語を守る目的のキャメロットにとっては、余計に割り切れない。
「黙っててゴメン。急いでたから……」
「いえ。必要だと判断しての合理的なもの。
凛さんの行動は理にかなっているかと。」
凛さんの行動は理にかなっているかと。」
結局なければ勝てなかった戦いだ。
明らかな劇薬ではあるものの後遺症は特にない。
それに魂の自我が残ってることも知らなかったようだし、
悪意はなかったのだから責めるつもりはなかった。
明らかな劇薬ではあるものの後遺症は特にない。
それに魂の自我が残ってることも知らなかったようだし、
悪意はなかったのだから責めるつもりはなかった。
「それにしても第三魔法まであるとは思わなかったわ……」
サーヴァントと言う類似したものはあれど、
第三魔法をこんな形でお目にかかることになるとは。
ボンドルドはなんでもありか。不明な第四魔法も知ってるのではないかと、
頭が痛くなることばかりだ。
第三魔法をこんな形でお目にかかることになるとは。
ボンドルドはなんでもありか。不明な第四魔法も知ってるのではないかと、
頭が痛くなることばかりだ。
「とりあえず……」
現状ダグバを倒しきれるか怪しい。
勝てたのは運が良かっただけであって、
現状で再戦を挑むのは無策にもほどがある。
もう一つか二つ、突破できる手段を持っておきたい。
できることなら他の参加者と出会い、協力者を探す。
勝てたのは運が良かっただけであって、
現状で再戦を挑むのは無策にもほどがある。
もう一つか二つ、突破できる手段を持っておきたい。
できることなら他の参加者と出会い、協力者を探す。
「お、まじで人がいた。」
「!」
新たな声にキャメロットが声の方角を睨む。
草陰からひょっこりとその愛嬌のある顔を出すバリー。
見た目のせいで、二人して何とも言えない表情になる。
草陰からひょっこりとその愛嬌のある顔を出すバリー。
見た目のせいで、二人して何とも言えない表情になる。
「……何あれ。使い魔?」
「さ、さあ。首輪から参加者のようですが。
少なくともカヴァスではありませんよね?」
少なくともカヴァスではありませんよね?」
「あんな犬がいるわけないでしょ。」
少なくとも首輪から自分たちと同じ立場は分かる。
とは言えその奇抜な見た目のインパクトは強い。
とは言えその奇抜な見た目のインパクトは強い。
「おーい、そっちは乗ってねえんだよな殺し合い。」
複数人でいることから協力関係、
つまり殺し合いに否定的だと見て良さそうだが油断はしない。
殺人鬼と大胆でありつつも、意外と慎重に物事を考えられるのがバリーだ。
つまり殺し合いに否定的だと見て良さそうだが油断はしない。
殺人鬼と大胆でありつつも、意外と慎重に物事を考えられるのがバリーだ。
「ええ。私はキャメロット城。こちらは遠坂凛さんです。」
(……この様子だと俺を敵って認識はなさそうだな。)
アルフォンスなら隣の子供(中身はともかく)を放っておくわけがない。
剣を持った相手がいるから別れた線もありえなくはないものの、
兄やマスタングもいないし、自分一人の為に別行動するとも思えない。
(まあ完全に彼の人間関係を把握できてるわけでもないが。)
剣を持った相手がいるから別れた線もありえなくはないものの、
兄やマスタングもいないし、自分一人の為に別行動するとも思えない。
(まあ完全に彼の人間関係を把握できてるわけでもないが。)
(後は賭けだな。)
「俺はバリー・ザ・チョッパーって言うんだけどよ。」
ルールには進捗状況を伝える放送があると言う。
どのような内容かは不明だが参加者を焚きつけるもののはず。
例えば家族とか兄弟とか、そういう奴の死を突きつけて動かす。
だからアルフォンスや他の参加者の名前を騙って出会わずとも、
その放送で露呈するリスクが存在するなら、同名だと誤魔化せる方がまだ安全だ。
どのような内容かは不明だが参加者を焚きつけるもののはず。
例えば家族とか兄弟とか、そういう奴の死を突きつけて動かす。
だからアルフォンスや他の参加者の名前を騙って出会わずとも、
その放送で露呈するリスクが存在するなら、同名だと誤魔化せる方がまだ安全だ。
「チョッパーさんですね。それを尋ねることから、同志とお見受けします。」
(お、大丈夫そうだな。)
別の世界の殺人鬼のことなど、
当然知るはずもなく、特に何事もなく二人には受け入れられた。
人とは違う身体と言うところが、同情を誘ったようでもある。
……此処へ来る前も鎧姿なので、微妙に的外れだが。
当然知るはずもなく、特に何事もなく二人には受け入れられた。
人とは違う身体と言うところが、同情を誘ったようでもある。
……此処へ来る前も鎧姿なので、微妙に的外れだが。
「ところでおたくらはどうするつもりだ?」
「現在山間の中腹で山火事が起きてます。
早急に下山をしたいのですが、バリーさんは道は分かりますか?」
早急に下山をしたいのですが、バリーさんは道は分かりますか?」
地図以外の情報がない山をルートも分からずに動くのは極めて危険だ。
方角的に麓の方から来たとみていいので尋ねてみるが、
方角的に麓の方から来たとみていいので尋ねてみるが、
「俺はこれで獣道を移動してきたから、正規ルート知らねえぞ。」
そう言って脚力強化(ウォークポイント)へと変化。
急激な肉体変化には二人は驚かされるが、この見た目がむしろ普通だ。
この身であれば、人が通れるような道を渡ってなくてもおかしくない。
急激な肉体変化には二人は驚かされるが、この見た目がむしろ普通だ。
この身であれば、人が通れるような道を渡ってなくてもおかしくない。
「一先ず私は凛さんを抱えて下山します。」
「俺は?」
「すみません。両手を塞ぐわけにはいかないので自力でお願いできますか?」
「ま、妥当か。」
脚力強化で気楽に移動できる方だ。
どっちに一人での下山を任せるかは当然ではある。
どっちに一人での下山を任せるかは当然ではある。
「ああ、そうそう。下山したらキャメロットに試したいことあるから。」
先程は余裕がなかったが、今は余裕がある。
下山もすればサーヴァントとの契約はできるのか。
試すに越したことはないだろう。
下山もすればサーヴァントとの契約はできるのか。
試すに越したことはないだろう。
「試したいこと、ですか? それはどういう……」
何かを尋ねようと思っていたものの、
バリーがじーっとキャメロットに視線を向けている。
何か変なものでもついているのかと、全身を見渡すも分からない。
バリーがじーっとキャメロットに視線を向けている。
何か変なものでもついているのかと、全身を見渡すも分からない。
「あの、バリーさん。顔に何かついてますか?」
「いや、知り合いを思い出しただけだから気にすんな。」
「そうですか。それで凛さん、試したことは……」
二人を静かに眺めるバリー。
特別似ていると、言うわけではない。
ただ、バリーは彼女を思い出していた。
以前惚れた女性、リザ・ホークアイのことを。
顔つきは少し幼すぎるが、金髪で凛とした美人の女性と言うところは一致している。
特別似ていると、言うわけではない。
ただ、バリーは彼女を思い出していた。
以前惚れた女性、リザ・ホークアイのことを。
顔つきは少し幼すぎるが、金髪で凛とした美人の女性と言うところは一致している。
(ま、姐さん程じゃあねえけどな。)
とは言え残念ながらお眼鏡にはかなわない。
仮に惚れたとしても、それを振り払ってでも人を殺す。
なし崩しでアルフォンスの味方だったが、彼は善人ではない。
ただ人を斬りたくて殺して死刑になった殺人鬼なのだから。
とは言え、多少似た要素は都合がいい。もしアルフォンスと出会っても、
彼女がホークアイの代わりを務めてると思わせる要因になりうる。
仮に惚れたとしても、それを振り払ってでも人を殺す。
なし崩しでアルフォンスの味方だったが、彼は善人ではない。
ただ人を斬りたくて殺して死刑になった殺人鬼なのだから。
とは言え、多少似た要素は都合がいい。もしアルフォンスと出会っても、
彼女がホークアイの代わりを務めてると思わせる要因になりうる。
(にしても、信用してなさそうだなこりゃ。)
もう一つ、バリーが見ていたのは持ってる得物の剣。
どう奪おうものかと考えてはいるが、彼女は周囲に気を配ってる。
その周囲には、自分の存在すらもあるのを軽く察していた。
一見普通の見た目でも殺し合いに乗ったダグバに出会った都合、
どうしてもキャメロットは多少の疑念を捨て去ることができない。
両手で塞がることを避けようとしたのもの、その理由から来ている。
特にモードレッドの裏切りによって最終的にブリテンは崩壊した。
裏切りと言うものに警戒をしたくなるのも無理からぬことだ。
どう奪おうものかと考えてはいるが、彼女は周囲に気を配ってる。
その周囲には、自分の存在すらもあるのを軽く察していた。
一見普通の見た目でも殺し合いに乗ったダグバに出会った都合、
どうしてもキャメロットは多少の疑念を捨て去ることができない。
両手で塞がることを避けようとしたのもの、その理由から来ている。
特にモードレッドの裏切りによって最終的にブリテンは崩壊した。
裏切りと言うものに警戒をしたくなるのも無理からぬことだ。
(素直にしばらく様子見しとくか。)
この先交流で誰かから武器を得られる可能性はある。
その時までじっくり待っておけばいいだけのことだ。
殺人鬼はひっそりと、虎視眈々とその機会を伺う。
その時までじっくり待っておけばいいだけのことだ。
殺人鬼はひっそりと、虎視眈々とその機会を伺う。
さて、キャメロットが口にした賢者の石。
ただの賢者の石か、それともお父様の切り分けた強欲が潜んでいるか。
どちらか分かるものは誰一人いないまま、山風が吹いていく。
ただの賢者の石か、それともお父様の切り分けた強欲が潜んでいるか。
どちらか分かるものは誰一人いないまま、山風が吹いていく。
【C-4 空中/黎明】
【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】
[身体]:櫻木真乃@アイドルマスターシャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(中)、脇腹に強い打撲痕、消耗(大)
[装備]:ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武、メロンエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武、ミニ八卦炉@東方project
[道具]:基本支給品×2、ランダム支給品×0~3(零余子の分も含む)
[思考・状況]基本方針:ゲゲルを楽しむ
1:二人(キャメロット、凛)と戦う。特に一人(キャメロット)。
[備考]
※48話の最終決戦直前から参戦です。
※東の方角へと吹き飛びました。
具体的な着地点は後続の書き手にお任せします。
[身体]:櫻木真乃@アイドルマスターシャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(中)、脇腹に強い打撲痕、消耗(大)
[装備]:ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武、メロンエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武、ミニ八卦炉@東方project
[道具]:基本支給品×2、ランダム支給品×0~3(零余子の分も含む)
[思考・状況]基本方針:ゲゲルを楽しむ
1:二人(キャメロット、凛)と戦う。特に一人(キャメロット)。
[備考]
※48話の最終決戦直前から参戦です。
※東の方角へと吹き飛びました。
具体的な着地点は後続の書き手にお任せします。
【C-4 山/黎明】
【遠坂凛@Fate/stay night】
[身体]:野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん
[状態]:健康、精神的ショック(大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1(確認済み、現在の状態で使用可能な武器)
[思考・状況]基本方針:他の参加者の様子を伺いながら行動する
1:参加者で契約って結べる? 試しておかないと。
2:サーヴァントシステムに干渉しているかもしれないし第三魔法って、頭が痛いわ。
3:私の体が死んでるなんて……
4:身体の持ち主(野原しんのすけ)を探したい。
5:アイツ(ダグバ)倒せてないってどんだけ丈夫なの。
6:後でバリーからも話聞かないといけないわね。
[備考]
※参戦時期は少なくとも士郎と同盟を組んだ後。セイバーの真名をまだ知らない時期です。
※野原しんのすけのことについてだいたい理解しました。
※ガンド撃ちや鉱石魔術は使えませんが八極拳は使えるかもしれません。
※御城プロジェクト:Reの世界観について知りました。
[身体]:野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん
[状態]:健康、精神的ショック(大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1(確認済み、現在の状態で使用可能な武器)
[思考・状況]基本方針:他の参加者の様子を伺いながら行動する
1:参加者で契約って結べる? 試しておかないと。
2:サーヴァントシステムに干渉しているかもしれないし第三魔法って、頭が痛いわ。
3:私の体が死んでるなんて……
4:身体の持ち主(野原しんのすけ)を探したい。
5:アイツ(ダグバ)倒せてないってどんだけ丈夫なの。
6:後でバリーからも話聞かないといけないわね。
[備考]
※参戦時期は少なくとも士郎と同盟を組んだ後。セイバーの真名をまだ知らない時期です。
※野原しんのすけのことについてだいたい理解しました。
※ガンド撃ちや鉱石魔術は使えませんが八極拳は使えるかもしれません。
※御城プロジェクト:Reの世界観について知りました。
【キャメロット城@御城プロジェクト:Re】
[身体]:アルトリア・ペンドラゴン@Fateシリーズ
[状態]:マスター不在によるステータス低下、全身に裂傷(軽微)、ダメージ(大)、精神疲労(大)、複雑な心境
[装備]:はぐれメタルの剣@ドラゴンクエストⅣ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2(確認済み、剣以外)、逆刃刀@るろうに剣心
[思考・状況]基本方針:一人でも多くの物語を守り抜く。
1:今は休憩を。
2:凛さんを守る。
3:アーサー王はなぜそうまでして聖杯を……
4:バリーさんは信用したいのですが、先程の件があって少し不安。
5:……大丈夫なのでしょうか、賢者の石。
[備考]
※参戦時期はアイギスコラボ(異界門と英傑の戦士)終了後です。
このため城プロにおける主人公となる殿たちとの面識はありません。
※服装はドレス(鎧なし、FGOで言う第一。本家で言うセイバールート終盤)です
※湖の乙女の加護は問題なく機能します。
約束された勝利の剣は当然できません。
※風王結界、風王鉄槌ができるようになりました。
ある程度スキル『竜の炉心』も自由意志で使えるようになってます。
※賢者の石@鋼の錬金術師を取り込んだため、相当数の魂食いに近しい魔力供給を受けています。
また、この賢者の石にグリードが存在してるかどうかは後続の書き手にお任せします。
※名簿をまだ見ていません。
※Fate/stay nightの世界観および聖杯戦争について知りました。
[身体]:アルトリア・ペンドラゴン@Fateシリーズ
[状態]:マスター不在によるステータス低下、全身に裂傷(軽微)、ダメージ(大)、精神疲労(大)、複雑な心境
[装備]:はぐれメタルの剣@ドラゴンクエストⅣ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2(確認済み、剣以外)、逆刃刀@るろうに剣心
[思考・状況]基本方針:一人でも多くの物語を守り抜く。
1:今は休憩を。
2:凛さんを守る。
3:アーサー王はなぜそうまでして聖杯を……
4:バリーさんは信用したいのですが、先程の件があって少し不安。
5:……大丈夫なのでしょうか、賢者の石。
[備考]
※参戦時期はアイギスコラボ(異界門と英傑の戦士)終了後です。
このため城プロにおける主人公となる殿たちとの面識はありません。
※服装はドレス(鎧なし、FGOで言う第一。本家で言うセイバールート終盤)です
※湖の乙女の加護は問題なく機能します。
約束された勝利の剣は当然できません。
※風王結界、風王鉄槌ができるようになりました。
ある程度スキル『竜の炉心』も自由意志で使えるようになってます。
※賢者の石@鋼の錬金術師を取り込んだため、相当数の魂食いに近しい魔力供給を受けています。
また、この賢者の石にグリードが存在してるかどうかは後続の書き手にお任せします。
※名簿をまだ見ていません。
※Fate/stay nightの世界観および聖杯戦争について知りました。
【バリー・ザ・チョッパー@鋼の錬金術師】
[身体]:トニートニー・チョッパー@ONE PIECE
[状態]:疲労(大)、全身に切り傷、頭脳強化(ブレーンポイント)
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、神楽の番傘(残弾100%)@銀魂、ランダム支給品×0~1
[思考・状況]
基本方針:存分に殺しを楽しむ
1:あの鎧野郎(メタモン)をどうにかしたいので一度集団に紛れ込んでおく。
2:武器を確保するまでは暫くなりを潜めた方がよさげか。
3:いい女だが、姐さんほどじゃねえんだよな。後もう少し信用されておきたい。
4:使い慣れた得物が欲しい。
[備考]
参戦時期は、自分の肉体に血印を破壊された後。
[身体]:トニートニー・チョッパー@ONE PIECE
[状態]:疲労(大)、全身に切り傷、頭脳強化(ブレーンポイント)
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、神楽の番傘(残弾100%)@銀魂、ランダム支給品×0~1
[思考・状況]
基本方針:存分に殺しを楽しむ
1:あの鎧野郎(メタモン)をどうにかしたいので一度集団に紛れ込んでおく。
2:武器を確保するまでは暫くなりを潜めた方がよさげか。
3:いい女だが、姐さんほどじゃねえんだよな。後もう少し信用されておきたい。
4:使い慣れた得物が欲しい。
[備考]
参戦時期は、自分の肉体に血印を破壊された後。
※C-4ダグバのミニ八卦炉のレーザーが撃たれました。
夜間ともあって誰か見ているかもしれません
『黎明』C-4を中心に山火事が発生してます。
夜間ともあって誰か見ているかもしれません
『黎明』C-4を中心に山火事が発生してます。
【ミニ八卦炉@東方project】
元は零余子が持ってた支給品。霧雨魔理沙の生活必需品でありマジックアイテム。
森近霖之助が緋々色金を使って作り上げた万能ツールと言っても過言ではない。
コンロ、扇風機、魔除け、マイナスイオンを出すなどとにかくできることが多い。
同時に高出力のレーザーを放つことが可能で、ダグバはロックシードのエネルギーで代替している。
元は零余子が持ってた支給品。霧雨魔理沙の生活必需品でありマジックアイテム。
森近霖之助が緋々色金を使って作り上げた万能ツールと言っても過言ではない。
コンロ、扇風機、魔除け、マイナスイオンを出すなどとにかくできることが多い。
同時に高出力のレーザーを放つことが可能で、ダグバはロックシードのエネルギーで代替している。
【賢者の石@鋼の錬金術師】
遠坂の支給品。等価交換の原則を無視した錬成が可能になる錬金術増幅器。
生きた人間の魂物質化させて凝縮させたもので、生きた人間が材料のエネルギー体。
材料となった人間の魂はエネルギーとして消費されるまで生きたままであり、
原作で賢者の石を取り込んだリンは魂だけになった苦痛の声に発狂しかけた。
マルコーやお父様が所持してた物のように、石とは言うが半液状であっても石扱い。
なお、この賢者の石が『強欲のグリード』を内包しているかは現時点では不明。
普通にいないかもしれない。もしくはサーヴァントと言う特異体質故に、
意識が目覚めるのが遅れてるだけかもしれない。
遠坂の支給品。等価交換の原則を無視した錬成が可能になる錬金術増幅器。
生きた人間の魂物質化させて凝縮させたもので、生きた人間が材料のエネルギー体。
材料となった人間の魂はエネルギーとして消費されるまで生きたままであり、
原作で賢者の石を取り込んだリンは魂だけになった苦痛の声に発狂しかけた。
マルコーやお父様が所持してた物のように、石とは言うが半液状であっても石扱い。
なお、この賢者の石が『強欲のグリード』を内包しているかは現時点では不明。
普通にいないかもしれない。もしくはサーヴァントと言う特異体質故に、
意識が目覚めるのが遅れてるだけかもしれない。
32:Vは誰の手に/開幕のベルが鳴る | 投下順に読む | 34:エボルトのパーフェクトえいゆう教室 |
31:無能力者とヒーロー | 時系列順に読む | 35:時事ネタを後から読むときは思い出話に付き合うつもりで |
04:オラと剣士とアーマードライダー | ン・ダグバ・ゼバ | 43:気まぐれコンタクト |
遠坂凛 | 63:朝を迎えて凶兆芽吹く | |
キャメロット城 | ||
23:殺してあげると彼らは言った | バリー・ザ・チョッパー |