《 Rainyday/Re:tribution 》 |
PV
STORY
Side:Z-ONE
過去は消えない
死者は沈黙しない
だからこれは、君達の自業自得だ
量子特異点現象
過去に発生した事象が現在を上書きし侵食する現象
ケイオス全土に突如発生するこの災害を、世界政府は特例指定不明災害と定め、
本部戦力を動員した徹底した駆逐の方針を固め動き出す
賢い者は知っている
政とは人によってなされるモノ 故に司るモノもヒトに他ならず
ヒトとは己の問題によってのみ、死物狂いで隠匿しようとするのだと
Side:Alvis
ヒトの形を成した人ならざる者を化物と定める
ヒトにさえ及ばない、取るに足らない断片だとしても
自らが創造されたモノ 放棄されたモノであると自覚し、ルーツを探る人形アルヴィスは、
ある魔女の提示に従い量子特異点の調査に乗り出した
キノッピオは知らない
自由と存在意義の渇望もまた、脚本という糸によって導かれた人形故の衝動であることを
Side:Vivy
それでも歩みを止めない
あの星を見ているから
あの星が見ているから
流星の徒はかくして遣わされた
魔道具屋、ヴィヴィは当たり前に自由であることを求めて東部を流離っていた
目的はいらない、使命はいらない、夢はいらない、ただただ心穏やかにあることを望んで
そんな細やかな望みさえも物語は許さない
「次はお前の役回りだ」
量子特異点を切除する魔術を所有する少女
魔女は再び災厄の中心へ、深淵へ誘われる事となる
LOG
CHARACTER
今を生きる人類
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本編における主人公。
『魔道具屋』と称し各地を転々としている魔術師見習い。
孤児院を飛び出してから『自由』になる為魔術の研究に没頭している。
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◆ エリアス
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ヴィヴィの魔術の教師。
肉体を失っており思念体をカンテラの中に封じ込めこの世に存在を保っている。
『魔法』を扱える超常的存在と自らを語るがその実は定かでない。
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『世界政府異能捜査7課』に所属すると自称する女性。
古代魔術と錬金術に精通している他、『魔眼』を持つ。
成り行きながらヴィヴィ達に協力しているが、『特異点』について何か思う所があるらしい。
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在りし日の残影
◆ ドロシー
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『量子特異点』に出現した謎の少女。
あらゆる厄災を討伐する魔術師の名誉職『闇払い』に着任している大魔術師。(本人談)
過去の残影である量子特異点の住人でありながら、現在の人物であるマークスや難波の存在を認識し、彼らを元の時代へ送り返した。
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◆ オズ
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『量子特異点』に出現した謎の青年。
ドロシーに弟子で使い魔と呼ばれているが、彼女を遥かに凌駕する魔術の素質を持つ。
ドロシーやトト以外の他者との接触を極端に嫌う。
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現代においては老人だが、レゼリア量子特異点において彼の過去の姿が登場した。
バスカヴィル所属の兵士。ドロシー討伐作戦に参加していたようだが……。
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現代においては老人だが、レゼリア量子特異点において彼の過去の姿が登場した。
バスカヴィルと敵対する。ドロシー、ジョンの両者と因縁があるようだが……。
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◆ トト
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『量子特異点』に出現したワーウルフの少年。
子供だが腰を屈めても駅の天井に頭が着く程の巨体を持つ。
赤ん坊と称されるほど幼いらしく、意思疎通に難があるが、穏やかで気のいい性分のため害はないらしい。
質量のある残像として襲いかかってきた
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◆ ブロンウッド
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『量子特異点』に出現した甲虫の亜人種。
質量のある残像として東部に出現し、理性を失ったまま暴虐の限りを尽くした。
姫君に仕える騎士を自称し、帝国への憎悪を叫ぶ
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用語集
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この世界の全体に発生する不明災害。
特定領域内を過去の再現で塗り替えるというもの。
あくまで再現であるため、現在からの干渉を受けてもタイムパラドックス、時象の書き換えは発生しない。
政府軍はこれを"特定不明災害"と公表しており、詳細は秘匿情報に指定されている。
その場所で発生した事象、現象、状況を再現する"質量のある残像"が発生し、
質量のある残像は、現象に巻き込まれた現在の人間、生物を"当時の人物"と置き換えて認識する。
再現される過去は多岐に渡るが、主に紛争や災害等、多くの犠牲者が生じる事柄が再現される。
このため質量のある残像は、巻き込まれた現在の人間を"当時の敵対対象"と認識し攻撃してくる傾向にある。
量子特異点に存在する全ては物理的な干渉が可能。攻撃によって質量の残像を含むあらゆる驚異は排除できる。
ただし量子特異点を発生させている『核』は、時系列上の"過去"に存在し、
過去から現在へ干渉している為通常の手段で破壊する事は難しい。
仮称、正式名称不明。
量子特異点に発生する過去に存在した生物、人物の再現。
知能には個体差があり、完全に過去の人物を再現した上会話が成立する個体もあれば、
コールタールの塊のような、辛うじて軸部だけを象った個体も存在する。
共通して自身が"過去の人物である"と認識しない、できない。
現在の人物と意思疎通し、その事実を認識しようとすると"書き換え"が発生し、認識が阻害される。
その量子特異点を発生させている質量のある残像。
主にその事象の元凶や、最も影響力のあった人物、縁のある人物などがこの個体として再現される。
無力化し、現代との繋がりを"切除"することで量子特異点を完全消滅させることができる。
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最終更新:2023年09月12日 21:32