この項目ではFPSデビュー、CoD初体験の初心者がマルチプレイにおいて中級者になるための戦略を記述しています。
さらに細かい個別の知識(武器性能やパーク基礎トレーニング性能など)に関しては、各種項目を別途ご覧ください。


本作特有のシステムについて

師団

本作には「師団」と呼ばれる特殊スキルを持つ五つの軍団があります。簡単に特徴を列挙します。
  • 歩兵師団→あらゆる局面に対応できる万能兵科
  • 空挺師団→機動力に特化した兵科
  • 機甲師団→防御力、火力に特化した兵科
  • 山岳師団→隠密行動に特化した兵科
  • 派遣師団→特殊装備に特化した兵科
  • 解放師団→索敵・妨害に特化した兵科
どれを選べばいいの? ということになってきますがまずは歩兵師団をおすすめします。ベーシックで癖がなく誰にでも扱えます。
次点は空挺師団です。慣れてきたら空挺師団の機動力でマップを走り回ってみましょう。
そのほかの師団は多少慣れてきてから選ぶことをおすすめします。
詳しくは本ページの師団一覧をご覧ください。

基礎トレーニング

新兵となったあなたにはまず6つ特殊能力を付加する選択肢が与えられています。「スパイ」「ローンチ」「レクイジョン」「破壊工作」「内密」「電撃戦」の三つです。
この能力がなんなのかは詳細に説明しているページがあるのでそちらを見てもらうことにしておすすめだけ上げておきます。
第一候補はまず「スパイ」です。これは1発でも弾を当てた敵を味方全員のマップに写す能力で、多少狙いが下手で撃ち漏らしても味方に位置をしらせることができて相当な貢献をすることができます。なので第一にはこれです。
第二は「レクイジョン」です。キルされてもスコアストリークに必要なスコアがリセットされません(その代わり必要ポイントは高くなります)。全くの初心者でも何かしらの行動をとっていればいずれ偵察機ぐらいには手が届くと思いますのでそれで味方に貢献するのがいいでしょう。
「ローンチ」はランチャーの予備弾薬を増やす能力なのですが初心者の方は持て余してしまうかもしれないのであまりおすすめはしません。
また、破壊工作はリーサルの起爆時間を短縮し、梱包爆弾(過去作のC4に相当)を空中で起爆させることができますが、起爆時間が短い分、自爆する可能性もあるので使い方には十分注意する必要があります。
「内密」はリスポーン時とキルした敵の死体に近づいてバックを拾うと周囲の敵をミニマップにスキャンできますが、キル前提であることと、画面とミニマップを逐一確認する必要があるためある程度慣れたら装備をお勧めします。
「電撃戦」はデスせずに連続キルすることで通常よりも安くストリークを獲得できますが、アシストなどでストリークを獲得できないため初心者にはあまりお勧めできません。立ち回りや技術がある程度向上した中級者以降にお勧めします。

基本テクニック

クリアリング

クリアリングとはマップにおいて敵がいないかチェックし、排除することを指します。
このクリアリングを徹底することで、敵に視界外から攻撃される可能性を下げられ、自身の生存率に大きな影響を及ぼします。
チーム戦においてはこのクリアリングを先頭が怠ったばかりに、周囲の味方まで全滅するという事も珍しくありません。
入り口の左右、マップの角、障害物の裏などには敵が潜みやすいので、クリアリングを徹底しましょう。

  • カッティングパイ
クリアリングの手法の一つです。
コーナーを曲がる際や室内に入る際に入り口で用いるものです。
パイをカットするように数十度ずつ覗き込んでいきます。
これを行うことによって向こう側に複数の敵がいても壁を盾にすることで、集中砲火されるのを防ぎ、1対1の状況に持ち込むことが出来ます。
また個人差がありますが、人間の脳には一度に処理できる情報に限界があり、それを制限することで効率よくクリアリング出来るという効果もあります。


待ち伏せ

あらかじめ戦う場所を決め、敵に発見されないように隠れ、敵が来たら奇襲を仕掛けることを指します。
敵の攻撃を遮蔽出来る障害物の陰、入り口の外からは視界に入りにくい室内の角などが有効です。
敵の来る方向が限定出来る状況で使うことで最大限の効果を発揮します。
待ち伏せの最大のメリットは「どこで戦うか?」を待ち伏せをする側が主体的に決められるという点です。
その為、サブマシンガンやショットガンなら近距離、ライフルなら中距離、ライトマシンガンやスナイパーライフルなら遠距離と、
自分持つ武器に最も相応しいレンジで撃ち合うことが出来ます。逆に敵がそこに適した武器を持っているとは限りません。
加えて、攻撃を受けにくいポジションや敵が想定していないポジションから奇襲を仕掛ける事で打ち合いを有利に運ぶことが出来ます。


決め撃ち

敵がいるか確認する前に、「敵がいると決めて撃ち始めること」をさします。
人間が何かを目撃し、それに対して行動を開始するために平均で0.2~0.3秒かかるといわれています。
(物理的限界は0.11秒であり、これを下回ることはプロゲーマーやオリンピック選手であろうと人体の構造的に不可能です。)
しかし、事前に絶対に撃つと決めて、確認する作業を省く事で、0.2秒早く撃ち始めることが出来ます。
このゲームのキルタイム(銃弾を全弾胴体に命中させた場合に敵を倒すまでに必要な時間)は即死系を除くと概ね0.2~0.3秒程度であり、
決め撃ちを成功させる事で一方的に打ち勝つことが可能になります。
反面、決め撃ちを失敗させた場合は銃声で居場所がバレる、マガジンの弾が減るなどのリスクもあります。


壁抜き

このゲームでは、一部の壁や障害物を銃弾が貫通します。それを利用して敵を攻撃することを指します。
それらを貫いた場合、ダメージは大幅減衰しますが(例えば通常3発ヒットで倒せるアサルトライフルでも12発必要になります。)
連射により蓄積させることで敵を倒すことが可能です。
また壁の向こうにいる敵のチェックに用いることもあります。

裏取り

FPSにおける裏取りとは、敵の側面や後方に回りこんで攻撃することを指します。
このゲームにおいて視界に入るのと銃を撃てるのは正面に対してのみであり、敵が向いていない方向から奇襲を仕掛けることで一方的な攻撃が可能となります。
裏取りを成功させる為には以下のことが重要です。
  • 敵の想定していないルート、守りの薄いルートを探す。
  • 無駄な発砲を控える。
  • 敵の偵察機などでミニマップに映っていないことを確認する。
  • 基礎トレーニング「フランカー」発動時や山岳師団のスキルLv1などを使えば発砲しない限りミニマップに映らない
  • 今作では基礎トレーニング「スパイ」や「内密」により、ミニマップに容易に映ってしまうのでより注意が必要。また、解放師団Lv1で敵のいる方向をある程度予測される可能性もある。
  • 現在の仕様では、敵ミニマップに映っているかをこちらのミニマップで判定可能。自プレイヤーのアイコンが中抜きの場合は未発見、塗りつぶされていると発見状態となる。

腰だめ撃ち

ADS状態(サイトを覗き込んだ状態)にせずに発砲することを指します。腰撃ちと呼ぶこともあります。
ADS状態と比較して命中率が著しく劣りますが、ADS動作をしない事で素早く撃ち始められ、ADS状態のように機動力が落ちず、視界を広くとれるというメリットがあります。
近距離戦においてのみ使うテクニックで、サブマシンガンやショットガンなどはこの腰だめ撃ち性能が優れています。
逆にライトマシンガンやスナイパーライフルは腰だめ撃ち性能が悪い(命中率が低い)と覚えておきましょう。
アタッチメントのスデティエイムをつけることで腰だめ撃ちの性能を大幅に引き上げることが可能です。
基礎トレーニング「デュエリスト」をつけるとハンドガンはこの状態でしか射撃できなくなります。

リロキャン

リロードキャンセルの略です。
リロード終わりのタイミングに武器切り替えボタンを素早く二回押すなどしてリロードを早く終わらせることができます。
詳しくは用語集を参照してください。

各武器の特性とその利用法

CoDには様々のカテゴリーの武器があり、それぞれの特性があります。
それらを知り適した立ち回りをすることで、戦闘を有利に展開する事が出来るようになるでしょう。

ライフル

最も基本的なカテゴリーです。性能のバランスが良いのを特徴としています。
初心者はまずライフルを用いてゲームに慣れると良いでしょう。
大別して連射して使うフルオートの銃と狙撃戦向けのバースト/セミオートの銃に別れています。
初心者には扱いやすいフルオートの銃をオススメします。
このカテゴリーの最大のメリットは汎用性にあり、近距離、中距離、遠距離全てにおいてそれなりに戦うことが出来ます。
すなわちサブマシンガンやショットガン相手には中距離以上、ライトマシンガンやスナイパーライフル相手には近距離で戦うことで優位に立てます。
ライフルを『万能』にするか『器用貧乏』にするかはあなた次第です。

サブマシンガン

小口径の弾を大量にばら撒くことを得意としたカテゴリーです。得意な距離は近距離。
接近戦における火力はアサルトライフル以上。機動力も優れており、腰だめ撃ち精度も良いです。
その機動力を生かして距離を詰めることで真価を発揮します。
中距離上にも弾は届くのですが、威力が大幅に減衰してしまい、精度もあまりよくありません。
敵の背後をとった時など以外は、中距離以降では打ち合わないほうが良いでしょう。
機動力の高さから裏取りなどにも適したカテゴリーといえます。

ライトマシンガン

威力減衰しない弾を連射することを得意としたカテゴリーです。得意な距離は遠距離。
ライトマシンガンから発射される弾丸は威力減衰しにくく、他の銃が豆鉄砲になってしまう距離でもガンガン敵を倒せます。
欠点としては機動性に欠け、動きが遅い、ADSが遅い、リロードが遅いなど、何もかもが鈍いです。また、今作は全体的に装填数が少なめに設定されており拡張マガジンをつけないとライトマシンガンといえどトリガーハッピーに撃ちまくることはできません。
そのため、どんどん走り回るスタイルよりは、有利なポジションで敵を待ち伏せ、圧倒的火力で制圧するのが向いています。
弾の威力が落ちにくい特性を利用して、なるべく敵と距離を離す立ち回りをすることで戦闘を有利に運ぶことが出来るでしょう。
立ち回り、扱いを含めて中級者になってきたなと思ったら使ってみることをおすすめします。
FMJを付けたライトマシンガンは、対空手段の乏しい今作では有効な対空兵器になります。

スナイパーライフル

精密で高威力の弾丸を打ち込む狙撃に適したカテゴリーです。得意な距離は超遠距離。
どのスナイパーライフルも優れた精度と威力を持ち、デフォルトで高倍率スコープが付属しているのも特徴です。
他の銃がまともに狙えない距離から一撃必殺かそれに近い攻撃を行えます。
欠点としては取り回しが悪く、スコープの存在も接近戦では邪魔となります。一旦距離を詰められてしまうと非常に厳しいです。
正確な狙いが求められる為、初心者にはオススメしません。

ショットガン

一回の発砲で拡散する散弾を発射するカテゴリーです。得意な距離はサブマシンガン以上の至近距離。
一撃必殺の威力を持つが連射の遅いポンプアクションのタイプと、威力・連射力ともに高い代わりに装弾数がわずか2発しかない中折れ式のタイプ、威力は低いが連射出来るセミオートのタイプがあります。
弾が拡散する為に正確に狙わなくても当てられるのが最大の特徴で、室内戦やコーナーの出会い頭の遭遇戦、跳びかかっての格闘戦などで特に強力です。
散弾のため至近距離では腰だめ撃ちで簡単に当てられ、かつ正確な狙いも不要なので、実戦でのキルタイムアドバンテージは数値以上のものがあります。
欠点としては距離が離れると著しく威力が減衰することにあります。20mほど離れると弾が消滅してしまい、1ダメージも与えられません。
射程が極端に短く、単に闇雲に走って接近しただけでは簡単に射殺されてしまいます。
時に遮蔽物を縫うように移動し、陰に隠れて待ち伏せ、敵の裏をかくことが求められます。
なお、今作のショットガンははっきり言って相当強いです。が、ショットガンを使っていると上達が大幅に遅れるためスナイパーライフルに次ぐ初心者が選んではいけない武器の一つです。

ハンドガン

サブ武器のカテゴリーのひとつです。得意な距離は近距離。
バランス型のP-08、威力重視の1911、フルオートで連射力の高いマシンピストルの3種類があります。
武器切り替え速度が非常に優れており、メインウェポンの弾が切れた時に咄嗟にハンドガンを抜く事で、リロードを待つより素早く攻撃を継続出来ます。
サブウェポンの標準装備化に伴い、メインウェポンと張り合えた過去作より弱体化されているので、あくまで緊急用のバックアップとして考えましょう。間違ってもハンドガンだけで敵と渡り合おうとしてはいけません。

ランチャー

サブ武器のカテゴリーのひとつです。
命中精度と弾速が高い代わりに威力がやや抑えめのM1バズーカと命中精度と弾速が低い代わりに高い威力を持つパンツァーシュレックの二種類があります。
過去作とは違い、初心者定番の対空誘導ランチャーはありません。ある程度腕のある方なら、偏差撃ちで落とすこともできますが初心者には難しいでしょう。対空したいならばFMJを付けたライトマシンガンも有効です。
初心者は対空をすること、というのが従来の鉄則でしたがこれによって多少趣が変わっています。ただそれでも味方に貢献する方法の一つですので、練習して上手く命中させられるようにするのもいいでしょう。


近接武器(ショベル)

サブ武器のカテゴリーのひとつです。初期解放されているのはUSショベルが該当します(他はサプライドロップ、所謂ガチャで解放できる)。
通常の格闘攻撃は正面2発、後方から1発ヒットさせることでキルが取れますが、ショベルは正面からも1発でキルとなります。
多少の追尾性能はありますがショットガン以上に射程が短く、上級者が使ってもはっきりいって弱いです。
いかなるルールであっても勝利を大前提にした場合、候補に挙がる武器ではありません。
ナイファー(今作はショベルなのでショベラーとも)といわれるナイフを使って戦うプレイスタイルで用いるネタ装備なので、パーティーメンバー以外とのチーム戦では使わないようにしましょう。
どうしても使いたい場合は個人戦であるフリーフォーオールでの使用をオススメします。
ライフルを使用した際に装着できる「銃剣」も近接攻撃が一撃キルとなり、加えて銃剣突撃(発動中に接触した敵を一撃キル)ができます。

投げ物(リーサル/タクティカル)

直接的にダメージを与えるリーサルと敵を妨害したり味方の支援に用いるタクティカルがあります。グレネードとも呼ばれます。
今作ではリーサルとタクティカルの2種類で最低各種一個を強制的に持つシステムになっています。
投げ物には目的別に分けたときに4種類あります。

  • 攻撃や索敵に直接使うもの
→マークII手榴弾、NO.74手榴弾、マークVガスグレネード、NO.69手榴弾、信号フレア
敵がいそうな場所に投げるもの。敵が視認出来なくてもいそうな場所にはどんどん投げてしまった方が良い。
どのルールでも腐りにくく、最初からアンロックされているため初心者にオススメします。

  • 罠として仕掛けるもの
→梱包爆弾、S-マイン44
マップを把握して敵の通りそうな場所に仕掛けておくことで真価を発揮。

  • オブジェクト系ルールで使うもの
→スモーク
ドミネーションやハードポイント、S&Dで用いる。
味方が旗を取りやすいように敵の射線をスモークでカット。ただしみだりな使用は味方の視野を塞ぐことにもなるので注意が必要。

  • その他
→投げナイフ
特殊なタイプ。ゲームになれてから使うと良い。

初心者にありがちなのは、投げ物をせっかく持っているのに大事に持っていすぎてそのまま投げずに死んでしまうことです。
再度湧くときには補充されるので、積極的に使うようにしましょう。
無意味な場所に投げて無駄にするほうが、投げずに無駄にするより敵にプレッシャーをかけられるので遥かに有効です。
どこからともなく偶然飛んできたグレネードはどんな熟練者でもかわせません。

手っ取り早く強くなるために必要な事

上手いプレイヤーには誰もがなれるわけではありません。
優れた反射神経、正確なエイム力、圧倒的な思考処理速度、音を聞き分ける力。
これらは天性の面が大きく、努力で磨くには限界がありますし時間もかかります。
しかし強いプレイヤー、つまり試合に負けない、勝ちに貢献出来るプレイヤーになれる可能性は誰にでもあります。
一番の近道は、知識をつけることです。

オンラインゲームの仕様を把握して利用する

オンラインゲームは常に通信をしています。
日本人同士が日本のサーバーでプレイしても、0.05~0.1秒程度の遅延があります。これをタイムラグ、ラグを言います。
あなたのモニターの画面に映ってる敵の姿は0.05~0.1秒前に敵プレイヤーが入力した操作なのです。
もし、あなたのモニターであなたのキャラと敵が同時に射撃を始めように見えたのなら、実際には敵の方が先に撃ち始めてるということですし、
あなたのキャラクターがやられたら、実際はその0.05~0.1秒前にはやられたということです。(キルカメラもこのコンマ秒前の映像になります)
裏を返せば、あなたのアクションが敵のモニターに反映されるにはコンマ秒掛かるのです。
あなたがコーナーから飛び出して敵を視認出来ても、敵プレイヤーにそれが伝わるのはコンマ秒後ということになります。
そのため敵が決め撃ちをしていたり、ADSをして待ち伏せをしていない限りは飛び出し有利だと覚えておいてください。

死んで覚える

どんなに上級者でも、1試合中に1度もデスをしないということはそうはありません。
しかし、上級者は初心者に比べてデスが少ない傾向にあります。
それは死んで覚えることを知っているからです。
敵の待ち伏せしているポイントに突っ込み続け、同じパターンで何度も殺されるのは愚かです。
一度やられてショットガンを持った敵が室内を徘徊してると分かったならスナイパーライフルを担いで室内に入るべきじゃありませんし、
ライトマシンガンが掃射される広場を横断するのは危険だと覚えるようにしましょう。
また、死んで覚えるうちにどこが危険なポイントか?というのも分かるようになります。

人間の脳はマルチタスクに適さない

人間の脳は複数の作業を同時に行うのに向いていません。
複数の作業を同時に行うことをマルチタスクといいますが、人間の脳はマルチタスクを行うとパフォーマンスが90パーセント低下します。
よくある例としては、
  • 敵が2人同時にいたらどちらを攻撃するか迷ってしまい、迷っているうちにやられてしまう。
  • 前後を敵に挟まれ、どちらから対応するか迷っている間にやられてしまうう。
  • 旗を取っている間に敵がやってきて、旗を取るか旗から出て敵を迎撃するか悩んでいる間にやられてしまう。
などがあります。
こうしたケースの多くは即断即決が出来れば最悪の事態は避けられた、どちらか片方は実現出来たというのが少なくありません。
この現象の根本的な解決策はありません。
しかし、敵に対して仕掛ける事で有利に戦闘を展開することが出来ます。
  • 味方と一緒に行動して敵と戦う。
  • 味方と交戦している敵を挟む。
  • 敵が旗を取っているときに襲う。
などによって敵をマルチタスクに陥らせることが出来るでしょう。

ルールを把握する

初心者の間は目の前の敵と戦うのが精一杯で、ルールにまでは目が向きません。
ですが、ルールを把握するのは強いプレイヤーになるために絶対に必要なことです。
ルールを把握することで効率的な行動を行うことができます。
例えばドミネーションは有利なポジションで待っていていくらキルを稼いでも、旗を取らなければ負けてしまいます。
前半戦カウント99から偵察機を出す意味もありません。
フリーフォーオールならランチャーで敵の偵察機を撃墜する意味は薄いでしょう。
何が必要で、何が必要ではないか。ルールを把握することで無駄を省き、動きを洗練できるのです。

最適の武器を使う。

WWIIはバランスが良いので最強といわれる武器はありません。
しかし、ルールごと、マップごと、エリアごとの最適の武器はあります。前述の通り、武器には適したレンジがあるのです。
サブマシンガンとライトマシンガンが閉所で撃ち合ったらサブマシンガンが勝つでしょう。
しかし、開けた場所で撃ち合ったらライトマシンガンが圧勝します。
チームデスマッチなら待ち伏せで圧倒的火力を持つライトマシンガンが強いです、
フリーフォーオールなら走り回って敵を刈り取れるサブマシンガンが強いです。
自分の武器が得意なルールやマップ、距離で戦うのは重要なことです。

ミニマップを見る

左上に出ているミニマップは情報の宝庫です。自分の位置、敵の位置、味方の位置すべてを教えてくれます。
慣れてくると目の端で自然に追えるようになりますがそうでない最初のうちは画面半分、ミニマップ半分ぐらいで見ていてもいいぐらい重要です。
代表的なルールであるTDMなら周りに味方を示す緑のマーカーがなければすぐ味方のマーカーが多いところに行きましょう。その状態は
簡単に言えばあなたは孤立しています。最悪敵のまっただ中にいる可能性もあります。そうなればどうなるかは火を見
るより明らかで蜂の巣にされます。上にもありますが人間二つ以上の対象はそうそう容易に追える物ではありません。つまり味方が周りにいればあなたが撃たれる可能性は低くなります。
実際の戦争でも言われているジョークですが「戦友は多い方がいい、それだけ撃たれてくれる奴が多くなるのだから」と言うことです。


フリーフォーオール攻略(要加筆修正)

最も基本的で初心者向けのルールであるフリーフォーオール、通称FFA。
シンプルなルールゆえに初心者が多く、大型スコアストリークも出にくい上にオブジェクトもないので純粋な銃撃戦を楽しめる。


試合の特性

・最大8人の個人戦。30キルしたものが優勝し、2位と3位までは勝ち判定が付く。(一般的実力であれば勝敗比率の平均は0.6程度になる)
  • 試合時間は10分、時間切れの場合はキル数の多いもの上位3名が優勝。
  • 途中参加であってもトップ3に入れない場合は負け判定が付く。
・デスにペナルティがない。

ルールを分析する

FFAのルールから以下のことが分かる。

  • 攻め得の構造
→自分のキルのスコアは常に自分のものになる。
自分のデスは7人いる敵のいずれかのものになるのでキルと比較して7分の1のリスクにしかならない。
30キル30デスのスコアはFFAでは圧勝となる。(他のすべての敵に均等に自分のデス数を分散させても1人当たり約4デス分しか相手へ献上していないため。チームデスマッチなら引き分けにしかならない)
実際、FFAではキルレが1を割ったプレイヤーが勝者に名を連ねるのは珍しくない。

  • キャンパーは勝てない
→自分が有利なポジションで待ち続けても敵が寄って来なければ無意味。
待ちぼうけをする間に試合が進んでしまいスコアが置いてけぼりにされる危険もある。

  • 対空をする必要がない
→対空はチームのためにするものだが、これは個人戦。
ランチャーで敵偵察機を落としても、損をするのは落とされたプレイヤーだけ。
その他6人の敵が得をしてしまうので割に合わない。自分のキルのペースを維持することだけを考えよう。

大型スコアストリークの効果が薄い。

→個人戦なのでチーム戦と違って死角を埋めにくく、どうしても不意の攻撃で死にやすい。
また主なスコア収入源がキルしかないため、大型スコアストリークを出しにくい。
仮に出しても30キルで試合が終わる為、効果を発揮する前に試合が終わることもある。

FFAで勝つためにはどうすれば良いか?

キルのペースを限界まで上げる。これが全てである。
圧倒的に強いプレイヤーが混じった場合、試合が5分や6分で終わることもある。
はっきりいってこのレベルのプレイヤーが試合を制圧したら、初心者はどうしようもない。

普通のプレイヤーのみの試合に関しては7~8分が目安。
つまり一分間に4キルから5キルすれば1位となれる。
概ね25キル程度していればトップ3には入れて勝者判定がつく為、初心者はまずここを目指そう。

武器で有利なのは何か

FFAは個人戦なので何を使おうと自由である。
しかし有利不利でいえばサブマシンガンを強くオススメする。
機動力があり、火力も十分。ルールとの相性が良い。
次にライフル、ショットガンなどだ。
ライトマシンガンとスナイパーライフルに関してはFFAでは立ち回りが難しい。
特にスナイパーライフルは距離を詰められやすい特性上、やや厳しい。
使いたい場合は基礎トレーニングの「ライフルマン」で他の武器と組み合わせて射程の穴を埋めよう。

その他、ハンドガンが初心者の間に必要になることはない。
だが、グレネード類は持っていても使わないと損なので、使う暇がないのなら、リスポーンした瞬間に適当に投げてしまってもいい。

師団、基礎トレーニングは何を持っていくか

要加筆修正
FFAでの師団は自身のプレイスタイルに合わせて設定するといい。
  • 歩兵師団ではアタッチメントの上限が増え、武器のポテンシャルをほかの師団より引き出すことができる。

  • 空挺師団では移動能力が強化されるためFFAでは接敵回数が増えるため自身のキルペースを上げることができる。

  • 機甲師団はLv1・2は主にオブジェクト系に強い能力だがS-マイン44の不意打ちに対応できる。またLv4で被弾時の跳ね上がりが少なくなるため正面対決に強くなる。

  • 山岳師団ではLv1・4の能力で他の敵に位置を悟られにくくなる。ちなみにLv2・3は自分以外全員敵であるため、あまり役に立つことはない。

  • 派遣師団では投擲物が強化され過去作の「リーコン」と同様に装備が命中した敵をミニマップに表示する。そのため、S-マイン44を全師団で最もうまく扱え、閉所のクリアリングも得意とする。

  • 解放師団ではFFAで最も重要な周辺情報の収集と妨害が得意とする。しかし、妨害することは自身の大まかな位置を教えることにもなるため注意が必要。


推奨スコアストリーク

火炎瓶、偵察機、戦闘機乗りを初心者に推奨する。
投下物資は敵に取られるリスクがあるし、投下までのタイムロスが痛い。役に立つ内容が出てくるとも限らない。
対偵察機は敵にとっても、他の敵の偵察機を妨害出来ているのだから利益がある。
チーム戦で有効な滑空爆弾や迫撃砲もFFAでは1キルもできないのが珍しくない。
さらに上位のスコアストリークは強力だが、FFAの特性と初心者ということを考えると出すのはほぼ不可能。
スコアストリーク枠を無駄に潰してしまうことになるだろう。

FFAで勝てるようになったら

FFAで勝てるようになったら、初心者を脱して力が付いたということ。
さらにFFAを遊ぶのも良いし、チーム戦で活躍するのも良い。


マナーを守る

マルチプレイのゲームは顔は見えずとも、モニターの向こう側には他のプレイヤーがいる。
他のプレイヤーは試合では敵だが、同じ人間。同じゲームを好きな仲間。
マナーを守って不快にさせないようにしよう。

ボイスチャットで暴言を吐かない

ボイスチャットは連携を取る為のシステムであって、相手を怒鳴ったり嘲笑するためのものではない。
楽しい気分で遊んでいるのにそんなことをされれば台無しである。
逆に相手から暴言を吐かれた場合はゲームの機能を使ってそのプレイヤーをミュートにしよう。

ふざけたプレイをしない

わざと死にまくったり利敵行為によって試合をぶち壊されたら勝ってるほうも負けてるほうもつまらない。
遊ぶからにはちゃんと勝利を目指すようにしよう。
往々にしてそういう方は「俺エンジョイ勢だから」という言い訳をしますがそれはエンジョイではなくて自分が楽しいだけで周りは
全くエンジョイできていません。

無闇に途中抜けをしない

途中抜けをしたプレイヤーがいた場合、その試合が壊れる原因になる。詳細は省きますがあなたがホストだった場合最悪試合そのものが強制終了します。
単に敵にリードされたから、スコアストリークを出されたからといった理由で途中抜けをするのはやめよう。

他人のプレイスタイルを尊重する

野良や分割やPT、様々なプレイスタイルがいる。
それぞれを尊重することが求められる。

ここを読み、しっかりとしたプレイができるようになったら初心者脱出です。楽しいCoDライフを!

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最終更新:2020年06月08日 15:17