「ゾンビモード」とは?



日本では未発売の「Call of Duty : World at War」から始まった、人類対ゾンビのサバイバルマッチ。
最大4人までCo-opプレイが可能。
基本的にゲームクリアの概念はなく、プレイヤーが全滅した時点でゲームが終了する。
よって少しでも長く生き延び、迫り来るゾンビの群れを屠り続けることがプレイヤー達に課せられた目標となる。
スコアでプレイヤー間の勝敗が決まることはないので、全員が終始協力し合うプレイとなる。
マルチプレイの熾烈なバトルに疲れた紳士の憩いの場としても、多くの支持を受けている。



旧作からの変更点

初期武器とリーサルを任意選択できるようになった。
キャッシュ、パーク、パックアパンチは名称が変更されジョルト、ブリッツ、ウーバーシュプリンとなった。
スペシャルというゲーム中に任意で発動できる特殊技が新設された。
レイブンと呼ばれる強化MODが増設された。
消耗品という使い捨てのアイテムを2種類装備できるようになった。
消耗品とは別枠で自己蘇生というアイテムを持っているとゲーム中2回まで自分でダウン状態から蘇生できるアイテムが追加された。
ブリッツとは別にガイストチャイルドというアーマーが体力系パークと置き換わる形で設けられた。
近接武器を主装備として任意に選択できるようになった、またその状態での攻撃に付加価値が追加された。
バリケード自体は存在しているがバリケードの修復が無くなった。
ストーリーモードの進行を文字で表示してくれるようになった(イースターはそれとは別に存在する)。
マップの場所名が表示されるようになった。
十字キーの左を押す事により250ジョルトをマップに設置し、自分及び他のプレーヤー間でジョルトの譲渡ができるようになった。
キャラクターを任意で選択できるようになった(隠しキャラを含む)。


マルチプレーとの違い

ダッシュ中にリロードができる。
ゾンビモードでのみ有効な武器PERK付きのバリアントが存在する。
ゾンビモードのプレイで得られるサプライドロップの種類が違う。


ノート

タッチパッドボタンを押す事で所持しているアイテムと今何をするべきかが表示されるようになっている。
ストーリーの進行に合わせどこに向かえばいいかがその時々でハイライト表示される。
ただしイースターエッグに関しては表示されない、一部表示されない物もある。
ノートを表示したままブリッツや武器などの調べられるものやゲームの進行にかかわるものなどに近づくと解説や効果などが表示される。



ゲームの進行



ゾンビモードはウェーブ制(ラウンド制)で進行する。
ウェーブ毎に設定された強さと数のゾンビが出現するので、それを全滅させることで次のウェーブに移る。
ウスリングはウェーブ進行の数に含まれない、ザコゾンビを倒しウスリングが残っていてもウェーブは進んでしまう。
ウェーブが進むごとに敵の数は多くなり、ゾンビの体力と速度が強化されていくが攻撃力は上がらない。
中ボスゾンビが出現する場合もあり、一筋縄ではいかない。
今回はストーリー進行が文字で表示されるので旧作よりストーリー重視で進行しようという傾向にある。
一般的には【30ラウンド達成】が一つの節目と考えられており、それを越えることが出来れば胸を張って良い。
もちろん容易ではなく高ラウンドでの敵は非常に手強い、生存には正しい戦術と強力な火器が必要不可欠となる。



プレイヤーについて



準備

メニュー『兵士』にあるロードアウトの項目でスペシャル、MOD、メイン武器、リーサルの選択を行う。
武器作成キットで武器につけるアタッチメントの選択をする、アタッチメントはレベルアップで解放される。
レイブンリサーチでMODをレベルアップごとに獲得できるアンロックトークンを使い任意で開放していく。
消耗品の選択を行う、消耗品はゾンビクレートからのみ獲得できる。

LV.1の時点では固定ロードアウトの『オフェンス』『コントロール』『サポート』『メディック』の4つの中から選択する事になる。

  • オフェンス
スペシャル『フリーファイア』、MOD『軍事戦術』『フルロード』『頑固者』、初期武器『1911』、リーサル『粘着爆弾』。

  • コントロール
スペシャル『シェルショック』、MOD『弱点照準』『ほっと一息』『プロテクター』、初期武器『P-08』、リーサル『梱包爆弾』。

  • サポート
フロントライン『フリーファイア』、MOD『チームワーク』『凶暴性』『長期保持』、初期武器『1911』、リーサル『S-マイン44』。

  • メディック
スペシャル『迷彩』、MOD『隠れ蓑』『衛生兵の鑑』『予防薬』、初期武器『P-08』、リーサル『投げナイフ』。

これらのノードアウトは解除レベルの高いMODやリーサルが含まれており、15レベルくらいまでは固定ロードアウトを使用したほうが良いかもしれない位のものが揃っている。

LV.5でカスタムロードアウトが解除されスペシャル、MOD、初期銃、リーサルの選択が行えるようになる。


体力

プレイヤーには体力が設定されており、今作ではゲージで表示され視覚的に確認することができる。
UIの左下に操作しているキャラアイコンがあり、その周囲に黄色の円となってるゲージが体力となる。
初期状態ではザコゾンビの攻撃なら2度は耐えられ、それ以上攻撃されてゲージが無くなるとダウンする。
ゲージが減った状態で5秒経過後、ゼロからなら5秒程度でゲージが満タンまで回復する。
画面が赤くなったら積極的な立ち回りは控え、自動回復を待つのが懸命。
飛び降りでも僅かなダメージを追い、自動回復が止まってしまうのみならずダウンすることもあるので要注意。
体力を強化できるアイテム「ガイストチャイルド」が存在するが前作までと仕様が異なる。
今作では「ガイストチャイルド」を購入すると体力は変化せず3つの使い捨て型アーマーが付与される。
ゲージがゼロ以下になる攻撃を受けた際に、アーマーを消費してダウンを回避する事ができる。
小さいダメージでもアーマーを消費してしまうので飛び降りやカラスの小ダメージにも注意。
購入するごとに価格が上がってしまうため、無駄にダメージを受けないよう立ち回ることが重要。


ブリッツ

前作までのパークに相当する。
マップに設置されている機械から購入することで、様々な能力を得ることが出来る。
購入するときに手を機械の上に乗せるモーションがあり硬直時間が存在する、十分ゾンビを引き離してから購入しよう。
アップデート1.15で修正され機械に手を乗せるモーションだけになりその後の手を振るしぐさがカットされた。


ダウン

体力が無くなると、プレイヤーは『瀕死状態』となりその場で倒れてしまう。
瀕死状態下では、ピストルを撃つか地面を這いずることしか出来ない(一応所持ジョルトの設置は出来る)。
他のプレイヤーがダウンした場合、そのプレイヤーは水色のアイコンで表示され色が徐々に赤色に変わっていき最終的に『死亡』となる。
他のプレイヤーから『蘇生』を受けることができれば復帰が可能。
自分がダウンした場合、画面の下に出血ゲージが表示されゲージが徐々に減っていく。
ゲージが無くなるまでに蘇生を受けなければ死亡となる。
出血時にゲージの上に購入した『ブリッツ』のアイコンが表示される。
前作までとは違いダウンで全ブリッツが消失するわけではなく、ダウン状態の経過により徐々にブリッツが消滅していく。
ゲージがブリッツマークを超えるまでに蘇生を受け復活(蘇生開始時のゲージの位置では無い)しなければそのブリッツは消滅する。
できる限り助けてあげれば自分のためにもなるが、状況によっては残念だが見捨てる判断も重要。
助けにいってやられてしまっては元も子もない。
ちなみにソロプレイの場合では、リーベンブリッツを所持していればダウン時に自動で自己蘇生ができる。
またダウン時は所持していなくても強化した1911に持ち替える。
ダウンするとスペシャルゲージはゼロになる、もったいないのでダウンするくらいならケチらずに使ってしまおう。


死亡

蘇生を受けることが出来ず死亡したプレイヤーはマップから消滅し、他プレイヤーの観戦モードとなる。
このモードでは援護などは出来ず、ひたすら見守ることしかできない。
次のウェーブへの準備フェーズになった時点で、死亡していたプレイヤーはリスポーンすることが出来る。
Co-opの場合、初期部屋に置かれている補給(緑色の大きいバッグ)を調べると500ジョルトで武器を回収する事が出来る。
モタモタしていると、沸いた敵に囲まれて応戦できないまま再びダウンさせられかねない。
他プレイヤーも可能な限りは復帰したプレイヤーを援護してあげたいところ。



ジョルト

このモードで命の次に大事となるのは、ジョルトである。
キャラクターのセリフから考察するとどうやらなんらかのエネルギーのようだ。
ジョルトは敵を倒したり仲間を助けることで稼げ、通貨のように使用する。
このジョルトを使って武器やアイテムの調達や、閉鎖された扉の開放を行う。
つまり、ジョルトが不足状態だと何も出来ないということなのでジョルトは稼ぐと同時に節約も重要となる。
蘇生してもらえず死亡するとブリッツと装備を全てを失う。
武器は安く回収できるがガイストチャイルドとブリッツを揃え直すのは高額になりがち。
ジョルトが無いと無双状態から一転して絶望の死亡ループに堕ちることも充分に有り得るのでジョルトの管理には気を使おう。


敵を倒して稼ぐ方法

敵を倒してジョルトを稼ぐのが最も基本となる。
通常キル<ヘッドショット<近接キルの順に獲得ジョルトが高い。
敵が弱い序盤では積極的に近接キル、中盤以降はヘッドショットを狙っていくのがベター。
なお、弾が一発ヒットするだけでも10ジョルト入手できる。
合計のジョルト獲得量は威力の高い武器よりも威力の低いサブマシンガンなどの方が多くなる。
理想論だけで言えば、ピストルやサブマシンガンで弱くダメージを与え、最後は近接キルという方法がもっとも獲得量が多くなる。
無論、威力が低いということはゾンビを倒すまでの弾薬消費量が増加しキルタイムも長くなり危険度も上がるので注意が必要。



武器について



プレイヤーはスタート時にシャベルと最弱のピストルしか装備していない(ランクが上がればロードアウトにて初期装備を変更できる)。
弾もあっという間に尽きてしまうので武器の調達が急務となる。
ラウンドを重ねるごとに敵は強化されていくので、それに応じて出来るだけ武器も強力なものを揃えておきたい。


初期装備&リーサル

本作では過去作と違い初期装備とリーサルを任意で選択することができる。
最初に解除されている銃はP-08で以降、1911、ソードオフ、Kar98k、マシンピストル、M30、M1A1とレベルを上げると解放されていく。
リーサルは最初にマークII手榴弾が有り以降、NO.74粘着手榴弾、S-マイン44、梱包爆弾、投げナイフと順に解放されていく。
初期銃は解放されるごとに威力が上がるが弾薬が少なくなる傾向にある。
リーサルは旧作と比較してかなり威力が上がっており有効な使い方が期待できる。


近接攻撃

今作の近接武器はシャベルになっている。
方向キーの右を押すと武器の代わりにシャベルを装備する、銃装備時の殴りと比べ殴り後の硬直が無いので殴り速度が若干早くなる。
今作では攻撃をゾンビに与えると僅かだがのけぞりが発生するようになった、一対一であれば一方的に殴り殺す事ができる場合がある。
ただ近接攻撃は1体づつしか殴れないのうえ、一部のゾンビはのけぞりが発生しないので過信しない事。
エイムしながら攻撃ボタンで殴ると高威力(極めて長い硬直が有り)の特殊攻撃となる。
ゾンビを倒した後に一定確率でリーサル、弾薬、ボーナスジョルトのどれかを獲得することがある。
ただしゾンビ撃破で得られるジョルトは60、エイムをしない殴りで倒した場合は130。
ある程度強力な近接武器だがゾンビが複数いるときは囲まれてダウンしかねないため、ある程度のウェーブに行ったら近接は控えよう。



武器ロッカー(ウォールバイ)

基本的な武器の調達方法は2種類あり、その1つが「武器ロッカー」での購入である。
これはマップの各地に銃が配置されており、ジョルトを支払うことで対応した武器を入手できる。
弾の補充も同じ武器にアクセスすることで入手できるので、長期で安定して戦うことができる。
ただし、良くも悪くも中庸な性能の武器しか配置されていない。
さらに強力な武器を求める場合は「ミステリーボックス」に挑戦しなければならない。


ミステリーボックス

2つ目の調達方法が過去多数のプレイヤーを破産させてきたと悪名高い「ミステリーボックス」である。
これは1000ジョルトを支払うことでランダムな武器を得られる宝箱、旧作より50ジョルト値上がりしている。
中身は玉石混交で、超強力な兵器が出ることもあれば武器ロッカーの方がマシなハズレ武器が出ることもある。
目当ての武器を得るには、運と資金力が必要。
そのような性質から、所持金を全て注ぎ込んで破滅するプレイヤーが過去作から後を絶たない。
序盤では1~2回程度だけ挑戦して、あとは他に必要な場所にジョルトを使うのが適当。
潤沢にジョルトが余っている時以外は闇雲に挑戦するのは得策といえない、気持ちは分かるが。


ウーバーシュプリン

旧作でいうパックアパンチ、マップ内に配置された大型の機械で武器をアップグレードすることができる。
5000ポイントを使って起動させることにより威力と弾薬数を向上させる便利な設備で、難易度の高いラウンドに挑戦するには欠かせない。
前作までにあった再強化に当たる物は存在しない。
アップグレードした武器を装備した状態でウーバーシュプリンに再度アクセスすると弾薬の補充が可能。
ウーバーシュプリンの説明文に「強化すると新しいアビリティを追加」と書かれており、何らかの能力が付与されている可能性がある。


ゾンビプレステージ



LV45毎にプレステージを行う事が出来る。
本ゾンビモードの強化項目は全てレベル依存の為強化項目は全部リセットされ最弱の状態からやり直すこととなる。
永久アンロックトークンも存在せず得られる特典はコーリングカードのみ、強化項目が追加されて以降のゾンビで最も苦行となった。
プレステージ10まで達するとレベルキャップが解除されLV45以上のマスタープレステージとなる。


指令


アップデート1.13追加から1週間後にマルチプレーの指令と同様の物がゾンビモードにも追加された。
項目自体は1.11から追加されていたが実稼働は上記からとなる。
マルチプレーと同じようにサプライドロップやアーマークレジットの他にエピッククラスの消耗品も手に入る。

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最終更新:2018年05月30日 16:59