「うう……せっかく私の新天地が……お店が」
頭を抱える少女。
少女の名はサラサ・フィート。錬金術師。
王立錬金術師養成学校を卒業し、悲願であった自分だけの土地と店を手に入れたサラサ。
キュートなお仕事スローライフが始まるのもつかの間、乃亜なる少年により、サラサに待ち受けたのは、デンジャラスで血みどろなバイオレンスライフ。
少女の名はサラサ・フィート。錬金術師。
王立錬金術師養成学校を卒業し、悲願であった自分だけの土地と店を手に入れたサラサ。
キュートなお仕事スローライフが始まるのもつかの間、乃亜なる少年により、サラサに待ち受けたのは、デンジャラスで血みどろなバイオレンスライフ。
「これはあんまりだよ~~~~~!!」
あまりな急展開に嘆くことしかできなかった。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「……よし!いつまでも、うじうじしていてもしょうがないよね!」
そこは、成績優秀で卒業したサラサ。
嘆くだけでは、事態の解決に繋がらないことを理解している。
気持ちの整理を終えたサラサは、スッと立ち上がる。
嘆くだけでは、事態の解決に繋がらないことを理解している。
気持ちの整理を終えたサラサは、スッと立ち上がる。
「あの場に集められた中でも数少ないであろう大人として、私がしっかりしなきゃ!」
子供を守るのは大人の責務。
サラサはぎゅっと拳を握りしめる。
ちなみにサラサの世界では15歳で成人扱いだが、日本では未成年。
かつ、15歳はローティーンの範囲内。
乃亜の基準に含まれたのだろう。
大人でなくロリとして。
サラサはぎゅっと拳を握りしめる。
ちなみにサラサの世界では15歳で成人扱いだが、日本では未成年。
かつ、15歳はローティーンの範囲内。
乃亜の基準に含まれたのだろう。
大人でなくロリとして。
「おい!そこの女とまれ!」
サラサの目の前に少年が現れた。
少年の手には拳銃が握られていた。
少年の手には拳銃が握られていた。
「私に何か用ですか?」
「あるに決まってんだろ!お前が持っているのを全部、俺に渡すんだよ!」
「あるに決まってんだろ!お前が持っているのを全部、俺に渡すんだよ!」
「……」
少年の言葉はサラサの逆鱗にふれた。
それは、龍の顎の珠を取る行為。
それは、龍の顎の珠を取る行為。
「……何だよ?その眼は」
「子供でもやっていいことといけないことの区別はしなきゃ駄目ですよ」
「はぁ!?うっせーよ、バァーカ!これでもくらえ!!」
「はぁ!?うっせーよ、バァーカ!これでもくらえ!!」
少年はサラサに向けて銃で撃つ。
銃口から放たれた銃弾はサラサの額へ一直線に―――
銃口から放たれた銃弾はサラサの額へ一直線に―――
「え?」
―――当たらなかった。
「あ?……いってぇぇぇえええええ!!!???」
年上だが、自分よりも弱そうな女が避けたことに少年は唖然とする。
その直後、痛みが体全身に駆け巡る。
銃身を握っていた中指、薬指、小指が一瞬に斬り落とされた。
その直後、痛みが体全身に駆け巡る。
銃身を握っていた中指、薬指、小指が一瞬に斬り落とされた。
「俺の指がぁぁぁあああ!!!???」
激痛に耐えられず、少年は地面にジタバタと転がる。
涙目と涙声が響く。
しかし、サラサは剣を下さず、冷静に見下ろす。
涙目と涙声が響く。
しかし、サラサは剣を下さず、冷静に見下ろす。
「痛いよね。でも貴方はそれを大勢の子に対して行おうとしていた」
そう、もし自分がここで死んでいたら、この子はもっと多くの人の命を簡単に奪っていたと推測できる。
自分の両親を。ロレアちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんを殺した盗賊のように。
ここで甘えを見せたら必ず禍根を残す。
別の参加者を口八丁に言いくるめて私にけしかけてくるかもしれない。
ま、この子がそこまで頭が回るとは思えないが。
頭が悪いから、乃亜の言葉に簡単に乗ったのが証拠。
やはり、この子はこの世からお引き取りいただくしかない。
大丈夫。殺しに乗った子の駆除は人助け。
自分の両親を。ロレアちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんを殺した盗賊のように。
ここで甘えを見せたら必ず禍根を残す。
別の参加者を口八丁に言いくるめて私にけしかけてくるかもしれない。
ま、この子がそこまで頭が回るとは思えないが。
頭が悪いから、乃亜の言葉に簡単に乗ったのが証拠。
やはり、この子はこの世からお引き取りいただくしかない。
大丈夫。殺しに乗った子の駆除は人助け。
正義は我にあり。
「ごめんなさぁぁぁぁぁい!もうしねぇーよ!だから許して!!」
「駄目です。貴方は分かっていてこの殺し合いに乗ったのだから。……ただ、子供ですから苦しまずに斃しますね」
サラサはそういうと、刀を構える。
ソマルの首を刎ねるために。
ためらいもなく振り落とす。
ソマルの首を刎ねるために。
ためらいもなく振り落とす。
「い……いやだぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
「いきます」
【ソマル@無職転生(漫画版) 死亡】
☆彡 ☆彡 ☆彡
「……すごい。この刀、とても軽くて扱いやすい」
サラサは支給品の刀。雪走の刀身を驚きつつ眺める。
雪走。それは、世界に50本しかない良業物の一振り。
いい刀だと海賊狩りが称するほどの名刀。
軽くてかつ切れ味も抜群なおかげで少年を苦しませずに斃すことができ、サラサは安堵する。
盗賊だったら、ありとあらゆる方法で苦しませて駆除していたが。
雪走。それは、世界に50本しかない良業物の一振り。
いい刀だと海賊狩りが称するほどの名刀。
軽くてかつ切れ味も抜群なおかげで少年を苦しませずに斃すことができ、サラサは安堵する。
盗賊だったら、ありとあらゆる方法で苦しませて駆除していたが。
「貴方の首輪、有効に使わせてもらうね」
死んだ少年の首輪を手にする。
これは貴重なサンプル。
自分の本分は採集者ではなく錬金術師。
まずは、この首輪をどうにかしないといけない。
これは貴重なサンプル。
自分の本分は採集者ではなく錬金術師。
まずは、この首輪をどうにかしないといけない。
「それじゃあ、まずは、場所と道具の確保かな」
新米錬金術師は動きだす。
店舗経営を再開するために。
店舗経営を再開するために。
【サラサ・フィード@新米錬金術師の店舗経営【漫画版) 】
[状態]:健康
[装備]:雪走@ONE PIECE リボルバー@遊戯王(漫画版)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~4(ソマルのも含め)
[思考・状況]基本方針:生きて帰る。
1:錬金できる場所と道具を確保する
2:殺し合いに乗った子は確実に斃す
[備考]
25話終了後からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:雪走@ONE PIECE リボルバー@遊戯王(漫画版)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~4(ソマルのも含め)
[思考・状況]基本方針:生きて帰る。
1:錬金できる場所と道具を確保する
2:殺し合いに乗った子は確実に斃す
[備考]
25話終了後からの参戦です。
【雪走@ONE PIECE 】
サラサに支給された刀。
世界に50本しか存在しないという良業物の一振り。
元々はローグタウンの武器屋の店主であるいっぽん松が所有する家宝だったが、ゾロの剣士としての豪気に惚れて譲られた。
切れ味抜群かつ軽くて扱いやすく、長らくゾロの愛刀として活躍した。
「男が男に夢を託して何が悪い!!!!」BYいっぽんマツ
サラサに支給された刀。
世界に50本しか存在しないという良業物の一振り。
元々はローグタウンの武器屋の店主であるいっぽん松が所有する家宝だったが、ゾロの剣士としての豪気に惚れて譲られた。
切れ味抜群かつ軽くて扱いやすく、長らくゾロの愛刀として活躍した。
「男が男に夢を託して何が悪い!!!!」BYいっぽんマツ
【リボルバー@遊戯王(漫画版) 】
ソマルに支給された拳銃。
海馬を裏切った部下が所持していた回転式拳銃。
海馬のレアカードを傷つけた罪深い拳銃。
「貴様のおかげで……レアカードに傷がついたわ!!」BY海馬
ソマルに支給された拳銃。
海馬を裏切った部下が所持していた回転式拳銃。
海馬のレアカードを傷つけた罪深い拳銃。
「貴様のおかげで……レアカードに傷がついたわ!!」BY海馬