題は私の造語です。
スピリチュアルな領域での私個人の活動の中心は前世療法です。この投稿では、
スピリチュアルなことを事象として肯定する立場から、スピリチュアルなことに
付きまとう社会的な危険性について言及します。
スピリチュアルなことを事象として肯定する立場から、スピリチュアルなことに
付きまとう社会的な危険性について言及します。
いわゆるスピリチュアルな活動は、大きく2つに分けられます。1つは社会に対し
てジュニアなもので、もう1つはシニアなものです。
てジュニアなもので、もう1つはシニアなものです。
病気の治療手段として、現代医療を選択しても、何かスピリチュアルなものを頼
っても、社会の枠組みの中での選択を行ったにすぎない。こういうスピリチュア
リティーは社会に対してジュニアなので、特に深刻な問題にはつながらない。
っても、社会の枠組みの中での選択を行ったにすぎない。こういうスピリチュア
リティーは社会に対してジュニアなので、特に深刻な問題にはつながらない。
一方、前世療法とか、クラリオン星人からのメッセージとか、そういうものは、
社会の枠組みを超越した領域での活動につながるので、社会に対してシニアです。
社会の枠組みを超越した領域での活動につながるので、社会に対してシニアです。
ジュニアなことは時々シニアなことにつながっているので、ジュニアなことをや
る人も、シニアなことに伴う危険性を認識しないでいるべきではない。
る人も、シニアなことに伴う危険性を認識しないでいるべきではない。
キリスト教、イスラム教、仏教などは、肉体の死後について扱うので、シニアス
ピリチュアルな活動です。オウム真理教もそうです。戦中の国家神道もそういう
ところがあります。
ピリチュアルな活動です。オウム真理教もそうです。戦中の国家神道もそういう
ところがあります。
一般に、シニアスピリチュアルな活動は命を軽視しがちです。伝統により現在の
実践はあまり尖ったものではなくなったとはいえ、キリスト教では殉教者を称賛
します。イスラム教の教義にもテロリズムを生む土壌があり、仏教でも例えば釈
迦は弟子の自殺願望を肯定し、自殺した弟子ゴーティカについて、「ゴーディカ
は英雄のように渇愛を根絶してニルヴァーナに入った」といっています。
実践はあまり尖ったものではなくなったとはいえ、キリスト教では殉教者を称賛
します。イスラム教の教義にもテロリズムを生む土壌があり、仏教でも例えば釈
迦は弟子の自殺願望を肯定し、自殺した弟子ゴーティカについて、「ゴーディカ
は英雄のように渇愛を根絶してニルヴァーナに入った」といっています。
死後が用意されることで、死という問題は軽くなります。
平和をかろうじて維持している仕組みの根本は、生の重みと死の重みなの
で、「あの世」「天国」「生まれ変わり」が広く肯定されると、平和は失われま
す。ヨナサン・ゲルショムが収容所で殺された約3万人のユダヤ人の転生先を突
き止めた、なんて話が一般に受け入れられれば、ユダヤ人虐殺というナチスの罪
の重みも減じることになります。
で、「あの世」「天国」「生まれ変わり」が広く肯定されると、平和は失われま
す。ヨナサン・ゲルショムが収容所で殺された約3万人のユダヤ人の転生先を突
き止めた、なんて話が一般に受け入れられれば、ユダヤ人虐殺というナチスの罪
の重みも減じることになります。
シニアスピリチュアリティーは、常々、生と死の重みを知っている人間の動物的
合理性を麻痺させ、人間を戦争に駆り立ててきました。
合理性を麻痺させ、人間を戦争に駆り立ててきました。