概要
主人公の名前はあ。ゲームが始まると何の説明もなく、ハートを描くように花が咲いているマップの中に立たされる。マップ上には大勢の妖精がおり、隣接するとキスされる。しかし、その中に紛れた一羽の鶏に話しかけると、主人公は目を覚ます。そこは「へそゴマりゅう剣法」の道場で、主人公は稽古の途中で気絶して夢を見ていたのだった。そして始まる他の門弟たちの演武。一人は「へそゴマ すいけん」を見せるが本当に気持ち悪くなってしまい、もう一人も「へそゴマトルネード」を披露するが、回りすぎて気持ちが悪くなってしまう。呆れる道場主。
翌日、起床して道場に降りると、道場主から道場を継ぐ気があるかどうかを尋ねられる。ここでいいえを選ぶとエンディングへ。しかしはいを選ぶと、跡継ぎにふさわしい力を得るために修行の旅に出るように言われ、まずは北東の「セボネさんみゃく」にいるというカウパせんせいを訪ねるようにと手紙を渡される。道場を出るとそこは孤島だが、北東の海に行くとそのまま泳いで大陸へ到着。すぐそばに気球があり、早くも海の間を自由に渡れるようになる。
しかし、すぐそこの町に入ってみると広さの割にはなにもなく、出口もないのでフィールドに戻れず閉じ込められる。意外性のあるストーリー展開から今後の展開への期待は高かったものの、結局のところ作品はそこまでで、カウパ先生はどこにもいなかった。
ちなみに主人公が15歳の誕生日を迎えたことを道場主から告げられた際、フミノという名の故人について言及され、主人公が涙を流すシーンがある。このフミノとは主人公の母親ではないかと言われている。
ハル
この作品にはハルという特徴的なヒロインが登場する。語尾に「よう」を付ける話し方が特徴。主人公の父親の道場で食事の用意を担当しているらしく、話しかけると「なにか すっぱからい もの でもめしあがりますかよう」と言ってトムヤムクンを出してくれる。実家の道場を旅立つ朝には、主人公を起こして父親の呼び出しを伝えるついでに、15歳の誕生日プレゼントとして「てづくりミサンガ」(素早さ+20)を贈ってくれる。 「これは つまらないもん ですが」「はずかしいから あとで あけてくださいよう」という謙虚な姿勢が視聴者の間で人気となった。
なお、口調から『剣客商売』のおはるが元ネタではないかと言われている。
関連リンク
- ハル(他人ツクールシリーズ)とは (ハルタニンツクールシリーズとは) 単語記事 - ニコニコ大百科
- 用語集1~7 - 「他人の作ったRPGツクールをやってみた」まとめ - アットウィキ
- 剣客商売 - Wikipedia
関連項目
- 他人の作ったRPGツクールをやってみた
- BLADE MASTER - 前の作品。
- かばちゃんファミリー? - 次の作品。