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特徴
フィールドエンカウントが発生せず、戦闘はイベント戦のみ。これは雑魚戦を積み重ねることによる資金稼ぎができないということであり、アイテムや装備の購入に慎重さが求められる。
『新機動戦記ガンダムW』や『バハムートラグーン』の影響を多分に受けたと思われる描写がある。
登場人物
- デュー・エモーション(パラディン)
- ラディア・サーチェリー(プリースト)
- 炎竜王(シーフソルジャー)
- ヤミオウジ・ジュンヤ(スペクトマスター)
- エン・クサナギ(ソードマスター)
- ハイネ・リヴァイア(ルーンナイト)
- ラミール・エナ(ウィザード)
- チサト・ファンタジア(マジックアーチャー)
ストーリー
たにツク107(第1話~第2話冒頭)
タイトルの設定を見ると、スペシャルサンクスは「きょうふの魔神+しぜんの女神」という壮大な世界観のクレジット表記。ゲームを開始するとプロローグの文章がスクロールし始め、まずは「エクストラ国家 女王 シトネ・ジェダルーク」という支配者と、「デュー」という若者を筆頭とする反乱軍との対立構造が明かされる。「1話 『旅だちのじょきょく』」との表示。
場面は町の建物の中に移り、主人公のデューが操作できるようになる。装備についての丁寧な説明があり、パーティ編成を行うことになる。「リース」という人物に話しかけることで、「パーティが組める仲間のリスト」と称された8人の人物紹介を見ることができ、そのうちデュー以外のラディア、炎竜王、ヤミオウジ、エン、ハイネ、ラミール、チサトのいずれかを見つけて話しかけるとそのまま仲間にする。8人は常に一緒に行動している設定とのこと。また、店で装備を整えることもできるが、その際に呪文を確認すると消費MPがすべて0で設定されていることが判明。
フィールドへ出るとエンカウントが発生しない。一行は「おもいでの塔」に到着。回想シーンが始まり、デューとラディアの会話。「おもいでの塔」に二人で入った男女は結ばれるといい、二人は将来ともに塔へ入ることを約束した間柄だった。しかし現在の塔は立ち入り禁止で入れない。
ダンジョンに入ると「テレポッド」があり、これは別の場所へ瞬間移動するための装置だという説明。しかし作動していないので一旦スルーし、奥へ行くと「ヴァリスしんえいたい」の「カズク」と戦闘。さらに進むと玉座にいる「ヴァリス」と戦闘。チサトが「バリス」と呼ぶと「『バ』じゃねえ 『ヴァ』だ! 『ヴァ』!!」と怒られる。勝利後、ヴァリスは「こんな大陸 キサマらに くれてやる!!」と言って逃走。ヴァリスが落としていった「エクストラ」のマップを入手。
画面が暗転すると「2話 『3つの悪夢』」という表示。すでに町に戻っており、ラミールがデューに話しかけ、ヴァリスの城のテレポッドが作動しているとの噂を伝える。
たにツク108(第2話)
ヴァリス城のテレポッドへ行くとすでに先客が3人おり、行き先について会話を交えつつテレポッドに乗って去っていく。自分たちもテレポッドに乗ると敵の城内にワープ。地図から「カゲオウジ」の城だとわかったので、一旦城を出て東にあるマデランの町へ。町の住人の一人「せんたくやのイズミ」から、カゲオウジのもとへ行く方法についての情報と、エクストラ国家の情報がある秘密の施設についての情報を手に入れる。まず秘密の施設へ行ってみるが、情報通り警備員がいて入れないのでカゲオウジ城へ。
城内は階段がいくつもあって正規ルートがわからない。総当たりで正規ルートに入ると、その先にはヴァリス城でテレポッドを先に使っていた人物の一人、アキラを発見。ここでお互いの目的がカゲオウジ城の爆破であるとわかる。チサトが知り合いかのような調子で話しかけると、続いてジュンという人物が現れる。アキラがチサトに「…これいじょう よけいなことに くびを つっこまないことだ…」と警告し、二人ともいなくなる。その先でカゲオウジと戦闘。
たにツク109(第2話カゲオウジ戦~第3話冒頭)
倒されたカゲオウジは「つぎの戦いは こうは いかねぇからなッ!!こんな大陸 くれてやる!!」と捨て台詞を吐いて逃げる。それも束の間のこと、後を追って城を出ると爆発音とともに画面が赤く染まる。「みさきの塔だいに火がッ!!」エンによると、爆発した場所にはテレポッドとエクストラ国家のひみつしせつがあるという。
自動移動で現場に駆け付けると話し声が聞こえる。そこにいたのはエクストラ国を倒そうとしている「ウワサの3人」、アキラとハルナとジュンだった。同じくエクストラ国を敵としているチサトは加勢を申し出るが、対する3人は申し出を断るばかりか、次に邪魔をしたら殺すと警告し、施設を包む炎を一瞬で消し飛ばす。「アキラくんも…ハルナさんも ジュンくんも… この戦いが… じぶんたちのせいだと おもっている…」チサトはなおも3人のことを諦めきれない。
そして第3話「あすのみえぬぼくたち」に突入。「この塔にいっしょにはいった 男の人と 女の人は しょうらい かならず むすばれるって話なんだ」チサトに言い伝えを話して聞かせるアキラの回想。「…もうすこし2人が大人になったら… そしたら… オレたちも…」ロマンチックな雰囲気になる二人。しかし、そんな会話を盗み聞きしていたハルナが乱入して二人をからかう。ハルナに誘われて盗み聞きに加わっていたジュンも現れる。そして、エクストラ国家の女王であるシトネを母と呼ぶジュンは3人を伴い家へ帰る。
回想は終わり、エンはアキラたち三人についてチサトに尋ねると、チサトは彼らがシトネの息子たちであること、シトネが女王になったときに現在の戦いが起きたことを明らかにする。つまりアキラは実の母親を殺そうとしているかもしれず、それも母親を止めることができなかった自分を責めているがゆえなのだという。チサトはエクストラ国からシトネを解放し、3人を救うために戦うことを誓う。
たにツク110~112
エクストラ国家の支配する最後の領地、ザハード大陸での「さいごの勝負」を経て、カゲオウジとヴァリスはとうとう倒れる。続いて、ラディアの提案でアキラたちの3人を探し出し、シトネ女王の殺害をやめるよう説得することに。マテルリア城でついに3人を発見するが、3人はあくまでも「邪魔をする者は殺す」という姿勢を崩さないまま主人公たちと戦闘。そこでアキラはチサトに情が芽生えたのか、ジュンの攻撃から反乱軍を庇い、それを見たジュンはアキラに別れを告げてハルナと二人でその場を去る。
そして第4話「かなしみの大陸」が開始。反乱軍一行はルバウトへ戻った後、シトネ女王のいるラグナック大陸へ行くことに。アキラに話しかけると「右手に剣を持つなら 左手にお前は何を持つ?」という禅問答のような質問を投げられ、選択肢には「左手もお前みたいに剣を持ちたいよ」「左手は愛しい女をまもるためにあるんだ」という二通りのセリフ。コメントによると、これらは『新機動戦記ガンダムW』のデュオ・マックスウェルのセリフをわずかに変えたものらしい。
一行はエクストラ国家と深いかかわりのある「フェクタムの町」へ。そこで「東にエクストラ城とエクストラ国家の秘密施設がある」という情報を手に入れて先へ進む。
道中の砂漠に休憩所があり、そこにはジュンとハルナが利用した痕跡がある。さらに進むとエクストラ国家の秘密施設があり、「ゼロシン」、「サジン」、「シャドウ」の「殺戮部隊」と戦闘。その奥では持ち場を掃除していた「ペルソナ」と戦闘。勝利すると「IDカード」を入手。
エクストラ城でジュン、ハルナと再会。親であるシトネを殺そうとするジュンについて疑問を呈すアキラに対し、ジュンたちは邪魔者扱いして襲い掛かってくる。やがて戦いに敗れたジュンはシトネを殺すように言い残して倒れる。ハルナもジュンの後を追うように倒れる。
たにツク113~117(終)
奥へ進むとついにエクストラ国家の女王、シトネ・ジェダルークが出迎えてくる。理想のために戦争を続けるシトネに対し、理想と人命のどちらが大切かと問うヤミオウジ。するとシトネは、理想のために戦うのは主人公側も同じだと切り返す。デューの否定ののち、魔術士ランマル、剣士ガルズアを伴うシトネと戦闘。勝利すると、ガルズア以外の2人は「ジェダルーク」へ撤退、残ったガルズアと再戦。ガルズアは悔いを残しつつも倒れる。
第5話「やくそくの地」が始まると、ハルナとジュンが生きて仲間となったことが判明。
「思い出の塔」に入り右のドアへ。
するとランマルを始めとするエクストラ国家の将軍たちが集結しており、それぞれ名乗りを上げてから襲い掛かってくる。
ランマルを除く将軍たちが倒されると、残ったランマルは「ジェダルークで決着をつけてやる」と言い残して立ち去る。
先へ進むと第6話「あらたな時をみつめて」が開始。ジェダルークがパルニッテ大陸からどこかへ移動したことが判明。
大陸北端にあるテレポッドからジェダルークへ行くこととなる。
大陸北端にあるテレポッドからジェダルークへ行くこととなる。
大陸北端で見つかる町らしき場所に入ると、一軒だけの建物の中に様々な種類のアイテムを扱う商人が大勢ひしめき合っており、装備を調整できる。
テレポッドの先にはイズミが待ち構えており、ドラゴンを預けてくれる上、さらにはドラゴンの洞窟についての情報を教えてくれる。「竜神の洞窟」へ行くと、パーティメンバーに応じた装備品を入手できる。
先に進むと雪原の中にピラミッドがあり、中に入ると「召喚モンスター」の「ヘルデーモン」「ヘルブラック」「ヘルエフェックス」と連戦。しかし3体とも終始じっとしており無抵抗で、勝っても経験値や資金が得られない。
その先では「ランマル」と戦闘。勝利すると「ジェダルークパス」を入手。そこで敗れたランマルもまた「思い出の塔」でシトネと約束を交わしていたことが判明。それがシトネの理想を叶えるというものだった。
その先では「ランマル」と戦闘。勝利すると「ジェダルークパス」を入手。そこで敗れたランマルもまた「思い出の塔」でシトネと約束を交わしていたことが判明。それがシトネの理想を叶えるというものだった。
さらに進むと「アイスキマイラ」「アイスウォーリア」「アイスヒドラ」と連戦。これらのモンスターは攻撃してくるもののダメージは1だけで、やはり倒しても何も得られない。
その先に待つシトネ・ジェダルークと戦闘して勝利すると、「7話『すべてを越えて 伝わる気持ち』」が開始。仲間たちはみな自分の国に帰ったというナレーションが入り、エピローグへ。
外部リンク
- 【SFC】他人の作ったRPGツクールをやってみた 107【実況】 - ニコニコ動画
- 用語集107~117.5 - 「他人の作ったRPGツクールをやってみた」まとめ - アットウィキ
- ENDLESS EMOTION - 幻戦 -とは (エンドレスエモーションゲンセンとは) 単語記事 - ニコニコ大百科
関連項目
- 他人の作ったRPGツクールをやってみた
- ドラゴンクエスト ダイのだいぼうけん - 前の作品。
- こけ死デンセツ - 次の作品。