セレンファーレン皇国
イメージカラー:ブルー
首都 セント=サフィリア
祭政一致の荘厳な宗教国家。皇族は絶対的な存在として君臨している。
ストーリー開始時には皇と皇妃は亡くなっており、皇不在のまま数年間第一皇子リュゼと宰相のクロムが国を治めている。長い歴史と篤い信仰心を武器に、徹底した保守的外政を行い長く国を守っている。そのためしきたりや決まりが多い。
リュゼの人気は凄まじく国民のほぼ全員に熱烈に愛されている。第二皇子であるメアは存在自体は知られているものの、顔も見たことがない国民が多い。
※ただしかなり領土が広いため、地方にはリュゼのことも伝聞でしか知らない国民もいる。歴史も長く、文化的にも生活的にも成熟している。
メモ:宰相である立場のクロムが裁判や審問にも口を出しており、リュゼが肯定する彼が口にしたことは証拠もなく信じるなど、皇族がいうことは殆どそのまま受け入れる(ストーリー上仕方ないとは言える)
サフィリア城
サフィリア城は美しく広大で、いくつかの棟に分かれているようである。
中庭にはリュゼが命じた白薔薇も植えてあり、たまに白ウサギが迷い込む。礼拝堂も敷地内にある。しきたりにより城の従者は男性のみ(血の約による陰謀や事故を防ぐため)で、白と青を基調とした服に青い帽子の制服がある。出入りの業者や配達も男性のみしか城に入れない。
城の内部には、皇家の者しか知らない抜け道が各所にある。城の外から内部に侵入、または出ることも可能。壁に細工されているようである。
皇家のしきたり
皇になるのは神の血とも言われている皇家の血筋のみとされる。『皇家の印』と呼ばれるものがあり、持つ者は『神の子』と呼ばれ信仰の対象とされる。直近ではリュゼとリュゼの母親がそれに当たる。皇家の印とは、リュゼの場合うなじにある星型の痣。普通にしていると見えないが、感情が高ぶると浮き上がる。クロムといる時のリュゼは感情を動かさなかったので彼は気付かなかった。
メモ:侍従の『前皇には皇家の印がひとつも現れなかった』という台詞と、『前皇妃はあらゆる象徴を持って産まれた』という台詞から他にもある可能性はある。少なくともほくろではない。
メモ:前皇は直系の、前皇妃はの傍系の家系出身だった。
メモ:リュゼメア母は金髪ゆるふわだったのかな。
現在登場している皇族のしきたり
- 血の約(皇家の血を口にした異性と婚約、婚姻を結ばなくてはならない)
- 婚約の儀(婚約を交わした場合、成婚までにいくつか儀式を行わなくてはならない。つまりデート。作中では『交換日記をする』『二人でブランコに乗る』『婚約者の持ってきたお弁当をあーんして食べさせる』『二人でボートに乗る』『相合傘をする』などが登場したが、選択制なのでやりやすいものを選べる。すべて数人の見届け人が必要。一応すべてお互い信頼を築いていることを示すことが目的とされている。『皇家の者を呼び捨てにする』が最後の儀式。)
- 乾杯の際には特別な果実水を飲む(舞台版より)
市井の様子
首都セント=サフィリアは白い壁と青い屋根の建物が多く緑と水に囲まれている。作中では比較的近代的で洗練されており、学校も普通にある。
国内には海に面した港もあるが、首都からは遠い。観光地で温泉が有名なアッターミもセレンファーレン。ベーップという温泉地も名前がイベントで登場している。
信仰
信仰されているセント=フィリアは無性にして両性具有の神とされる。
メモ:現実には信仰と権力がリュゼに一点集中している。他の貴族も出てくるが全員がリュゼ派である。司祭などは特別な立場のようで、彼らが所属する教会?は城(含む皇家)とは独立した組織になっている様子。皇家の秘密事項に関しては双方でかなり厳密に守られているようである。
最終更新:2022年01月27日 14:03