イナコの王族
イナコ王
声 - 斧アツシ(アニメ)
イナコの王。アニの父。逆立った茶髪で部分的に白っぽくなっている。大柄で逞しい体型を持つ。ブルーの瞳で髭を蓄えている。
力仕事が得意で自ら城の修理も行う。イナコ城は王のDIYという噂もある。
政治に関しては得意でなく、王妃に任せている。しかしイナコの危機となれば国民を第一に考え、体を張って守る。
他国から潜入してきた王妃やテオの父をも迎え入れる器を持つ。その人柄から国民にも愛されている。
王妃とは今もなおラブラブで頻繁に新婚旅行(n回目)に出掛ける。実際は遠方の村に顔を出し、国民の様子を見に行っている。
メモ:昔からのイナコ王族の出自だと思われるが、彼の両親(アニの祖父母)や他の王族、貴族は登場していない。
メモ:国民はみな家族、とのこと。実際に小規模の国なので遠い血縁関係にある者は多いと思われる。
一人娘のアニのことは溺愛している。各ルートで王子たちと顔を合わせた時は、ナレクとは馬が合わなかった(各ルートで最終的にイナコで暮らすことになるメア、ヴィーノ、クロム、テオとは良好。リュゼとリオットは不明)
格闘も得意で得意技はドラゴンジャンピングアッパー。ニードロップなど蹴り技も得意。基本素手だが、ナイフや武器相手で引けをとらない。立ち絵では巨大な斧を背負っている。作中でも規格外の戦闘力を誇る。
イナコ王妃
声 - 能登麻美子(アニメ)
イナコの王妃。アニの母。ピンク色の髪を2つのお団子にまとめティアラを乗せている、ピンク〜ブルーのグラデーションの瞳(アニよりピンクが強く見える)、ピンクのアイシャドウ。それなりの年齢だと思われるが非常に若く見え美しい。
普段はおっとりした性格のんびりした口調、天然発言も多い。相手を「○○ちゃん」と呼ぶことが多い。
イナコの政治は王妃が務めており、弱小国家イナコが生き残っているのは王妃の手腕。クロムが探ってもイナコの内情は伝わって来ないなど裏で手を回している。
薬学に精通しており、効能の高い薬やお茶を作れる。が、凄まじく不味く積極的には飲みたがられない。これは薬に頼らないようにわざと不味く作っており、子供用はちゃんと味を工夫している。
イナコの危機には実の娘に他国のスパイをするように命じるなど、王族でも自ら動くように諭す。こういう時には真面目モードになることもある。
自らも新婚旅行と称して定期的に国内全土を見て回ってる。商売に関してもしっかりしており、これはアニに遺伝している。
出身はチャロアの一族。巫女姫として奉られ、実質は蛇毒の解毒薬で命を握られていた。子供の頃のクロムとはその際に顔見知りである。優秀だったためイナコに間諜として潜入中、亡命してイナコ王と結婚した。
ふくろうのチロちゃんを飼っており、しばしばアニのことをチロちゃんと呼ぶ。
- チロちゃんは伝書鳩のように手紙を届ける能力もある
- アニの髪は父譲り、瞳は母譲りと思われる。
- アニにも王妃にも足の裏に3つ並んだほくろがある。チャロアの巫女姫の血族である。
- クロムルートでは、自らの逃亡を手助けしたクロムに薬を盛った飲み物を飲ませて逃亡した。彼はそれが原因で飲み物の味が感じなくなる(精神的外傷)。エピローグで再開した時には彼を置いて行ったことを謝っている。
イナコの国民
トムソンさん
カプレ村に住んでいる国民。老人だが元気。頻繁に個人名の出てくるキャラクター。
アニとテオ、イナコのことを昔から見守っており、生活の知恵を教えてくれた人。テオのアニへの気持ちも知っており応援している。今もなおクマを倒せる。
テオの父
テオの父。テオが子供の頃に妻と共に亡くなっている。
イナコ国唯一の騎士で凄く強い人だった。アニの記憶によれば、大きな体でテオと同じ色の髪(獅子と同じ色だそうだが、テオは獅子を見たことがない)。
エトリノ国出身で暗部部隊にいたが、任務でイナコ王の暗殺を命じられる。エトリノ人女性との子供、テオと共にイナコに渡るが、イナコ王に応戦され拳と蹴りで語り合った結果、暗部を裏切りイナコに亡命。
リリアとはイナコで知り合ったと思われる。暗部の追っ手にリリアを庇って殺される。テオの剣は父が暗部時代から使用していたものである。
リリア
テオの養母。イナコに来たテオの父と出会い、実の息子ではないテオを育てる。テオとは血が繋がっていないが、実の息子だと思っていた。夫の不在中に追ってきた暗部の刺客が家に訪ねてきたが、テオをかくれんぼと言い聞かせ隠れさせる。刺客に夫はいないと勇敢に立ちふさがったが、最期は戻って来た夫と共に殺される。
最終更新:2022年01月27日 14:58