イナコ国
アニ・イナコ(名前変更可)
主人公・庶民派お姫様
声 - 矢作紗友里 / 演 - 加藤ナナ(D×D×D MV)
誕生日 不明
身長 160cm(アニメ設定)
好きな食べ物:ジャガイモとチュリイモ
嫌いな食べ物:特になし
一人称「私」
弱小国家イナコの姫で、本作の主人公。
姫ではあるが、「王族が一番働くべき」という父親のポリシーのもと育っためたくましく現実的。
ウェーブの茶髪ボブで片側のサイドを編み込み、ピンクパープル~ブルーのグラデーションの瞳。刺繍入りのドレス・ケープやヘアバンドなど、イナコの民芸品を身に付けている。容姿に関しては素朴と言われることが多い。
本作のツッコミを担うが結構鈍感。ポジティブで頑張り屋、たくましく明るい性格である。しかし、悩んでいる時やイナコを奪われそうになった時は食べ物が喉を通らなくなるなど思い詰めることも。自分のことより他人のことを気に掛けてしまう性格で、突飛な行動をとってしまうこともある。誘拐された際も自力で逃げ出そうとする、敵に反撃するなど肝が座っているが、無茶とも思われて周りの人々を心配させることも。
各ルートで攻略対象や周りの人々を、その優しさ心の強さで心を開いたり、考え方を変えていく。
商売に関してもしっかりした金銭感覚と知識を持っており、キャラバンで自ら売り子もする。また、初対面の人物や言葉の通じない異国でも手探りながらコミュニケーションをとるなど社交性もある。空気を読んだり順応性も高い。
困っている人を見過ごせなかったり頼まれ事を断れないお人好しな面もあるが、嫌なものは嫌と言える性格。
王族だが進んで刺繍や農作業も行い、城の掃除や食事もなども自分達で用意している。特に食事を担当している描写が多く、他国でも自分で料理を作ったりしている。
他国ではある程度その国の意向に従うが、出来れば自分のことは自分でという姿勢である。むしろ暇であることにストレスを感じるタイプで、他国の城に逗留中も市街やキャラバンの様子を見に行ったりする。気軽に外出出来ない場合は仕事を手伝ったり、刺繍をしている(あとでキャラバンの売り物となる)。
森と山に入りながら育ったため身体能力や体力もあり、畑仕事で鍛えられている。足も速い。イナコを心から愛しており、他国でもほぼずっとイナコ製のドレスを着ている。
幼い頃は自分が王族であることを理解していなかったが、現在は姫であり国の代表であることを強く自覚している。自分より国民を貶されることが許せないなど国民思いで正義感の強い性格。
イナコの平和な助け合い精神の中で育ったため、ある程度交流のある人を比較的すぐに信用してしまう。暴力や人質などの非道な方法での問題解決には嫌悪感を感じている。
基本的な王族としての礼儀作法は備わっているが、他国の貴族と交流する際の上品な(堅苦しい)振る舞いや作法がやや苦手。
- 農作業中によく自作の歌を唄う。
- 足の裏に3つ並んだほくろがある。
- 王妃からはおへそだけは守るように小さい頃から言われている。
- 父譲りのドラゴンジャンピングアッパーを使える。
- (クマ相手に)投てきも出来る。テオのキャラソンによると弓矢も扱える。
- ナメクジやカタツムリなどのぬるぬるしたものが苦手。
- 王子がほぼ全員ボケなので、彼女がいないと成り立たないがたまにボケにも回る。
- 幼い頃は絵本に出てくるお姫様に憧れ、「お姫様になりたい」とテオと騎士ごっこをしていた。
テオ・コルトン (Teo Colton)
主人公命!世話焼きお兄ちゃん
声 - 前野智昭 / 演 - 橘りょう
誕生日 4/13
身長 174cm(アニメ設定)
好きな食べ物:豆を煮崩したもの、アニが作ったもの
嫌いな食べ物:特になし
一人称「俺」
イナコの騎士(実際は農作業がメイン)
主人公のアニとは幼馴染で、いつも気にかけてくれる兄的な存在。気にかけすぎてたまに暴走するが、アニに関すること以外は良識人。
茶髪で緑の目。そばかすあり、右手にブレス2本。緑を基調とした動きやすさを重視した身軽なスタイルで農作業も楽々!
ストーリー開始時のずっと前からアニに片思いしている。ストーリーによっては出番がかなり少ないが、アニのピンチには駆けつけ、仕方なくついでに王子たちにも協力してくれる。他の王子たちのルートでは「姫様が幸せなら……」とアニの幸せを願う。
基本は兄貴肌で常識人。現在はイナコ城に住み込んでおり、王族や国民とも良好な関係を築いている。国民達にはアニを好きなことがバレており、冷やかされたり見守られている。騒動に巻き込まれ不憫な目に遭うことも多いが、基本的にはイナコ人らしくお人好しである。
修理などを頼まれることも多く、祭の際にはアニと共に取り仕切るなど信頼されている。森での知識や簡単な料理も出来、生活力もあり頼りになる。畑仕事にも詳しく、特に肥やしにはこだわっている。イナコの騎士としてアニの外交に同席したり、言付けを届ける使者をすることもある。
アニにちょっかいをかける男性を「肥やしにする」「○○(剣など)の肥やしにする」の台詞が取り上げられる。作中では「俺は姫様の騎士だ」という台詞もかなり多い。
本人もイナコ国出身だと思い込んでいたが、テオルートにてエトリノ国出身であることが判明する。父親がエトリノの暗部という汚れ仕事を請け負う組織の一員だった。エトリノ人との子供でまだ幼かったテオを連れてイナコ王暗殺の任務に来たと思われる。その後父と共に亡命しイナコ人妻リリアと結婚してテオは二人を実の両親だと思って育つ。腰の剣は父の暗部時代からの愛用品であり、亡くなった時にテオに託された。テオの両親のことや出生のことは、イナコ王家をはじめ当時を知る者たちは最初から知っていた。
メモ:腰の剣は彼にとって騎士の証であり、父の形見。父が暗部時代から使っていたものだと後に知る。テオルートで剣の扱いが変わっていたのは、その剣がたくさんの人を始末し、誇りである騎士の証だけではないと知ってしまったからなのかもしれない。
メモ:シャーリから真実を聞き、回想では両親が死んだ日のことも割りと覚えていた。ショックのため考えないようにしていたのかもしれない。エトリノから父と共にイナコに渡った記憶はないらしい。
メモ:テオの父、子連れで任務……?
- アニの困っている気配や危機を感知出来る。周りには気のせいだと言われているがかなりの精度。これによってピンチに駆けつけてくれることも多々ある。
- 小さい頃はアニ呼びだったが、騎士になった時に姫様呼びに変えている。
- メインキャラではリオットの次にがっしりしている。
- 騎士を名乗るだけあり元々ある程度戦闘は出来ると思われていたが、テオルートを見る限りはかなり強い部類であると思われる。別のルートでは相手が大人数だったり、逃げることを優先していたりでそんなに強い描写がなかった。
- 父親は母親(リリア)を暴漢から庇って両方とも亡くなったと聞かされていた。実際は暗部を抜けた父の追手に殺された。彼も目撃はしていないが、その場にいた。リリアは義母であり実母はエトリノ人。
- アニとの年の差は3~4歳。
メモ:テオの両親が亡くなったのはアニが3歳頃なので、テオが6~7歳頃かと思われる。
メモ:ストーリー序盤でテオはイナコの王家に連なる血統で、王の祖母と姉妹?の血が繋がった先祖がいると王の台詞にある。アニも遠縁の親戚だと聞かされていた。実際はイナコの血が全く入っていないので、王の嘘か養母のリリアがそれに当たると思われる。
グリまる
自称グリフォン
声 - 斎藤彩夏 / 演 - 斎藤彩夏
誕生日 不明
身長 不明
好きな食べ物:愛情、ミルク
嫌いな食べ物:シュールストレーミング、カリカリ
一人称「グリまる」
イナコの神獣でまだ赤ちゃん。ストーリー序盤でイナコ王家に伝わる伝説の宝石っぽいものから生まれる。産まれた直後はグリりんと名乗っていたがアニに丸いのでグリまると名付けられる。グリフォンのフォンが発音出来なくてリンと言っているらしい。
生後すぐにも関わらず、人間の言葉を話したり宙に浮いたりキャラバンの店番もこなす。赤ちゃんとはいえある程度の知識や常識は備えている。語尾に「リン」がつく。
ピンク色の猫のようなたぬきのような見た目で背中には蝶っぽい羽が生えている。かなり丸く、お腹の部分はハート形に白くなっており、愛のパワーを貯めることが出来る。貯まるとハート部分がピンクになる。×の形のおへそもある。少なくてもパワーが出ないが、溜まり過ぎても消化不良になったり酔ったり爆発したりする。第一印象は大体『ブサイク』と言われる。アニはだんだん『ブサ可愛い』になった。
爆発や道具の転送など魔法は都合良く色々な種類が使えるが、大きな魔法を使うと暫く休む&再び愛のパワーを集める必要がある。イナコのあるパニギア大陸を離れると神獣パワーが落ちるので、グリまるの神獣パワーは土地に由来するもの。ただし、愛のパワーに関しては補充出来る。
サフィリア城やチャロアの里など、別の宗教(信仰心?)が強い場所には飛んで行きにくい。
どのルートでも連絡役やキャラバンの店番や御者も出来、色々な魔法でサポートしてくれるかなり頼れる存在。アニのペットと間違えられるがアニを守護する神獣で、友達である。
普段はアニが呼んだらこちらの位置を知らなくても魔法で飛んで来てくれるが、(ストーリー展開上)アニが拉致や監禁されている時は愛のパワー不足で来れないことが多い。ピンチに陥ったアニの奥の手でもある。まだ子供のため出来ることも限られている。大人になったらどんな奇跡の魔法も使えるようになるらしい。
メモ:伝説の宝石っぽいものは初代イナコ王が何か『すごいもの』から貰った。
メモ:因みに本来のグリフォンは、鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物である。
メモ:「愛のパワーでお腹いっぱい」と発言しているのでそれが力の源だが、人間の食べ物も食べられる。
- 飛んでくる時の音は表記『ひゅるるるる〜』だが、普通に飛んでいる時は虫のような羽音がする。
- ナレクからは「ブサイク」「まん丸いの」「まん丸ブサイク」と呼ばれている。ヴィーノからは「丸い子くん」と呼ばれている。他の人々からは丸い生き物やピンクの謎の生き物、姫のお付きなど。
- アニのことは単にアニかアニリンと呼ぶ。(名前を変更している場合も○○リン)CVの音声では仕様上「姫」「姫リン」と呼んでいる。
メモ:オスだと思われるがはっきりとはしていない。本人曰く『永遠の秘密リン』。一応、ヴィーノはグリまるのいる状態で「男しかいない」と言っていたり、アニが「えっグリまるって女の子だったの?(男の子だと思っていたのニュアンス)」と言っているが無性の可能性もある。何故か水着は女性用のビキニだった。
最終更新:2020年04月19日 23:37