ミリドニア王国

イメージカラー:レッド

首都 グルカオン

セレンファーレン皇国と勢力を二分する武力国家。
王は基本的に戦に出ているためほぼ国におらず、官僚達に政治を任せている。王自身も国内の政治に関しては関心がない。王妃は既に亡くなっている。
国土が大きくなると同時に貴族を政治に中枢から外していき、貴族は式典などの挨拶くらいで内政に参加していない。官僚に内政の実権を握っている。貴族の中には自らの政権復活を目指している一派もあり、水面下では反国王派など権力争いが繰り広げられる。

他国と戦争し領土を得ることで大国として成長しているが、国内での貧富の差が激しい。急速に国土を増やしているため生産性が追い付いていない。他国を戦争により吸収して国土としているため、各地で反乱も起こっている。

グルカオン城

首都グルカオンは石造りの建物が多く荘厳な雰囲気。王都は城壁で囲まれている。
グルカオン城は灰褐色の石造りで、要塞か砦のよう。場内は背景を見る限り赤を基調とされている。ナレクの『俺様の廊下』もある。

メモ:アニメ版の『俺様の廊下』は壁に肖像画が飾ってあるが、原作アプリの背景は天井にも肖像画がある

市井の様子

首都でも裏通りに入ると昼間でも人通りが少ない地域があり、強盗などが根城にしている。また外国人に言いがかりや難癖をつける輩もおり、完全に治安が良いとは言えない。市場で働く庶民の識字率はそれほど高くないようなので教育を受けずに働いてる層もいると思われる。

メモ:ナレクの紙吹雪の占い効果により字を勉強する国民が増え結果的に識字率アップに繋がっている。

貴族社会

家柄や爵位を重視する傾向が見られ、サロンやパーティーなどの社交の場が多く利用されている。ストーリー序盤の時点では、前述のように貴族たちは仕事をしておらず実権を持っていない。僅かな仕事も賓客のもてなしや式典の挨拶である。このような形になったのは現王になってからであり、貴族の中には再び実権を取り戻そうとする一派も存在する。
貴族の女性はドレスも装飾の多い豪華なものを好んでおり、全体的に派手な印象。毒殺や暗殺などが横行し、派閥化や権力争いが起こっている。

国王直属騎士団

リオット達の所属する騎士団は国王直属であり、国王の命のみで動く。騎士団は城内に詰め所や演習場を持っている。騎士団員は全員貴族階級である。次男や三男の家督を継がない者が多い。通常は準騎士から試験を経て正騎士になる。団長には個別の紋章がそれぞれある。

第一騎士団 団長:リオット(王都の守りが任務)
第二騎士団 団長:ミハルト(主に国外での任務)
第三騎士団 団長:カルボ(主に国外での任務)

3騎士団が王都に揃うことは滅多にないが、その際には合同演習と称して秘密の騎士団合同大練武祭が行われることもある。内容は運動会。私闘は厳禁のため、ミハルトとリオットの決闘を隠すためである。冬期訓練や夏期訓練の合宿が行われることも。

メモ:騎士団では単位『リオット』が採用されている(リオットの通常の全力を10とする。剣力と走る速さに該当する)※ネタカ

国所属の兵士とは別の扱いをされている。兵士は首都の警備をする役目。貴族は騎士、庶民は兵士となる決まり。兵士は他国の軍相手に立ち回れる程の戦力を持っていない。

信仰

信仰は戦を司る男神とされている。
他国より宗教上の風習の描写は少なく、国民の愛国心も他国よりは薄い感じがする。前述の理由から新しい国民が多く国の歴史自体を知らないことも関係すると思われる。

メモ:ヴィーノはモノローグで『神を信じていない(要約)』という台詞もある。
最終更新:2019年05月27日 09:56