「無能な」イツカ(むのうなイツカ)
■色
緑
■弱点
赤
■属性
【運命】【欲望】
■ステータス
攻撃:1 防御:17 反応:0 懐郷:8
■アビリティ
《頑強》
Ever Every Eve(いつか、あらゆる前夜祭)
タイミング:カウンター(自身が敵の通常のアタックによって戦闘不能になったとき)
効果:このラウンドにキャラクターが味方のスタメンに追加されていない場合、発動する。味方の行動順が最も遅い位置に、自身と色・弱点・属性・アビリティが同じで「攻撃:2 防御:2 反応:2 FS:2」の『流離するルルワの稀種』を追加する。
発動率:90%
能力原理
運命の分岐を受容しない能力。
自身の死を起点に起こり得る様々な可能性を摘み取る。
逆説的に彼女に死が迫る以前は豊かな未来の胤が存在していたこととなり、その一つが産み落とされ、培われていたこととする。
(要するに、本来の歴史現象に関係なく無数の子孫末裔を残し、その存続を固定する能力。)
子孫の1人ぐらいは未来の死者の1人として戦ってくれるかもしれない。
キャラクター説明
性に乱れた英雄達の1人。
魔人能力を持たない女学生であり、歴史に残る麻薬事件の罹災者でもある。
薬物の後遺症治療のため通っていたクリニックにて、医者と殺人鬼のダブルワーカーに命を弄ばれた。
本来の歴史においては彼女もその仲間達も考えられる限り特に悲惨な形で死亡。
悲劇は悲劇のまま幕を下ろした。
死律楽園にでは様々な要因から「魔人」として生成される。
身体の奥底に残されていた魔人由来の諸成分が影響したとのこと。
覚醒した能力は一種の過去改変。
しかし改めて自身が死亡することが発動条件である上に、悲惨な過去をなかったことにするものではない。
それでも、死律楽園において存在強度を増し続けることができれば、あるいは。
絶望に流されつつも、わずかな可能性を切望している。
最終更新:2024年10月23日 20:13