第三章
ハピネスと同じく「自我持ち」の従者で
アルトラント出身の魔導師。
ネクロマンシーの術に長けており
セントラルの民を死霊を使い蘇らせ
欠片の従者として使役している。
ハピネスを「教授」と呼び狂信的に支持し
森の神を欠片の従者にする際に
ハピネスに変わり暗躍した張本人。
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最終章
ヒエロニムスが
星の欠片の力と魔術を使い変貌した姿。
ハピネスの「
核との融合」を達成するために、三大陸の前に立ちはだかる。
~略歴~
三塔計画が進められる中、
星の灯台にて初めて姿を現す。
欠片の従者を率いて星の灯台と
イロンデルを襲撃し、
中途からハピネスと共にグランミリオンと戦った。
(⇒『
星と幸福の狂信者』)
この戦いで星の灯台が破壊される。
最終決戦となったセントラル上陸作戦では
両腕の替わりに鳥のような翼を持つ姿に変貌し、
欠片の塔中層部にて三大陸の前に立ちはだかった。
■
語源はラテン語のHieronymus
エウセビウス・ソポロニウス・ヒエロニムスは古代ローマ帝国末期のキリスト教神学者。
聖人。聖ヒエロニムス。聖書のラテン語訳版を著したことで有名。
アルブレヒト・デューラー(⇒『
アルブレヒト』)の版画に登場することから
この聖ヒエロニムスがモデルかと思われるが、もう一人候補がいる。
アルブレヒトと同じく画家のヒエロニムス・ボスである。
ヒエロニムス・ボスはルネサンス期のネーデルラントの画家。
聖書を題材とした作品が多いが、描かれる世界観はどこか異様な雰囲気を醸し出している。
残念ながら16世紀の宗教改革運動により作品のほとんどが失われた。
PFⅣのヒエロニムスのような鳥頭人身を描いたものもあり、というか
獣頭人身をはじめとする奇々怪々な存在が闊歩する狂気満載の地獄絵図が有名である。
とはいえその光景は凄惨であるかといえばそうでもなく、どこか寓話的であり、
ハピネスの狂信者である反面、ユーモラスな外観のヒエロニムスのモデルとしては
こちらのヒエロニムスさんのほうが有力そうである。
余談だが、ヒエロニムス・ボス氏の作品の中に
七つの大罪を描いたものがある。
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最終更新:2013年12月17日 11:03