グランドリン三大陸北部に位置する大陸。
アルトラントを支配していた魔王が三大陸の支配を求め
大陸戦争を引き起こした歴史を持つ。
魔王の子孫の一人、女王「
シルマリア」が治める首都
グラゼヴォ・モルを中心に
東に同じく子孫の一人である「
バルバラ」の治める極寒の国
ヴァイスブルク
西に百竜王「
ハンドレッド」が治める竜王国ドランバニアが存在する。
主に魔族とよばれるグランドリン最古の種族が最も多く
過去の戦争で激減してしまった竜達が共存している。
鉱石やエネルギー資源発掘の盛んな地であり、この地だけの希少な鉱石なども存在する。
大陸戦争終結から時が経ち、各大陸との関わりや交易は行われているが
過去のしがらみから閉鎖的意識が残っている民は多く
他大陸にもアルトラントの民に対して同様の感情を持つものも少なくない。
中央国
セントラルが、原因不明の異変にて滅んだとの報告が
アルトラントの女王シルマリアの元に入る。
魔族の中でも若年の長であるシルマリアは、今回の事件を重大な使命と感じ
過去の一族が残した負の遺産を清算する為、各大陸との協力に動いたのであった。
■地名■
■人名■
~略歴~
シルマリアより四代前の魔王の時代に
大陸戦争を引き起こす。
その際、使役していた
ジャック・ゲイルが契約術者を殺害したため
アルトラントは大混乱に陥るも、マグニ火山に封印することに成功する。
その後100年の間に内乱と病で王が二代に続き没し、シルマリアが王位を継承する。
アルトラント東部ヴァイスブルクは氷柱の森に
星の欠片が落下する。
女王バルバラは調査団を派遣するも犠牲を増やし、
ザッハの薦めによりシルマリアへの協力を要請する。
(⇒『
白銀吹雪の森へ』)
これにより落下してきた星の欠片は全て破壊された。
ザンクトリアの
死者の遺跡(⇒『
『黄金王の号令』)で目撃された
ハピネスが
アルトラント西部ドランバニアはマグニ火山に封印されていたジャック・ゲイルを開放し、
星の欠片の力を与えてアルトラント襲撃を命じる。
(⇒『
百竜王の角笛』)
途中ヴァイスブルクからの増援もあり、ドランバニア首都サウルの防衛に成功、
ジャック・ゲイルとハピネスは姿を消した。
ジャック・ゲイルは炎に焼かれ消滅したと思われていたが、
ヴァイスブルクの騎士ブラウの身体を乗っ取り、
ブラウ・ジャックとなって
アルトラント首都グラゼヴォ・モル侵攻を開始する。
同時に
三塔計画の要、月の灯台にも
セントラルから
欠片の従者が上陸する。
(⇒『
いにしえの剣の下に』)
この戦いに敗北し、ブラウが死亡し、ジャック・ゲイルは撤退。
そして月の灯台は破壊されてしまう。
最終決戦となったセントラル上陸作戦では、
セントラル中心部
欠片の塔にある星の欠片の
核を破壊するべく
グランミリオン、ザンクトリア両大陸と共に戦った。
(⇒『
星薙の守人』)
星の欠片の事件の後、他の大陸との協力の下、セントラルの復興に協力する。
シルマリア女王は国を治めることに従事し、一族は数代に亘りアルトラントを守り続けた。
欠片との戦い以後、先代のような争いの時代は、一族が衰退するその時まで訪れる事は無かった。
■
語源はドイツ語のAlt(古い)Land(国)
最終章結果報告より、
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最終更新:2013年10月31日 16:16