「おのれ東方不敗! 人の命をなんだと思っているんだ! 許ぜん!」
南光太郎は、激しく怒っていた。正義感の強い彼が、こんな殺し合いなど許せるはずがない。
なんとしてでも、殺し合いを止めてみせる。彼は心に強くそう誓っていた。
なんとしてでも、殺し合いを止めてみせる。彼は心に強くそう誓っていた。
さて、現在光太郎がいるのは役場である。当然のことながら、人の気配は全くない。
しかし放置されてからそう時間は経っていないらしく、内部は整ったままだった。
しかし放置されてからそう時間は経っていないらしく、内部は整ったままだった。
「よし、放送設備は生きているな……」
光太郎が向かったのは、放送室。ここから、会場全体へ向けての放送を行うことができる。
『みんな、聞いてくれ! クラスメイト同士で殺し合うなんて、絶対に間違っている!
俺は東方不敗に、政府に従うことは絶対にしない! 必ず、このプログラムをぶち壊してみせる!
だからみんなも、殺し合うのはやめてくれ!』
俺は東方不敗に、政府に従うことは絶対にしない! 必ず、このプログラムをぶち壊してみせる!
だからみんなも、殺し合うのはやめてくれ!』
光太郎の言葉が、会場に向けて発信される。それが何を意味するかは、まだわからない。
【34番 南光太郎】
【学年】高1
【状態】健康
【所持品】冷凍マグロ
【能力】知力:C 体力:S 歌唱力:E
【学年】高1
【状態】健康
【所持品】冷凍マグロ
【能力】知力:C 体力:S 歌唱力:E
【34番 南光太郎】
Former
初登場!