【ディケイドの物語】
【オリジナルの電王の物語】
かつて大企業「鹿山グループ」の社員であったが解雇され、現在は失業者となった男「増田明男」が思い描いたイソップ童話「バッタをとる子供とサソリ」からサソリをイメージし、現世に誕生した。明男の「鷹山の家から金をムシリ取りたい」という契約を結び、身代金を頂くきっかけを作るために鷹山亭の婦人「鷹山栞」を誘拐しようと暗躍する。斧と左腕のハサミを武器にし、そのハサミから破壊光弾を発射することが可能である。更にハサミから振動派を発することで強大な地震を引き起こす特殊能力を保有している。
栞を誘拐しようと鹿山亭に乗り込んで彼女をどこかの川原へと連れ込んだが、それを追ってきた気がかなり悪い青年「野上良太郎」に憑依した「桃太郎」から赤鬼をイメージして誕生したイマジン「
モモタロス」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダー電王 ソードフォーム」と戦闘になる。しかし、その戦闘で栞を手放してしまったために、一時撤退する。
同日夕方、再び鹿島亭に乗り込んで栞を気絶させ誘拐しようとするが、良太郎に憑依した「白鳥の泉」から白鳥をイメージして誕生したイマジン「
ジーク」が変身する仮面ライダー「仮面ライダー電王 ウイングフォーム」と戦闘になる。ウイングフォームの実力に圧倒されたがジークが体調不良だったため、何とか栞を誘拐することに成功する。
その後、無事に契約が完了されて昭男が最も印象に残った時間「2002年2月22日」に時空を超えて飛び、上記の特殊能力によって街中で地震を引き起こし、強大な破壊活動を行った。だが、それを追ってやってきた良太郎に憑依した「浦島太郎」からカメをイメージして誕生した「
ウラタロス」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダー電王 ロッドフォーム」と街中で戦闘を行なう。次はウラタロスに代わり「金太郎」からクマをイメージして誕生した「
キンタロス」が良太郎に憑依した姿で変身する「
仮面ライダー電王 アックスフォーム」と戦闘になるが、アックスフォームの使用する
必殺技「ダイナミックチョップ」の前には手も足も出ず、撃破された。
第49話ではイマジンを率いる黒幕・特異点の青年「カイ」の力で複数の個体が無数のイマジン達と共に出現したが、カイが思い描く「死神使い」から死神をイメージして誕生したイマジン「デスイマジン」がソードフォームの必殺技「
エクストリームスラッシュ・ファイナルバージョン」を受け、撃破された為、全ての個体がカイや他のイマジン共々消滅した。
劇場版第3作「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」では幽霊列車を操る謎の男「死郎」が変身する「仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォーム」の力で複数の個体が無数のイマジンと共に復活した。
武器の斧は
ティターンの戦斧の色替え。
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最終更新:2011年03月06日 22:21