【ディケイドの物語】
【オリジナルの龍騎の物語】
イモリ型のミラーモンスター。身軽な身体能力を持ち、壁に張り付いたり、口からの粘液で生成されたロープで空中移動を行なうなどのトリッキーな戦法を好むモンスターである。また、巨大な十字手裏剣を武器にしており、十字手裏剣を投げることによって射撃型の武器としても使用可能になる。鳴き声は「キィヤァー」。
当初は路上で
ミラーワールドから女性の歩行者を捕食しようとするが、ネットニュース配信会社「OREジャーナル」に所属している見習い記者「城戸真司」と占い師「手塚海之」にそれを阻まれたため、ミラーワールドへと逃走する。それがきっかけで真司が変身する仮面ライダー「
仮面ライダー龍騎」、手塚が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーライア」とミラーワールド内の高層ビルの屋上で戦闘を行なうこととなった。
戦闘では壁に張り付くなどの戦法で2人の攻撃をかわしつつ確実に攻撃を命中させていったが、龍騎がライアを踏み台にして強力な一撃を加えたために壁から転落してしまう。そして龍騎の
アドベントカード「ストライクベント」で召喚されたドラグクローとライアが
アドベントカード「コピーベント」でドラグクローをコピーした二人の必殺技「昇竜突破(ドラグクロー・ファイヤー)」が命中しそうだったので、一時身を引くこととなった。
その後はとあるレストランにいる客を捕食しようと狙っていたが、またもや真司が変身した龍騎に阻まれミラーワールド内のレストランで再戦となる。龍騎を十字手裏剣で翻弄するものの、突如現れた明林大学に所属する学生であり天才ゲーマー、裏側ではハッカーを行なっている青年「芝浦淳」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーガイ」の攻撃を受け、レストランから追い出されてしまったために戦闘は高層ビルの外にある階段で行なわれることとなった。
階段での戦闘では龍騎のソードベント「ドラグセイバー」の猛攻を受けて弱りきっていたところを、最期は龍騎の
ファイナルベント「ドラゴンライダーキック」を直撃し、爆発した。
「龍騎VS仮面ライダーアギト」では謎の異世界「ミラクルワールド」が作り出した幻影「悪のバーニングフォーム」の部下として他のモンスターと共に登場。
真司が変身する龍騎、恋人を救うためにライダーバトルに参加した青年「秋山蓮」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーナイト」、弁護士「北岡秀一」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーゾルダ」、脱獄犯「浅倉威」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダー王蛇」、そして
仮面ライダーアギトの合計5人の仮面ライダーを迎え撃つ。
しかし、最期はゾルダの使用するファイナルベント「
エンドオブワールド」を他のモンスターと共に直撃し、撃破された。
なお、海外版龍騎である「Kamen Rider Dragon Knight」においては、そのコミカルな動きが受けて敵戦闘員「ニュート・モンスター」「ミニオンズ」役に抜擢。こちらでは誘拐のみで食人はない。それによってスーツが複数再製作されたために、ディケイドおよび超・電王&ディケイドにも登場したと言う経緯がある。
本編で使用されたスーツはクラゲのミラーモンスター「ブロバジェル」に改造されている。
【関連するページ】
最終更新:2023年10月27日 22:14