ガルレオン同盟

大陸の西端にある、9つの都市による連合国家。ガルレォーク市が盟主を務めている。
ガルレォーク市を始めとする3つの都市は商人達の合議で運営されるが、他の6つの都市は王国となっている。

いずれの都市も海上貿易によって非常に繁栄しており、裕福な人々が多い。*1

ガルレオン同盟の国々は、ガルレオン神の名の下に交わした盟約により結びついている。盟約は、奴隷契約などよりも遥かに強制力が高く、都市核を支配する王や領主にも解除できない。盟約を破った場合、国民全てが免罪不能な「背信」の罪を負ってしまう。*2

ガルレォーク市

四方を海と川に囲まれた水上都市で、市内にはゴンドラが浮かんだ運河があり、なんとなくベネツィアに雰囲気が似ている。『西の宝石』と呼ばれている。
都市を囲むように、ガルレオンの聖印を刻んだ魔物避けの石塔があり、その石塔の内側の海域では貝や魚類の養殖が盛んに行われている。魔物の寄ってこない海は、魚や貝にとっても楽園らしく、レーダーに映る魚影も濃い。
土地が狭いせいか、市内の建物は三階建ての集合住宅が多く、通りに面したベランダには、色とりどりの美しい花が飾られていた。家々もカラフルで散歩していて飽きがこない。路肩や家々には花が飾られ、路地では音楽を奏で歌を楽しむ人達に溢れている。
この都市は他国に比べて奴隷が多い。都市外縁部の筏を繋いで作られた不法居住区の住民達は貧困を極めているようだ。
都市の中央付近に、巨大なガルレオン神殿が見える。サニア王国にあった豪奢なヘラルオン神殿と違い、質実剛健そうな雰囲気の外観だ。
地元民に「ジョンの酒」と呼ばれているビールが売っている。


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最終更新:2018年03月19日 20:51

*1 web版16-25.

*2 web版16-26.