21ある州のうち、半数以上にカガクが普及している。
鎖国政策をとっていて、デジマ島のみが外国と交易している。不法入国は重罪で、子連れでも皆殺しにされる。。
皇帝によって、『不合理な神への信仰を捨て、臣民に富と幸福を与えた皇帝を崇めろ』という政策が推し進められており、棄教しない者は「教区」と呼ばれる領地に送られる。また、「神託」
スキルは「災厄の芽」と呼ばれて存在自体が罪として扱われる。発覚した場合は幼子であっても処刑される。
この世界における
神の禁忌を犯したことで天罰を受け、web版15章でテジマ島と外縁の教区以外は壊滅し、大陸の地図から姿を消した。
教区
イタチ帝国の外縁にあり、9つに分かれている。
棄教政策に従わなかった者が送られる、一種の流刑地のような領地。
街道が繋がっているのは『教区』だけで、捨てられた者同士のみが交流を許されている。
帝都
イタチ帝国の首都。人口は30万人を超える。最多を誇るのはイタチ人族ではなくネズミ人族とウサギ人族の2種族で、イタチ人族は第3位。人族もいるがその割合はあまり高くない。
林立する摩天楼とその中央に偉容を誇る巨大なドーム型の皇帝の城が存在する。
ぶれいんず
皇帝直属のカガクの研究機関。
転生者が多数在籍している。
そこからもたらされた知識で帝都の医療機関はここ10年ほどで飛躍的に進歩した。
本拠地は帝都内の、研究所かビジネスビルのような外観の面白みのない直方体の建物。
カガク
科学のこと。イタチ帝国はカガクを始めて10年を経過しており、「煙車」と呼ばれ 蒸気機関車や、「特車」と呼ばれる戦車、活版印刷による新聞が存在している。
神の禁忌への対策として、禁忌に触れぬかは謀反者達に作らせた傀儡国家に行わせて、禁忌にならない事を確認してから帝国に持ち込んでいる。
歴史
イタチ皇帝が一代で築いた国家。
元は鼬人族が暮らす寒村だったが、後の
イタチ皇帝が
ルモォーク王国の遺跡からネジと呼ばれる魔物を操る古代の秘宝を手に入れ、ゴーレムを操れるようになって力を付けた。周辺の諸国から同族を集め、さらには困窮する鼠人族や狐人族を糾合し、国家と呼べる存在へと発展した。
更に、黒衣の軍師と呼ばれる
トウヤが加わり、その知恵と戦略で、東方三大国家だった獅子人、虎人、蜥蜴人の国々を併呑することで、帝国と呼ばれるほどに成長した。
人物
最終更新:2018年09月17日 08:57