概要
ルルの母方の曽祖父。故人のために作中には登場しない。
ルルの黒髪は曽祖父由来ということで作中に苗字だけ出ていたキャラ。
WEB版では「勇者ワタリ」という名前が一言出ていただけだが、書籍版で細かく描かれた。
WEB版
- ルルの曽祖父は日本人。
- この世界にくるには転移と転生の2つの方法がある
- 異世界転生の場合は必ず赤ん坊となる
- 異世界転移は服とか容姿はそのまま
- 勇者召喚(として異世界転移)が出来るのはサガ帝国のみ。
作中で特に明言されてなかったが、これらの情報をまとめると日本人であった以上、ルルの曽祖父は
サガ帝国の勇者であったことになる。
なお、その後
ルモォーク王国の
ユリコによる異世界転移が発覚したので、日本人というだけでは勇者と断言出来なくなっていった。
6章にて
サトゥーが士爵に叙爵する際に、家名を決める必要ができた。その際にルルから、「遠い遠い国にいた曽祖父が使っていた家名」としてワタリの名前が出る。
クボォーク王国では貴族以外は家名を名乗ってはならず、ルルの家に伝わるだけで実際には利用されていないので使ってほしいと。
この時点ではルルの母方の先祖の姓がワタリであるという情報だけだった。
その後、13章で
ユイカ3号が「120年前に日本料理を教えてくれた勇者ワタリが生きていれば」との発言がある。その時点では
サトゥーもルルの曽祖父か?と疑問に思うだけだった。
WEB版でのルルの祖父についての記載は以上で終わり、(多分勇者なんだろうけど)勇者と断定出来るまでの確信的な表記はされなかった。
書籍版
web版とは同一世界ではないが、書籍版7巻にて、サガ帝国に召喚された勇者ワタリのことを述べており、
勇者であり、
異世界召喚者であったことが判明。
明確にサガ帝国の歴代勇者の中の一人と認定された。
勇者時代に、どのような魔王と戦ったのかとかパーティーなどの詳細は不明。
魔王討伐後に日本に帰らず、こちらの世界に骨を埋め家庭を持った模様。
24巻では、
ティアから、「勇者ワタリも故郷に身重の奥さんがいるのにミミと子供を作った(からサトゥーもロロを娶れ)」との発言がある。
ミミという名前はここにしか出てこないが、世代的にロロの曾祖母にあたるものと思われる。
また、29巻でサガ帝国を訪れた際に、
勇者の迷宮?外周にある歴代勇者の像中に勇者ワタリの像も存在。
解説役のお姉さんの説明と像を見たサトゥー、
アリサの感想を合わせると下記のようになる
- 魔王討伐後もこちらの世界に残り、色々な国で世直しや人助けをした逸話がある。
- 像は傾国といえるほどの美丈夫
- 子だくさんで有名。
- 色々な国で、勇者ワタリの子孫がいる
最終更新:2024年12月15日 08:32