ハウザー・フォン・シュタイエルマルク(宇宙暦707年 - 宇宙歴767年以降 )は銀河帝国の軍人。原作
登場人物である。
1 外見
青灰色の沈着そうな瞳と痩せ型の体を持つ。
2 略歴
宇宙歴745年時点で宇宙軍中将。およそ一個艦隊を率いて
第二次ティアマト会戦に参戦。会戦前半には
ウォリス・ウォーリック率いる同盟軍
第五艦隊に痛撃を与え、後半の膠着状態ではカルテルホルン艦隊の後退を援護、最終盤「軍務省にとって涙すべき四〇分」中も自己の艦隊を掌握し味方の撤退を支援し続けた。
宇宙歴751年に起きた
クリストフ・フォン・ミヒャールゼン中将暗殺事件当日にミヒャールゼンに面会した唯一の人物。
宇宙歴767年、宇宙軍上級大将、軍務省次官で退役する。
宇宙歴796年には
ヤン・ウェンリー同盟宇宙軍大佐が帝国軍の名将として彼の名を挙げている。『帝国軍の高級士官は戦場を武勲の立てどころとしか考えていない。同僚と協調する気もなければ、部下をいたわる気もない』という言葉を残したことで知られている。
3 性格
スマートでありながら気骨ある良識派の軍人であった。それゆえに軍内部で孤立し、人格面、能力面の双方で高い評価を受けながらも元帥昇進も帝国軍三長官就任も果たせ無かった。
最終更新:2017年10月21日 18:38