ベーネミュンデ派とはゴールデンバウム朝銀河帝国皇帝の皇帝フリードリヒ四世の寵姫ベーネミュンデ侯爵夫人を中心とする銀河帝国内の派閥。

概略

 ベーネミュンデ侯爵夫人との人間関係を基盤とする派閥である。
 宇宙歴780年代前半、皇帝フリードリヒ四世の寵愛を独占した侯爵夫人は絶大な権力を手にし、周囲には彼女を皇后に擁立しようとする勢力が集まった。フリードリヒ帝と皇后マルガレーテは不仲であったことから、侯爵夫人が皇后の座を手にする可能性は十分にあった。しかし、侯爵夫人は四度妊娠するも、すべて死産に終わった。
 宇宙歴786年、マルガレーテ皇后は逝去するものの、新たに寵姫にとして後宮に入ったグリューネワルト伯爵夫人に皇帝の寵愛は移ってしまう。

 皇帝の寵愛厚いベーネミュンデ侯爵夫人を後ろ盾としていたベーネミュンデ派の貴族たちはたちまち追い落とされ、四散してしまった。

構成員

  • 領袖
ベーネミュンデ侯爵夫人

マティアス・フォン・ファルストロング伯爵 グレーザー医師
※作中で登場するネームド構成員は少ないが、かつては誰もがかしづく大派閥であった。
最終更新:2018年02月17日 13:26