ラビアナ事件 - エル・ファシルの逃亡者@ ウィキ

ラビアナ事件とはラグナロック戦役後の自由惑星同盟で発生した新移民による暴行事件。

概要

　宇宙歴800年8月頃、若い帝国人移民がラビアナ市の地下鉄で身体障害のある女性に暴力を振るい、全治二週間の重傷を負わせた。逮捕された容疑者は身体障碍者が優先席に座ることが許せず犯行に及んだと自白した。同盟世論は新移民からルドルフ的価値観が消えていないことに驚き、移民排斥の機運が高まる。

　また、この事件はラグナロック戦役中から移民導入に積極的だったホワン・ルイ最高評議会議長へのダメージとなった。ホワン議長では来年の選挙を戦えないとの声が高まり、ホワン政権退陣へとつながる。（73話）