ロスト・コロニーとはかつてサジタリウス腕に存在した銀河連邦の植民星の後裔の総称。

概略

 オリオン腕においてゴールデンバウム朝銀河帝国が成立した後も、その存在を知られることもなく独自の歴史を歩んできた。このため、銀河帝国ではルドルフ帝によって失われた銀河連邦の遺産を保存してきた。作中ではメンタルケアの概念がその一例として挙げられている。(40話)
 サジタリウス腕に散在し、群雄割拠の状況にあったようである。ロスト・コロニー全体を統治する政権は存在しなかった。ロフォーテン星系を盟主とする旧銀河連邦のロストコロニー八星系連合(七十七話)、宇宙歴538年までマッカラン家の統治下にあったリューカス・ハルモニア帝国(120話)などの国家が存在した。

 アーレ・ハイネセン系の長征グループとは必ずしも友好的な関係ではなく、せめぎあいが続けられた。(54話)しかし、最終的には自由惑星同盟に加盟したようである。

最終更新:2019年07月28日 13:24